へこへこしてばかりな気が弱い自分が嫌い

いきなり駐車場の話からはじまりますが、駐車場の話が嫌いな人はごめんなさい。(どんな人)

うちの家とお隣のおじさんの家との間が、二台分の駐車スペースとなっていて、それぞれ車を停めることができます。

幅が狭くて、軽自動車1台ずつが限度…。 ギリギリ停められる位のスペースです。砂利道で、境界線もありません。

なので、暗黙の了解で、車が接触しないように、お互い自分の家側にギリギリに車を寄せて、停めています。

いつもは何の問題もないのですが、お隣の家にお客さんが来たときなんかが、ちょいと困るんです。客人は当然、駐車場にどう停めるかなんて、さほど気にしませんからね。
車を端に寄せないで、堂々と停めるわけですよ。 まあ、滅多にない事なのですがね、年に1~2回でしょうかね。

私が外出する際に、車を出そうとしたとき…たまたま、お隣さんに客人が来ていた場合、自分の車を動かせないのです。これがけっこう、私的にイラっとくるんですよね~…。

となったらもう、お隣にピンポン鳴らして、車をどけてくれと頼むしかないのですが、内心、

私
 

ったくもー!邪魔だっつーの!

とムッとしています。

でも、いざお隣に行ってピンポン鳴らしておじさんが出てきたときの私は、低姿勢です。

私
 

すみませ~ん。車出したいんですケドね。
ちょっと動かしていただいても良いですか~?

ほんと、申し訳ないですう~

 

お隣のおじさんも気さくな人で、

お隣さん
お隣さん

おお、悪かったねえ。すぐ動かすからね!

と言ってすぐ外に出てきて、対応してくれるし、ちゃんと謝ってもくれます。

車をどかしてもらい、私が出発するときに、窓を開けてもう一度「すみませんでした、ありがとうございますー!」と、自分としては満面の笑顔で、お辞儀をしながら立ち去ります。

ついこの間、これがあって、その時に思ったんです。

以前の私は、このように内心腹が立っているのに、直接言えなくて、へこへこして下手に出てばかり、低姿勢な自分のことを、意気地なしで最低だなって、思っていたんだよな~…って。

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これが私の処世術

かつての私は、「言いたいことが言えない自分はダメ。」とものすごく自己否定をしていました。それについては、何度か記事にも書いてきました…。

が、ようやく、ダメだと思わなくなってきたぞ、って感じましたね。

むしろ、お隣さんに笑顔で、車をどかしてもらえませんか?とお願いできないような、トゲトゲした責めるような言い方しかできないような、
そんな自分の方が、問題あるだろーって思うようになったのです。

ご近所付き合いはとっても大事だと思うから…。
遠くの親戚より近くの他人 なんて言いますけど、ほんとそう。災害が増えていて、不安定な世の中で。いつ何が起こるか分からない…!

そんな時には、ご近所さん同士で助け合える関係でいられた方が良いでしょうよ!ましてや私には未成年の息子がいて、お隣のおじさんは一人暮らし。互いに助け合えた方が絶対良いって!

普段から気さくに話しかけてきてくれるおじさんでさ、良い人なんだし。野菜もくれる、おじさんだし。

人の目気にしぃネコ散歩
最近、我が家のネコちゃんと毎日外を散歩しています。 ネコ用リードをつけてのお散歩。ずっと室内飼いを徹底していましたが、一生外の世界を知らないままだなんて可哀想な気がして、かといって、日中は家に誰もいないので、外と家の中を自由に出入りさせるこ...

たかが年に1、2回です。 頻繁にあるわけじゃない。
車が邪魔だからと言って、

「車、邪魔なんですけど!!」「いい加減にしてもらえませんかっ?!」と思っていることをそのまま言ったなら、その時だけは、私って言いたいことが言えてかっこいい! なんて、高揚感があるかもしれないけど、それ以降、おじさんとはギクシャクするよね…。 

車が邪魔でイラっとする頻度よりも、外に出たときにばったり会って気まずい思いをする回数の方がよっぽど多いでしょうよ。 

過去の私は、何を求めておったんや!!

処世術!!

これは私の、処世術やで!!

へこへこ、という言い方をやめる

これで良い。そう思えている今の私に乾杯!です。
だいたい、自分の事を「へこへこしている」という見方をしてるから良くないですね。

へこへこしている、という言い方を改めよう。

へこへこ、じゃなくてね。
にこにこ、です。

意気地なし、ではなくて
優しい です。

ほらね~言葉一つ変えるだけで、自分の事がダメだっていう気持ちも、薄らぐ気がするね♪

自分の事、優しいなんて思えない!っていう気持ちが出てきたら、これも一種の優しさ と、”一種”とつけると良いえ! 
つい、”優しい=マリア様” みたいなイメージしちゃうからねえ。そりゃ、自分の事をマリア様だなんて思えるわけないから、私は優しくないって、また自己否定しちゃう。

この間、職場の方から言われました。「みつきさんて、いざという時ははっきり言うよね。」って。
え?!どこが?!…と驚いたのですが、そういう自分もいるんだろうな~…。

へこへこしているダメな自分、というセルフイメージだと、そこばかりやけに気になってしまうけど、客観的に見たら案外そうでない一面だってあるんだな、きっと。

もしや、これで良いのでは…?!

なんでこんな下手に出ちゃうんだろう…。
本心は違うのに、へこへこしてダサい…。
もっと言いたいことがはっきり言えたら良いのに…。

と、意気地なしの気弱な自分が好きになれない、っていうか嫌い、っていうか大嫌い! という方に言いたい。ちょいとお待ちよお嬢さん、もしくは、お坊ちゃん、と。

それは、処世術ではないのかね?
自分が周りと円満にやっていくために、必要なことじゃないのかね?
と、今一度振り返ってみてくださいな。

はっきりずばっと言っちゃう方が、実はトラブルが増えるんじゃないですか?
もしや、これで、良いんじゃないですか???

むしろ、これで、良かったのではあーりませんか???

 

それでちょっとでも気が楽になって、これで良いんじゃん!って思えたなら、おめでとうございます。今宵は美味しいシャンパンで自分に乾杯!ですよ。
欲を言えば、鶴瓶さんにも来てほしいよね。聞いていますか、鶴瓶さん?

 

ただ、はっきり言えない事で仕事をめちゃくちゃ押し付けられているとか、図々しい人が更に図々しくなるとか、いじられキャラを確立されて辛いとか、言えないがために、実際に困った事態になっている という場合は、シャンパンで乾杯するのはしばしお待ちを。鶴瓶さんに来ていただくのも少々お待ちを。

あなたが言いやすい言い方、伝えやすい形を、こちらで見つけて、練習していきましょう!きっと希望が見えてきますよ。

 

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