仲良さそうに、楽しそうに話している笑顔の人たち。
そんな人達を見ると、なんとも言いようのない、モヤモヤした感じになるんです。・・・そう、それは、疎外感。
あなたは、疎外感を感じていませんか?
疎外感って何なんですか
疎外感って、そう感じているだけで、実際に疎外されているわけじゃないんですよね。
本当に疎外されているなら、それは”いじめられている・仲間外れにされている”って事ですけど、そうじゃあないんです。
まったく話したことがない人達にだって、疎外感を感じてしまうんだからね。
例えば、車の運転中に信号待ちをしていて。
ふと視界に入る、道の端っこで、井戸端会議してるっぽい人達。
ちらっと見かけただけだって、疎外感感じるんだからね。
我が子の幼稚園の送迎なんて、もちのろんですよ。
ママ友同士会話してる横を通り過ぎるとき、疎外感感じますよね。
加えて『自分の悪口を言ってるんじゃないか』という不安もプラスされますね。
職場の昼休みに。 何やら盛り上がっている笑い声が聞こえてくれば、やっぱりそこでも疎外感。 加えて『自分の悪口を言ってるんじゃないか・・・』 以下同文。
疎外感って、その人と自分がどのくらい関わりがあるかっていう事はあまり関係なくて、仲良さそうに、楽しそうに会話をしている人達が目に入れば、感じてしまうんです。
どうせ自分は嫌われる
結局のところ、羨ましいんだと思うんです。
自分はああいう風に楽しく話せる友達がいないから。
いつも気を遣ってばかりいてさ。本音を言える相手がいないのよ。
壁を作ってしまって、心を開けない自分だから。
あんな風に笑い合える人がいないから。
羨ましいなら、自分から友達を作るべく行動すりゃあいいわけだけど。それはそうなんだけど。
どうせ自分なんて嫌われる、って思ているから。
自分が輪に入ったら嫌がられる、って思ってるから。
できないんだよね。
そんで、楽しそうな人たちに興味がないふりをしちゃってね。
自分は一人でも平気ですから~っていう顔をしてね。
疎外感なんてみじんも感じていませんです、オホホって、どうってことないふりをするんです。
羨ましい!で良いのだ
わたしも、いまだに疎外感を感じることがあります。
今までは疎外感を感じてる自分を見ないようにしていたところがあったけど、疎外感を感じたら、『いいなー!』『羨ましいなー!』って、声に出して言っちゃった方が
意外に疎外感がやわらぐんだということに気付きました。
『別に、一人でいいし。
っていうか、あんな騒いで、うるさいし。
っていうか、興味ないし。』
なーんて、平気なふりして、見栄を張っているよりも、
羨ましいんだな、羨ましいねって、素直になった方が気持ちが楽。
この方が、『どうせ自分は嫌われる』っていう思考に走ることを止められる気がするんです。
本当は人が好き
疎外感て、サインなんだって思うんです。
本当は、みんなでワイワイ気軽に話がしたい。
気を遣わないで付き合える友達がほしいって、そう思っている自分がいるんだよっていうサイン。
自分がどうしたいのかを教えてくれているんです。
疎外感を見ないようにして、平気よ!って見栄を張っていたら、仲間が欲しいなんていう自分には気づかないし、当然、仲間作りの行動をすることもないし、どうせ自分は嫌われるっていう思い込みががっちり自分の足を掴んでて、一歩も前に踏み出せない。
でも、本当は仲間が欲しいんだっていうことを素直に受け入れたら、『どうせ自分は嫌われる』よりも、『仲間が欲しい』っていう想いの方が勝ると思うんです。
そうしたら、自分から話しかける・・・まではいかなくても、ワイワイ楽しそうな人たちに微笑みを向けるくらいはできるんじゃないかなって。
見栄を張っていたら、知らんぷりして素通りしちゃうだけだもんね。
疎外感は、自分の本音を教えてくれるサインだし。
疎外感は、仲間を求めている自分に気付かせてくれるものだし。
疎外感は、本当は人が好きなんだってことを、教えてくれているんだし。
悪いもんじゃないよね。
っていうかさ、疎外感こそ、自分の仲間じゃん。
本音を教えてくれる存在だもん。
サンキュー疎外感 じゃん。
ウエルカム疎外感 じゃん。
ハロー!ハウアーユー疎外感 じゃん。
(ん?)
きっとできるよ!
アハハと笑い合えて、本音で話せる、素敵な仲間が。
あなたにも、わたしにも。