【不安・緊張・疎外感】PTA役員に選ばれてしまったら…

そろそろですね。

そろそろ・・・。

 

いや、もう終わった方もいるかもね…。

わたしのところは、ひとつ終わったよ…。

 

あなたのところは・・・どうですか??

 

 

PTA(または地域)の役員決め!!!!

 

 

年に一回やってくる。免れたらラッキーだけど、そんなわけにはいかないのよね。
ふっふっふ。役員ってそう簡単に避けられないのよ。ふっふっふ。

 

最低1回はやらなきゃいけないからね。ふふふ。最低、だからね。最低1回。 もしかしたら2回まわってくるからね。場合によっては3回かもね、ふふふのふ。嫌だなんて言ってらんないのよふふふふふ。

役員ってそういうもんだから。役員ってそういうもんだし、逃げたって無駄だし。やってない人すぐわかるし。チェックしてるから。ふふふふふふふふふふ。無理だから。夜逃げしたって無理だから。どこまでもおいかけていくから、ふふふふふふふふふふ。

 


それが役員。
それこそが、恐怖の役員でございます…。 (どんだけー)

 

 


でもほんと、人付き合い苦手さんにとって、役員になるっていうことは、相当に不安で、相当に緊張しますよね。相当なプレッシャーですよ。

そもそも、何をやるのか分からないんですよ。
説明されても良く分からない。わからないったらわからない。ただひたすらに、不安で胸がおしつぶされそう!やだ!!やだやだ!わたしには無理だああーーーーー!!!!

 


 


学校の役員は子どもが卒業するまでにだいたい一回はやらなきゃいけないし、子どもが少ない学校なら二回まわってくることもあるし、地域の役員なら順番にまわってくるし、めっちゃ避けたいのに避けられないのが役員。 おまけに地区の役員もあるんだよね…。

わたしは学校と地域と合わせると、これまで3回役員をやりました。来年度もやることになりました。これまでを振り返ると、一番最初に役員になったときこそ、ほんっとーーーーーに緊張して、ものすごく不安でした。

 

今まさに、役員決めでドキドキしている方、初めて役員が決まって

 

 

 

と不安な気持ちを短歌にのっけている人付き合い苦手さんへ、わたしが感じたことやこうしていたらもうちょっと気が楽だったな、って思うことを書きます。

なのでいったん、その短冊と筆は脇に置いてください。よろしくお願いします。

 

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不安、緊張、疎外感とその後

おっそろしい役員も回数を重ねれば「なるほど、こんな感じなのね」ってわかってきます。
さっきも書いたけど、やっぱり初めて役員をやったときが、猛烈に緊張してましたね。

いちばん最初は、息子の小学校で広報部に入ったんですけど、くじで副部長になっちゃったんですよー。ただでさえ猛烈に不安なのに、副部長って!!!

お先真っ暗な気分で家路につきました。。。

 

 

役員が決まった後から第1回目の集まりがあるまでの間、もう、ずっと役員のことが頭から離れないです。不安でたまらないです。

何が不安かっていうと…

・自分以外のママさんはすでに仲良しなんじゃないか
・自分だけ輪に入れないんじゃないか
・自分にできるのかな…副部長なんて…
・子どもを置いて夜に学校に行くのが心配…

って感じです。やっぱりいちばんの不安は「みんなと馴染めるのか」でした。人見知りあるあるですね。
まだ学校にママ友が一人もいなかったので、知らない人ばっかりです。こわいよおー。

 

当然、第1回目の集まり当日は、すごく緊張しました。
他のママさん達、何やら仲良し気にしゃべってるし!! ほら、わたしだけ浮いてるし!やだよー恥ずかしいよー馴染めてないよーって 疎外感でいっぱい。恥ずかしいやら惨めやら…。


で、二回目の集まりも緊張していたし、前回の疎外感をひきずってかなり行きたくなかったなあ…。 けど、役員の有難いところは、ただのおしゃべり会ではないっていうことです。

そう、仕事をしなきゃいけないんですよ。 ママ友ランチ会とは違ったのです。 作業しながら会話することもあるけど、基本【仕事の話】なのです!! 

