はじめまして。このHPを運営しています、人間関係構築コーチ、みつきさゆと申します。
↑これは、約7年前に描いていただいた似顔絵です。
今の私は…
↑こんな感じです。よろしくどうぞ。(どんな感じだい。)
このHPでは、人付き合いが苦手で、そういう自分を嫌っていたり、周りに嫌いな人や苦手な人がたくさんいて、とにかく生きづらいし孤独・・・。 そんな方に読んでいただきたくて、ブログを書いています。また、セミナーや個別相談をしているのですが、
事の発端(?)は、私自身が人付き合いが苦手で、そういう自分が大嫌いで、とにかく生きづらくて孤独…だったのです。以下、そんな私のプロフィールです。
びくびく人見知りの幼少期
私は、幼い頃から人見知りが激しくて、引っ込み思案な子どもだったそうです。
母におんぶされている時に、知らない大人に話しかけられると、とたんに寝たふりをして一切聞こえないふりをしていたくらい、人見知りがひどかったという伝説が、みつき家で長く語り継がれています。(大げさ)
小学校の家庭訪問で、先生から言われることは決まっていました。
「お・と・な・し・い」
お・も・て・な・し とは違いますよ。
お・と・な・し・い です。
(うん、わかってる。)
ご近所さんからも、「さゆちゃん、おとなしいねえ~」と、しょっちゅう言わていました。
大人しいって言われると、本当にそのように、大人しくしていないといけない気がして、益々おとなしく、もじもじした内気な子どもだったと思います。
父親はとても怖い人でした。超短気で、どこがキレるポイントなのか分からない。わけのわからないことで怒られましたし、両親も不仲でしょっちゅう喧嘩をしていました。
私が成長するにつれ、両親の喧嘩は激しくなっていきました。
中学~大学そして摂食障害
居場所っていうものが、なかったんだな…と、今になって思います。
中学、高校と…その時は自分では”ふつう”だと思っていましたけど、心の安全基地っていうんですかね、安心できる場所が家にも、どこにもなかったんです。
友達もいたし、好きな人もいました。だけど…。
家の中はひんやりしていて、夕食時は、エスカレートしていく父親の怒鳴り声とか、母親の泣き声が響いて…さっさと食事をすませて自分の部屋に行っても、騒ぎは聞こえてくるし、喧嘩が終われば母親が私の部屋にきて、泣きながら父親の愚痴を言い続けるのが日常茶飯事でした。
高校卒業後、大学進学と同時に、念願の一人暮らしが始まりました。 しかし楽しい日々もつかの間…摂食障害になりました。
食べても食べても、止まらないんです。
こんな自分はやばい、恥ずかしい…。どうして…!
今まで自分は”ふつう”だと思っていたけど、そうではないらしい。
こんなことは誰にも言えない…! 友だちにも親にも…。
大学にも行けなくなりました。無気力で誰にも会えない、会いたくない…。ふさぎ込む日々です。
今みたいに、スマホはありません。パソコンもない。私は変だ、普通じゃないんだ。おかしいんだ…。
でもそこから先、どうしたらいいかがわかりません。手元にあるのは、病院を検索できるタウンページ。そして摂食障害の本1冊。
今みたいになんでも調べられる時代ではなかったので…誰にも言えない以上、10代の私に、一人で精神科に行く勇気はもちろんなく、アパートに閉じこもり、ひたすら食べ続け、こんな自分をひたすら責め続けていました。
大学にほとんど行けなくなって半年ほど経ったころ… 大学2年の進学時に母親にようやく打ち明けることができました。そうしていったん家に戻ることを勧められ、実家に戻りました。
両親は相変わらず喧嘩ばかりしていたけれど、私にとって、一人暮らしで閉じこもっているときよりもだいぶ気が楽でした。
そうこうしているうちに食べる事が正常になっていきました。だんだんと気力も出てきました。
ここから数年間、わたしはまた”ふつう”の人になりました。
働いてお給料をもらい、友達と飲みに行き、旅行に行き、恋愛をして…。
「あのときの、摂食障害はいったいなんだったんだろうね?ひとり暮らしで寂しかったのかなあ?」と、母親と話すほどに…。
でも、結婚して子どもが生まれてからまた、自分はおかしい、普通じゃない…という気持ちが膨らんでいきました。今度は摂食障害ではなく、人付き合いにおいて…です。
人の目がとにかく、気になってしまい、自分を出すことができないのです。
結婚・出産後~孤独な日々~
振り返れば、昔から人にびくびくしていたところがあったな…。
人に嫌われることが怖くて、悪口を言われたくなくて、人からどう思われているかがとても気になっていて、人の目を気にしてばかりいた…。仕事も長く続かなくて、転々としてきたし…。
子どもと公園に遊びに出掛け、顔見知りになった近所のママたちと話はできるけどとにかく気を遣っていて、家に帰るとぐったりとしています。そして何より、実家から遠く離れた地域で、二人の息子を育てるのが大変でした。
そんなストレスを、時に夫に、時に子どもにぶつけ、自己嫌悪に陥り…。徐々に、夫との関係も悪化していきました。
私は孤独でした。目をつぶると、真っ暗な闇が襲ってきます。そこで一人うずくまっているのが私です。誰もいない、光がいっさい届かない。つめたい地面に体育座りをしてうつむいている私がいます。
誰も、私を分かってくれる人はいない…
子どもが保育園に行くようになり、やっと一人の時間が持てるようになったと思ったら、今度は日中、一人でいることができません。一人が耐えられないのです。
でも、夫といるのも息がつまる…。
急かされるように働き始めました。 働いているときは忘れていられる、この焦燥感。
だけど家に帰ればまた、ぐったり。終わりのない家事・育児…。つらい、つらい、つらい…。
何かがおかしい。私は、いったい、どうしてこんなに生きづらいんだろう…?
