見た目で決めつけたらいけないね

朝、出勤する時間だったり、休日に外の空気を吸いがてら散歩に出たときだったり、ゴミ出しに外に出たときだったりに…頻繁に会うおじさんがいます。かわいいマルチーズを連れて…。犬の散歩中のおじさんなんですがね。定年退職したのかな~?っていうくらいの年齢です、見た感じ。

 

マルチーズはかわいいんだけれども、おじさんの顔は、かわいくありません。(失礼)
いっつも、無表情なんです。…っていうか、仏頂面。機嫌悪いの…?って思っちゃうくらいに。マルチーズのかわいさとのギャップ、なかなかです。
マルチーズがかわいいからもっとじっくり眺めたい気持ちはあるけれど、おじさんがいかんせん仏頂面で近寄り難い雰囲気なので、挨拶とかお辞儀とか、それくらいしかしたことがありませんでした。

ある日の休日。

散歩中、近所を歩いているときに、また、マルチーズとその飼い主のおじさん出会いました。いつもなら少し距離があるところから、「こんにちは」と言ってぺこりとお辞儀するだけ。
おじさんも、ぺこりとお辞儀してくれる程度の挨拶なのですが…その日は違いました。
マルチーズのマルちゃんが(勝手に命名)、私の方に近づいてきたのです!

おやまあ!マルチーズのマルちゃんよ。私の顔を覚えてくれたの?! 尻尾を振って近づいてくるんです。なでなでして~ワンワンワンワン!! と、言わんばかりの喜びようで。え、え、え、マルちゃんったら、めっちゃかわいいーーー♡ マルちゃんから、なでなでして~って言われたら、そりゃ、なでなでしてあげなくちゃいけません。全力で応えてあげたい、マルちゃんの気持ちに!!

でも・・・マルちゃんの飼い主の気持ちはどんなだね?仏頂面のおじさんよ。コロナが流行りだしてから、他所のお宅の動物を気軽に触ることすら気を遣うようになった悲しき昨今。勝手に触ったらダメかな…?おじさん、ますます不機嫌になっちゃわないかな・・・?

マルちゃんは、しっぽフリフリしながら、私の方にまっしぐら。目をきらっきらと輝かせているマルちゃん。ハッハ ハッハしながら、脇目もふらずに私に向かってこようとしているマルちゃん。
絶対に言っている。これは言っている。「アイラブユーみつき!!」と言っているうううううーーーー!

ここは勇気の出しどころ! いけ!いくんだ!みつき! ミートゥ♡ と私もマルちゃんに返してあげなくちゃいかん! まるちゃんの愛に全力で応えてあげなくちゃいかんのだ、みつき!!


思い切っておじさんに、聞きました。

わたし
わたし

かわいいですね…!!
触っても、良いですか?!


するとおじさん。言いました。


おじさん
おじさん

もちろんですよ。

犬は、大丈夫ですか?


 
 
お、お、おじさんが・・・!笑ったあああーー!!

しかも、ソフトな話し方だよおー!!

なんだ、優しいおじさんじゃないかあーーー!!私が、犬が苦手なんじゃないかと、心配してくれているーーー!!むしろ、マルちゃんが勝手に近づいていってしまってごめんね感を醸し出しているうううーー!

そのあと、何歳ですか?とか、女の子ですか?とか、かわいいですね~!!とか、マルちゃんをなでなでしながら会話をして、ありがとうございましたと言ってお別れしました。
(マルちゃんの本当の名前が何かは、なぜか聞かなかった…なぜだ私よ。)


うきうきした気持ちで、帰宅しました。マル~かわいいよお~マルゥ~♡アイラブユーマルゥ~♡
 
 

…ということで、今回感じたことをまとめました↓

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まとめ

・おじさんって、そういえば、無表情だったり、仏頂面な人が多い気がするよね。
・だけど、別に不機嫌なわけじゃなくて、話してみたら、案外優しかったりするね。
・思い切って話しかけてよかった。次からはもっと気軽に挨拶できるし、マルちゃんをまたなでなでできるんだから、とっても嬉しい♪
・見た目は大事。だけど、見た目だけでその人をこうだ、と勝手に決めつけたらいけないね。

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