〇〇さんちの子はどこそこの塾に行ってるとか、ご主人が何をしているとか、担任の先生はどうのこうの…っていう話は、そんなにありませんでした。

なので、3回目以降は、慣れも出てきて気持ちが楽になっていきました。
1回目はわたし以外の皆さんがすごく親しそうに見えたけれど、実はそうでもなくて、あまり会話に加わらない人もいるってこともなんとなく分かってきました。

なんだ、みんながみんな仲良しってわけじゃないんだなー…という安心感と、「なるほど、こんな感じなんだ」っていう、見通しがたってきたので緊張感も和らいでいきました。

 

とはいえ、最後の最後まで、緊張は続きましたけどね。それでも終わってみたら、想像していたほど大変じゃなかったなって思いました。

何より良かったのは、役員をやったことで、参観日などの行事に参加するときに今までほど疎外感を感じなくなったことです。 学校内に誰一人知っている人がいなかったときは毎回びくびくしてたけど、顔見知りがいるって全然違うもんです。アウェイ感がなくなりました。
先生とも距離が少し縮まりました。

こうすれば気が楽になったかも

とにかく辛かったのは、役員決めの日から第一回目が開催される間と、第一回の集まりの最中。
ひたすら不安で、ひたすらド緊張、でしたからね。。。
で終わってから、会話に入れなかった自分に落ち込んで…。

でも、今になってあの時こうしてればもうちょっと気が楽だったなって思うことがあります。


まず、役員決めの日から第一回目が開催される間、毎日毎日不安だったんですが、この不安はもう仕方がないと思うんです。だって、何もかもが初めてなんですもん。

わたしの地元には有名なお寺があるんですが、お戒壇巡りっていう、真っ暗闇の寺の中を手探りでそろりそろりと歩いていってゴールをめざすっていうのがあるんです。これが、本当に何ひとつ見えない闇なんで、ものすごく怖いんですよ。 
先が見えない、わからない、って本当に怖いんだなって思いました。
役員というやったことがない、何もわからない状態だって同じじゃないかなと思うんです。
不安になるのは当たり前です。ましてや、もともと緊張しいで、人付き合いが苦手なですもん。


だけど、当時わたしは、こんなに不安になっている自分が嫌いで、仕方がないなんてまったく思っていませんでした。
どうして自分はこんななんだろう・・・って、何かにつけて自分にダメ出しをしていました。

きっと、不安で当たり前だなって自分を見た方が、気持ちが楽になっていただろうなと思います。
完全に不安はなくならないけど、延々と自分にダメ出ししているよりかは、ゆとりをもって集会の当日を迎えられたと思います。

 

そして、初回の集まりでの緊張や疎外感についても、
「馴染まなきゃいけない」「会話に入らなきゃいけない」って自分にプレッシャーをかけていたから、余計に緊張していたし、余計に疎外感が強くなったような気がします。


馴染まなきゃいけないのに、それができない自分。
会話に入りたいけど、さっぱり会話に入れない自分。
そんな自分にこれまたダメ出しをしてました。

〇〇しなきゃいけない!って、自分の中のルールがあって、しかも人付き合いが苦手なのに厳しいルールを課していたから、実際にはできないんです。 でもってできない自分が許せなくて、落ち込みが大きかったんですね。

だいたい、人見知りのわたしが初対面の方々と、緊張しないであれこれしゃべれるわけがないのにねえ。 人にびくびくしまくりの自分に、いったい何をさせようとしてんですか。えええ?! 何をそんなに期待してんですか。

参加できただけでオッケーでしょうが!!

 

 

そう。参加できただけでもすごいこと。だって、こんなに不安で、こんなに緊張してるのに。
「お腹いたいんで…今日休みますね…」って仮病使いたいくらいに嫌なことなのに。
なんなら、「すみません…あばらを骨折したので役員は辞退しますね…」ってとんでもない嘘八百を言いたいくらいに嫌なのに。
それなのに、参加できたんだよ? 重い足をひきずって、学校まで来たんだよ? すごいことじゃん?!

 

参加できただけでオッケーだっつーの!!

 

ド緊張の自分にスパルタしてはいけません。優しくしてあげたら良かったな。
今になって、そう思います。

 

 

まとめ

ということで、今まさに不安と緊張でいっぱいな方にお伝えしたいことをまとめると…

・不安になるのは当たり前。 不安になっている自分にダメ出しをしない。

・場に馴染めなくてもよし。会話に入れなくてもよし。参加できただけでOK!とする。

・一年が過ぎた後には、学校行事(地域行事)に参加した際、以前ほど疎外感を感じなくなっている、というご褒美が待っている。

・次回また役員をやるときにはある程度見通しが立っているので、今までほど緊張しないで済む。
 よっちゃんいかをもぐもぐ食べながら参加できちゃうくらい、余裕のよっちゃんになってるかもしれない!


ということです。 

まあ、わたしはまだよっちゃんいかをもぐもぐしながら参加するほど余裕はありませんけどね…。慣れてきたとはいっても、次の役員もやっぱり緊張しますね。 
新しい環境、新しいメンバー、ですもん。

不安で当たり前! 緊張していい!!ということにして、一年間、与えられた仕事をこなしていきましょう!!


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