そんな疑問が出てきたころ、たまたま本屋で心の仕組みについて書かれた本が目に飛び込んできました。
心理療法~離婚、そして今とこれから
本を読んで、視界がぱーっと開けたような気がしました。アダルトチルドレン、という言葉を初めて知りました。
摂食障害も、今の生きづらさも、そうか、私がアダルトチルドレンだからなんだ…!!
何冊も本を読みました。
でも、そこからまた、苦しくなっていきました。
頭では自分の生きづらさの原因がわかってきたのに、現実の生活が変わらないのです。
人の目を気にして、気を遣って疲れて、家族にイライラして…。何も変わらない。どうして…?
そうして、心理カウンセラー養成講座を受講しました。
そうすればきっと私は変われる・・・!
けれども、養成講座では勉強にはなりましたが、やっぱり現実は変わりません。このころ私は、険悪な関係になっていた夫に、ひどくびくびくして、とても怯えていました。
そして、この養成講座つながりで出逢った心理セラピストのあらたさんのセッションを受けることにしました。
あらたさんは、なにか違う…!直感がありました。何も言わないのに私の心の中が分かっていて、夫にびくびくしていることもお見通しでした。
本物の心理療法を受け、私の心の傷は癒されていきました。ずっと真っ暗闇にいた私に、光が差し込みました。夫にびくびくすることもなくなってきました。
その中で、自分のやりたいことも明確になっていきました。
それが、今のこの仕事… ”人間関係構築コーチ”です。
とはいえ、実は、これがやりたい事なのだ、と自覚したのは最近です。どこかで、”始めてしまったから続けているだけ”と、真剣にならずにダラダラしている期間がかなりありました。そのダラダラ期間に書いた記事は…今読み返すとちょっと恥ずかしくなります。ピントがズレていたり、浅かったり…。(今は、内容が深いぜ!というわけではないですが、あの頃よりは良いのかな。)
読者さんは、過去記事を読んで「???」となったり、「うーん。この人はイマイチ。」なんて思われるかもしれません。こればかりはごめんなさい、です。
今後はより、読んで少しでもほっとできたり、なるほどね、やってみよう!って思っていただけるような記事が書けるよう努めます。
話を戻しまして。
ずっと、人が怖くて、人の目を気にして、そういう自分が嫌いで、孤独で生きづらかった私ですが、その経験があるからこそ、今、同じように孤独で生き辛さを感じている方に寄り添うことができ、こうしてみない? と提案できることがあります。
仲間と一緒に、一歩を踏み出したい…!
そして、ともに成長していきたい…!
そんな想いを胸に、この仕事をしています。
そういう中で出会えた仲間は、私にとってかけがえのない存在です。
気持ちを分かり合える、励ましあえる、時に愚痴を吐き出せる…。初めて感じる、かけがえのない存在。
現在は、離婚をして息子2人とねこと暮らしています。元夫とは、離婚してからの方がずっと良い関係になりました。彼とも、「家族なんだなあ」って思います。 夫ではなくなったけど、息子の父親であり、私の家族の一人です。
コーチをしながら、平日は会社員として働いています。シングルマザーなので、たまに「大変だね」と言われることがありますが、大変、という意識はあまりなくて、むしろ、この生活がとても幸せなんです。
結婚していた頃、いえ、もっと前の、両親が喧嘩ばかりしていた頃から続いていた、焦燥感、孤独、虚しさ…今は、ありません。
昔の方が、生活にゆとりがあったり、広い家に住んでいたりと、物質的には恵まれた生活だったけれど、今の方がずっと、満たされていて気持ちが穏やかです。
ひとりぼっちの寂しさはもう十分、味わいました。
あの人が羨ましい、なんで私は…!と世の中を、他人を、散々羨んできました。
「どうせ私なんて…!」 って自分を卑下して、自分はダメだ、と責め続け、自分ときちんと向き合うことから逃げていました。
でもそれはもう終わり。
私は、お互いに励まし合いながら…時にはぐちも吐き出して、でも同じ方向を、前を見ている仲間たちと、もっともっと幸せになっていきたいです。
…以上でプロフィールは終わりです。私の人となりが、伝わったかしら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?(・・・が多っ)
あなたがもし、人が怖くて、自分が嫌いで、人間関係がつらい、苦しいと感じているならば。
その孤独から抜け出す方法を探しませんか? あなたもきっと大丈夫。今いるところが真っ暗でも、そこに光がさしますよ。
日常の生活に幸せを感じられる、安心して人と付き合える、そんな人生になるように、一緒に歩いていきましょう。
最後に。
人とうまく付き合えないから、生き辛いわけじゃないのさ。
こんな自分のことを、誰にも分かってもらえないこと。独りぼっちなこと。
それが生き辛い、になるのさ。
–みつき、今日の一言なのさ–(誰?)