不満・文句ばかり言うけど結局何がしたいのか分からない人への対処法②

①の続きです。

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クレーマーの心境を考える

モヤモヤする日々の中、ある日ふと、思ったんです。

ああ、そっか。彼女はクレーマーなんだわ。


クレーマー、という言葉が浮かんだら・・・自分の中で納得できることが色々とあり、かなりスッキリしました。

クレーマーってどんな人なのか…?
私自身、以前、スーパーの店員の態度に腹を立てて、文句を言ったことがありました。あれだって、はたから見たらクレーマーかもしれん…。 


あの日の自分を思い出しました。

クレーマーになっている自分を、自分はクレーマーかも?なんて思わないですね。相手が悪い!!って腹を立てていて、自分は被害者の立場で、発言しています。
この状態で、人から「いやいや、あなたにだって非があるよ?」なんて言われた日には、どうなるか・・・

ますます怒りがヒートアップしますね。そうしてますます意固地になって、相手の非を認めさせようと躍起になるだろうな…。

そうじゃなくて、「こんなひどい仕打ちをするなんて!ひどい!信じられない!!謝って!!!」と鼻息荒く怒りながら、喚き散らしている私に、「それは悪かった。ごめんなさい。」と、謝罪してほしい。

第三者からは、「それはひどい!!その人、最低だよね!最悪だよ!みつきさん、それはひどい目にあいましたね!大変だったね。」って言ってほしい。 

つまり、クレーマーは何はともあれ、「自分がされたこと、自分の気持ちを、わかってほしい。共感してほしい。」と思っているんではないか…?
強く、強く。フォルティシモに。


クレーマーは攻撃的だけれども、心の中は、悲しかったり、悔しかったり、さみしかったり、不安だったり・・・していて、それを分かってほしくて、吠えている・・・。

不満がたまりまくっているから、”じゃあ自分はこうしよう!”なーんて考えられる段階じゃあない。むりむり。

それが出来るのは、「そりゃ、大変だったね。つらかったね。」と気持ちを分かってもらえて、十分に気が済むまで共感してもらえて、自分の気持ちが落ち着いて、時間が流れ、冷静になれてから…。

そっか!! 私がすべきは、何はともあれ、相手の気持ちをわかってあげることなんだわ!!


心の中の声が態度に出る

部下の不満に、私は耳を傾けていたつもりだったけど、心の中で「そんなにいやなら辞めたら?」とか「この人、面倒くさいな…」とか、「また始まったよ…」とか思いながら聞いていたのですから、そりゃ、相手にも伝わるよなあ…と思いました。

そういうの、きっと聞く姿勢に現れていたはずだから、彼女からしたら「わかってもらえない。」という不満がさらに募っただろうな。

これからは、相手の言うことに対して、いちいち良い悪いで考えないで、とにかく「相手を知ろうとすること・分かろうとすること」にひたすら集中しよう!と決めました。


すると、数日後。相手に変化が…。

その③に続きます。

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