人の目を気にしながらでも良いじゃない

私は以前、人の目をものすごく気にしていました。そして、こんな自分は変だ、と悩んでいました。
今はそういう事で悩むっていうのはなくなりましたけども、人の目が気にならなくなったのではありません。

最近、プールに行くようになって、久しぶりに「いや~私って、ほんと人の目を気にしているんだなあ~…」と実感しました。
今までプールに行きたくても行けなかったのも、もちろん、人の目が気になるからですし。



人の目が気になるゴーグル

プールに行く前に買い揃えた水泳道具ですが、いつまで続けられるか分からないから、お安いものでいいか~と、適当に選んだんですよね。 

でも、実際に通い始めて、最初にしくじった!と思ったのが、ゴーグルでした。

ふつーに、水が入ってくるんです。ゴーグルの中に。
安物だからなのか、私の顔の凸凹に合っていないゴーグルなのか分かりませんが、水が入るゴーグルって、いったい何の意味があるのでしょうかね。
ただただ、目の周りを締め付けるだけで、ただただ、目の周りにゴムの跡がつくだけで、ただただ、水が入ってよく見えない中で泳ぐことになるだけで、何の意味があるのだね?

周りを見渡せば、皆さん、ほぼほぼ、真っ黒いゴーグルをつけているので、サングラスみたいに目が隠れているのですが、私のゴーグルは、うすピンクのスケルトン。 ばっちり、目が見えるタイプなんですよね。もしかして、子ども用だったのこれ?と疑っている最中ですけど、今更です。

↑イメージ

人の目が気になっていても、サングラスのように完全に目が隠れるアイテムがあれば、けっこう安心できるんじゃないの?って思い始めました。

自分の目の動きが相手には分からないのですからねえ。どこを見たって平気だし。 私はスケルトンだからさ、それが出来ないんだよ…しくしく。 

さりげなさを装って、たまに周囲をチラ見する、スケルトンゴーグルの私。
そうよ私はさそり座の女ならぬ、スケルトンの女よ。

ああ、それにしても、挙動不審だわ…。


周りの人はばっちりお目目を隠していて、どこを見ているのか分からないので「私の事を見ているんじゃないか」という、自意識過剰モードになってしまいます。
加えて、ゴーグルの中に水が入ってくるので、それまた恥ずかしい。誰も見てないっつーの!ってね。それは知ってる。分かってる。 分かってるのに、気になっちゃう。それが人の目というもの。

 

見てないよ

誰も見てない 

気にせいだ

だけど気になる

それが人の目


一句、できました、ばんざい。

 

この間はこんなこともありました。

泳いでいたら、いつも通りゴーグルの中に水が入ってきて、よく前が見えない状態で泳ぎを続けていたんですけどね。

私の左側に、人の気配を感じたんですよ。 すぐそばに、人がいる!! ぎょぎょぎょ!! と、大変驚きました。 水の中だったからでしょうか。さかなくんみたいな驚き方になりました。

人目が気になるから、極力、泳いでいる人がいるところには近づかないように距離をあけて気を付けているのに!! 

なんでこんな近距離に人がいることに気付かなかったんだい!! げぼげぼっ!ぎょぎょぎょーーーー!!! 



焦って、すぐに足をついて、そちらを見ました。

誰だよ、怖い怖い怖い!




・・・ところがどっこい。 誰もいません。

え!?誰もいないやん!!




そう、ゴーグルの中に入ってきた水だったのです。人じゃなくて。 水が動いているのが視界のはじっこに見えて、それを人間だと思ってびっくりしたのです。
そうして、ぎょぎょぎょぎょぎょぎょと、驚いて、すっかりさかなくんになってしまったのですよ・・・。

そうよ私はぎょぎょぎょな女。

何なんだ、いったい。何なんだ、私は…。しくしく。

 

人の目が気になるのは普通のことだよね?

スケルトン水漏れゴーグルに嫌気がさしてきました。 その日の夜、ゴーグルをネット検索しました。
でもそうしながら、ふと思いました。



でもさーそりゃ、人の目が気になるのも当然だよね~。 

だって水泳だよ? ずっと怖くて行けなかった場所だよ??


まだ数回しか行ってない。少しずつ慣れてきたとはいえ、まだ入る前はやっぱり緊張する場所。


人の目が気になっても、当然じゃない???




そう思ったら、だいぶ気楽になりました。 

人の目を気にしているから、どうだというのかね? それでも行けているし、楽しいって感じてもいる。 それで良いんじゃないの? まだ、はじめたばかりだよ?


・・・っていうか、人の目をまったく気にしない、なんて状況、きっと無いと思う。他の人は知らないけど、私には外にいて、”まったく気にならない” なんて、無いと思う。 





昔、近所に住んでいたお婆さん。 真夏には、肌着1枚にパンツをはいて、下着姿で庭の掃除をしていましたよ。 その姿で、堂々と、ご近所さんに挨拶していましたよ。

人の目をまったく気にしないってことは、ああいう状態になるってことだよなー。 いや、下着をはいているんだから、あのお婆さんだって、多少は、人の目を気にしていたのかもしれないなー。完全に気にしていなかったら、素っ裸で掃除するのかもしれないなあー。 あのお婆さんだって人の目を気にしているのだ。私も、気にしたっていいじゃないか。


そうだ、私は、”人の目を気にしている自分”を、気にしているんだわ。
人の目が気になる事って、ダメなことじゃないし、これは普通の事だって、そう自分に言ってあげたらいいんだわ。 そっか、いいんだよこれで! 問題ないわ!




気になるの

そう気になるのよ

とってもね


でもそれで良いのさ

それが人の目

 

はい、もう一句、できました。乾杯!

 

そんなわけで、私はもうしばらく、スケルトンゴーグル with 水 で、人の目を気にしてドキドキしながら、プールに通い続けます。  

人の目を気にしすぎる自分が嫌だ…そう感じているあなたも、それで良いのよ、そりゃそうよ。と自分に言ってあげてください。
それで何が変わるの?って思うかもしれません。
まあ確かに、自分に言ってあげても、人の目は気になったままでしょう。
だけどほんの少しでも、きっと、人の目を気にする自分はダメだ と責めたくなる気持ちが和らぐと思うんですよね。

そうしたらもしかしたら、人の目を気にして出来なかったことに、「ちょっとやってみようかな…」って前向きになれるかもしれないです。 

そうして一歩踏み出せるかも?


だから、人の目は気になるものだよね。それで良いんだよ。そういうもんだよ。って、何度でも自分に言ってあげたら良いと思います。 っていうか、私は言います。プールの度に、言います。

パンツとシャツ一枚で、庭を掃除しているお婆さんの姿を思い浮かべながらね…。