なぜ人付き合いが苦手な私がセミナー講師をしているのか

人間関係構築コーチの美月さゆです。

わたしはずっと、人とうまく関われないことで悩んできました。
人に嫌われることを極端に恐れていて、嫌われないように人に合わせてばかりいました。
外でのストレスはものすごく、とても疲れ、また、みんなから嫌われているような気がして人が怖かったし、人の目をひどく気にしていました。
コミュニケーションは当然苦手で、言いたいことは言えないし、心を開くことができませんでした。

今もやっぱり、コミュニケーションは苦手です(^^;

そんな人付き合いが苦手なわたしがなぜ、”人間関係構築コーチ”として、セミナー講師をしているのか、疑問を持つ方もいるかもしれません。
実際、コミュニケーションが苦手で人が怖いことを克服したいなら、コミュニケーションが得意で人が大好き!っていう人に相談した方が良いんじゃないの?って。
確かにそういう方のサポートがあれば心強いですよね。


じゃあ、わたしはなぜ、セミナー講師をしているのか。
今回はその点について書きます。

 

 

誰も見てくれなかった、子ども時代

まずは幼少期の話から・・・。

わたしの記憶では、子どものころに家の中で安心を感じたことはありません。お父さんとお母さんがわたしを見て微笑んでくれる…。ほんわかとした雰囲気…。
そんな日もあったのかもしれないけど、わたしの記憶では残念ながらありません。両親は、わたしが物心つく頃から不仲でしたから。
両親はよく夕食中に大声で喧嘩をしていました。 父の怒鳴り声にびくびくして、母の鳴き声にオロオロしていました。

「今日学校でこんなことがあったんだよ!」って話したいことがあっても父と母はわたしの方をあまり見てはくれませんでした。 

家族といても、独りぼっちでした。
ここにいるのに見てもらえない…まるで透明人間のようです。

みんなで食卓を囲んで、笑いながらご飯を食べたい。
美味しいねって、そう言って笑い合いたい。安心したい。
ここに居ていいんだ、生きていていいんだ、と感じたい。

ずっと、わたしという存在を認めてほしくて、わたしという存在を受け入れてくれる人を、場所を、求めていました。


でも実際には、人が怖くて、誰も信用できなくて、自分が嫌いで…。


アダルトチルドレン


わたしはアダルトチルドレンでした。大人になって、表面上は楽しそうにしていても、どこか虚しくて寂しくて。 一人でいても誰かといても落ち着かない。安心できない…。

アダルトチルドレンという言葉を知ったのは30歳を過ぎた頃でした。
人と関わることが怖くて生き辛い、その原因が少しずつわかってきました。
そして、本を夢中で読みました。なんとなく、楽になったような気がしてきたけれど、まだ無理をしていて、まだ焦っている…。そんな時に心理セラピストのあらたさんに出会い、心理療法を受け始めました。

 

幼少期から傷ついたままの心が癒されると…見えていた世界が変わっていきました。
真っ暗で寒くて深い闇の中で、一人、膝を抱えてうずくまっていた、何も見えない世界に、光がさしてきたのです。

あんなにもビクビクしていた他人との関りに、暖かさを感じるようになりました。
それはまるで広い草原にいて、陽だまりの中でのんびりとくつろいでいるような感覚です。


それについてはこちら↓で詳しく書いています。

愛する者の死を覚悟して気がついたこと
大切な人が死んでしまうかもしれない…。そのとき、あなたは何を想いますか?悲しみ、悔しさ、後悔、感謝…。 わたしは大切なペットの死を覚悟したときに、自分の中に愛があったこと、大好きな人がたくさんいること、自分がどれだけ愛されていたのか、を知りました。

みんなの心の中に陽だまりの種がある

真っ暗闇だった心に光が差し始めると、今までならやらずにいたこと、諦めていたことができるようになっていきました。

例えば、相手の目を見て挨拶をすることや、もっと話がしたいと思った人を自分からランチに誘うことや、自分の素直な気持ちを相手に伝えること…です。

これらは自分から他人にアクションを起こすということ。
それをすると、陽だまりを感じることができるんだ、と知りました。

そして、もともとわたしの心の中には、陽だまりを感じる”種”があったんだな、と思いました。今まではずっと心を閉ざしていたから種も育たなかったけれど、今は光が差し込んできたから、芽が出て少しずつ成長しているようです。


心理療法を受け、わたしの中に陽だまりが広がりはじめ…不安や不満だらけだった日常生活に、ゆったりとした”幸せ”を感じることが増えると、
今までのわたしのように真っ暗闇の中で一人ぼっちで膝を抱えて動けなくなっている人にも、陽だまりの種が心の中にあって、育てていくことができるということを知ってほしいと思うようになりました。
そして、一歩前に進むことができるような”何か”がしたい、と考えるようになりました。

それが、人付き合いが苦手なわたしがセミナーをしている理由です。



仲間とともに歩いていきたい

わたしが開校している「人付き合いを楽にするセミナー」のテキストも、心理セラピストのあらたさんに作っていただきました。

今も、人間関係で腹が立ったり、傷ついたり、もやもやしたり…そんなときはこのテキストにあるワークをします。 すると思考や感情が整理できて、自分がどうしたいのか、どうしたらいいのかが見えてきて、気持ちがすっと落ち着いていきます。

でも、長年積み重ねてきた考え方の癖や行動の癖は、直すのには時間がかかります。
疲れがたまってきた時などは、また心を閉ざして、自分の殻に閉じこもろうとしてしまうんです。そんなときに思うのは「仲間がいると良いなあ」ということです。

つらい出来事を「そうなんだね」ってうなずきながら聞いてくれる仲間がいたら…。

「ちっとも進歩してない気がする!やんなっちゃう!」って愚痴を言い合える仲間がいたら…。

「こんな時、こうしたら気持ちが楽になるよ」って知恵を出し合える仲間がいたら…。

「明日もがんばるかあー!」って前向きになれる仲間がいたら…。

なんだかんだ言いながら、希望を捨てずに前を向いて、また一歩前に歩いていけると思うから。
気持ちを分かり合える仲間と一緒に成長していきたい。それもまた、わたしがセミナーをしている理由のひとつです。

 

 

あなたの心に陽だまりを

わたしは今、平日は会社員として働いています。
かつては職場の人間関係に行き詰まりを感じると、すぐ仕事を辞めてしまいました。
お金を稼ぐために仕方なく働いていて、不平不満ばかりを口にしていました。

でも今は、自分を雇ってくださっている職場をもっと良くしていきたい、という想いがあります。生活の為ももちろんあるけれど、それだけが働く目的ではないという点は、自分の変化だなと思います

嫌なことがあったり、しんどいことがあったとき。自暴自棄になってもう無理だと、逃げてばかりいたのが今まで。 でも、今はこの苦しい状況にどう向き合っていくか、それこそ、講師業に役立つ貴重な経験なので、諦めないで踏ん張ってます(笑)


そんなわけで、どちらの仕事もわたしにとって大切ですが、セミナー講師は、心を閉ざしている方に陽だまりを広げていくこと、仲間と一緒に成長し続けることを志としています。



一人でも多くの方に、この想いが届き、陽だまりのあたたかさを感じられる日々がやってきますようにと願っています。

セミナーに興味を持ってくださった方は、こちらから詳細をご覧ください。

 


あなたの心に陽だまりを 
 人間関係構築コーチ 美月さゆ

コメント