人間はその場とか人に慣れるほど、自分の”地”を出せるようになるじゃないですか。
職場でも然り。就職したばかりの頃は、気を遣いまくり、遠慮もして、自分を飾ってしまうし。
自分の意見なんてとても言えない！っていう状況からはじまるわけですが。時間が経ち、仕事に慣れ、人にも慣れてきたら…色々わかってきて。言えるようになります。私ももちろんそうだし、これ自体は悪い事じゃない。・・・のですが。ですがですが。
不満ばかりが口から出てくる方は要注意。
職場に慣れてその人の地が出てくると、かーなーり、メンドクサイです。（みつき調べ）
話題のメインは、文句や不満。口を開けばそれ。「あー、またかよ…」とうんざりしてきます。
「そんなに色々言うけどさあ、結局、この職場を選んだのはあなたですよね？」って言いたくなってきます。「そんなに嫌なら辞めれば？」って言いたくなります。
でも、この一言を言える相手と言えない相手がいます。
例えば自分の部下だったら…？
そんな一言で済ませるわけにはいきません。そんなに嫌なら辞めればいいじゃん！と言ったらブチ切れて、「ああ、そうですか！辞めてやるわい、こんな会社！」と、本当に退職しちゃったらどうします…？ 人手足りない昨今、とっても困る…。
挙句の果てに、「わたくしは上司からパワハラを受けましたああああああー！！退職を余儀なくされましたあああーーーーうぎゃあああああーーーー！」なんてね。騒いで訴えられたらどうします…？ こっわ！
退職までいかなくても、ますますやる気をなくしてしまったらどうします…？ やさぐれて、髪の毛金髪にして、まゆげ剃って、ボンタン履いて、タバコ吸いながら、酒飲みながら、仕事するようになったら、どうします・・・？（それはクビだろう）
難しい。ああ、難しい。難しい。
メンドクサイなーって、もう関わるのやめよーって、さっさと距離を置くことができたら良いけどねえ。そう簡単にはいかない。それが会社の人間関係というものです。
だからさあ・・・。ストレスがめっちゃたまるんですよねえ。
どうして、私がこんなにストレスためなきゃいけないのさ！！ 私が何をしたって言うのさ！！と思いながらも、どうしたらいいか分かずに、日々過ぎていく…。
不満があってもね、例えば部下が「こういうところが不満だから、こうしてほしいです！」って要望を言ってくれるとか、具体的に「私はこうします！」とか、改善策まで言ってくれれば、良いんです。でも、それは言わないんです。
「こうすべきだ！」は沢山言うんですがね。その内容が、なんていうか…この職場でそれは難しいよなあ…って言う理想が高いことだったり、抽象的だったり、イマイチ、的を射ない。
結局、”自分がこうする”ではないのです。こうすべき！に自分は含まれていないんです。
自分は何もしない、動かない、その場にいる。そして文句を言いながら、こうすべきなんだよ！なんでしないんだよ！と、周りが変わるのを待っていて、ひたすら不満をぶちまけるのです。
…が、ご本人は自分は正しいと思っている。絶対に自分は正しい！という立場にいる。だからメンドクサイ。
…ふう。ここまで一気にだーっと書きました。 息をする暇もなく、呼吸をするのも忘れ、だーっと書きました。…ええ、そうなのです。
私の記事を古くから読んでくださっている方ならきっとお察しくださっているでしょう。つまり、そういうことです。まさに私自身が、不満たらたらのメンドクサイ人への対処に困っていたのですよ。
どうしたらいいか分からず。時に「サッサとやめちまえ、ばかやろー」と相手に腹を立て、時に「うまいこと対処できない自分はダメだ」と自分を責め。
すべては心の中で、モヤモヤモヤモヤと…。
が、やっとここにきて、道が見えてきました！ 前置きが長くなりましたが、次回から、こういう方への対処法を書いていきますので、お菓子を食べながら、お待ちくださいませ。ふがふふ。
