人に親しみを感じる時

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今、手塚治虫さんの漫画、「ブッダ」を読んでいます。全14巻ですが、ただいま6巻を呼んでいるところです。 昨日はつい、夜更かししてしまいました。面白くって、やめられませんでした。やめられないのが漫画本で良かったです。お菓子だったら、わたしは一晩で2キロ太ったと思います。


今日は、ブッダを読みながら感じた事を書きます。…といっても、読書感想文ではありません。わたしが読書感想文を書くことになったら「兎にも角にも面白かったです。夜更かしして読んでしまうくらい、面白かったです。夢の中にも、ブッダが出てくるくらい、面白かったです。」
…と、面白かったを連呼する、小学1年生でももっと上手に書くよ?というような感想しか書けないと思います。

…なんて話はどうでも良いんですが。このお話、たくさんの人が(動物も)殺されます。重たいテーマです。 こういう重い話って、今までの自分の傾向からすると、面白いは面白いんだけど、気分がどよーんとしてくるんですよね。 でも、「ブッダ」は今のところ、どよーんとした気分にはあまりならないんですよね。

それが何でかなー?と考えたら、話の中に”おふざけシーンが”が散りばめられているからなんじゃないか、と思ったんです。
真面目一本の漫画じゃないんです。だからわりと気軽に読めるんじゃないのかなあって。

3500年前のインドの話なのに、鉄腕アトムのお茶の水博士が登場するシーンがあったり、登場人物のセリフに「山口百恵」だとか「退職金」だとか「映画」だとか…その時代にはないセリフをしゃべっていたり、手塚治虫先生自身が登場して、ぼそっと一言つぶやいている1コマがあったり。

ちょいちょいふざけているので、フッ!って笑っちゃうんですよね。

おふざけエッセンスがなかったら、気分はどんよりするし、読んでいてけっこう疲れるんじゃないかなと思います。
まず、登場人物が多いし、年代が行ったり来たりするし、名前がみんなカタカナで覚えらんないし。いったん出てこなくなった人物が、しばらくして、成長して出てくるから「この人、誰だっけ!?」ってなるし。

集中して読んでいないと話についていけないんですよね。でも、おふざけエッセンスがちりばめられているので、フフッと時々力が抜けるから、夜更かししてまで読んでしまうんでしょうねえ。

最初から最後まで真面目で重い展開だったら・・・それでも面白いでしょうけれども、アニマル浜口さんくらい「気合いだ、気合いだ、気合いだーーー」と気合いを入れないと、なかなか読み進められなかったかもしれないです。








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おとぼけに安心感

それから、読んでいるうちに、手塚治虫先生ご自身に親近感が湧いてきたんですね。

これもやっぱり、おふざけエッセンスがちりばめられているからです。
楽しんで漫画を描いてるおじちゃんって感じで、まったく偉ぶった感じがしないので…。親しみを感じるっていうのがまた、真面目なお話を読みやすくしているのかもしれないですねえ。


話は変わりますが、以前、職場にて同僚と話をしていたときのこと。

その日は、午後から台風が接近する予報だったのですが、わたしは、天気予報をまったく見なかったので、それを知らなかったんですね。
そんで、普通に、自転車で通勤したんですね。


これから台風が来るねという話題に、わたしが「え、まじで?!全然、知らなかった!自転車で来ちゃったよ…」というと、そこに居た数名が「数日前からあんなに天気予報でやってたのに…」と、「まじかよ!」という顔をしました。 三村マサカズさんばりの「まじかよ!」を、その場にいた方々から頂きました。


「自転車ごと飛ばされたらどーしよう」と慌てていたら、そんなわたしに一人の後輩が笑いながら言いました。

 

Aさん
後輩

美月さんて、そんな感じなんですね~!

安心しました~!

 

 

この、安心しましたっていう一言が、すごく印象に残りました。
そっかー おかたい人に見られていたのね~…と。

せっかくなので、「洗濯物だって、外に干してきちゃったよ?!全部、飛ばされていたらどうする?!」 と、もうひとつ、安心してくれそうなネタも加えてみました。


わたしは昔から、大人しそうだとか、真面目だとか、クールに見えるとか言われることが多いです。なので、冗談が通じないんじゃないかとか、羽目を外しちゃいけないんじゃないかって、相手が気を使ってしまうかもしれません。

今までは「どうしてそんな風に言われてしまうんだろう…そんな事ないのにな~…」と嘆いていましたけども、わたしがちゃんとしてるっぽく見られるのは、事実、ちゃんとしてなきゃ!って自分を装っているからだろうな、と思うようになりました。

実際、ちゃんとしなきゃ!って、肩に力入れているとき、多いですもん。


で、また手塚治虫先生の話に戻りますけども、
手塚先生は、真面目なお話でも、ふざけたシーンをちょいちょい入れているから、親近感が湧くんですね。 キーワードは「自分から」です。

手塚先生がおふざけエッセンスを一切出さず、人前では真面目なことしか言わない…というお方だったとして。家で「本当は真面目な人間じゃないのに…。お笑い、大好きなのに…。読者とギャグ合戦とかしたいのに…。」とメソメソしていたとしても。

「いや…そりゃ、しょうがないでしょ。真面目な事しか描かないんだもん。」って思いますもんね。


自分が真面目そうに見られたり、お堅い人物だと思われてちょっと嫌煙されているような気配を感じていて、「本当はそんなんじゃないのに・・・」と思う事が多いなら。
ただ嘆いているだけじゃなく。 手塚先生をお手本にして、おふざけエッセンスを自分から撒いていかないといけないなあと思ったのでした。おふざけ・・・までは無理でも、肩の力をふーっと抜いてから、話しかけるとかね。 それくらいでも、表情とか雰囲気って変わると思いますからね。


ということで、またブッダの続きを読むとしましょう。

 

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