一年半前の記事です↓
人通りがなくて、静かで日当たりが良くて…築年数は経っているけど気に入っている、私の家。(借家。) この家周辺に住宅地が作られると聞いたのは、今から約二年前…。
環境が気に入っていただけに、聞いた時は本当にショックで、どんな風に変わってしまうのか、とにもかくにも不安だったあの頃…。
♪いつのことだか 思い出してごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう~♪
えー。BGMを流しながらお届けしております。
あれから二年。 以前とはずいぶんと周辺の景色が変わりました。 あっちにもこっちにも、家が建ち並びました。 そう、家々が完成したのです!!
「後ろの家に越してきた〇〇です。宜しくお願いします。」
ご夫婦と小さな女の子の三人で挨拶に来てくださったのは先月の事。「ああ、良い人そうだわあ。」とちょっと安心。
やっぱり、実体がぼんやりしているほどに、先の不安って大きいんだね~って再認識しました。
周辺が更地になる前後が不安のピークではありましたが、その後も、建築工事がはじまって、トンカンしている間も「どんな人がご近所さんになるんだろう?」というのは、頭の片隅にずっとありました。
でも、こうして顔を合わせてしまえば、もう、不安のもとがなくなります。
コロナもそうでした。 なんだかよく分からないウイルスが日本にもついに! っていう頃、感染者数がどんどん増えて死亡者数も増えていったあの頃… あの時こそ、コロナ不安のピークで、当時と比べたら、今の不安ってミジンコくらいです。
実体が分かって安心、慣れて安心
さらには、”慣れる”っていう、人間に備わっている能力?が、さらに先の不安を小さくしていくんですね。
転職して初日。 人も、仕事も、場所も、ぜんぶ初めてだから不安がピーク。
で、初日が終わって「あ、こんな感じなんだね。」と不安は3割くらい消えて、日が経つにつれて、「こんな感じなんだね。」がどんどん増えていき、
人にも仕事にも場所にも慣れてきて、慣れるほどに不安が消えていく…。
はるか昔、何度も転職する私に、友達が言いました。
「さゆちゃんてすごいね。私は、今の仕事が嫌だけど、転職する勇気がないよ。新しい環境が不安すぎて…。」
長く勤められない自分を恥ずかしいと思っていたけど、転職を繰り返して、転職することに慣れがあった私は、「転職する不安」というものは、友だちよりも少なかったのかもなあ。
ずっと、転職を繰り返す自分に後ろめたさを感じていたけど…。「新しい環境に飛び込む勇気がある!」なんて見方も出来ますね、へへへ。
何はともあれ、先の不安というのは、
ということですね。
これを分かっているかどうかで違ってくるのは、
先の不安でいっぱいになったとき、「これは実態が分からないということなんだな。」とちょっと冷静に自分の事を見れて、落ち着けたり、
実態が分かるまでの辛抱だ、慣れるまでの辛抱だ、と思える点ですね。
自分がどう動くか具体的な計画を立てて、「分からない」というぼんやりした状態を減らすことも、できるし。(←これ大事。)
不安は不安。だけど、不安だ、不安だ、不安だ…!! と怯えているだけじゃなくて。飲み込まれてしまわずに。
一歩前に足を出すことは、自分自身で出来る!!っていうことなのです。
ようやっと、私もこれが腑に落ちてきました。
さあ、先が不安でいっぱいなあなたも、一歩前に、足を出すことは、今からできますヨ~!