【憂鬱すぎる!】園の親子行事が不安でたまらない!

GWが終わって、気温もあがってくると、「次は梅雨かあ…」ってちょっと憂鬱になりませんか?

天パのわたしにとって、梅雨は”髪の毛もわんもわん問題”が勃発する時期のため、ばっちし憂鬱です。天パの方でないと、”髪の毛もわんもわん問題”がどんな問題なのかわからないかもしれませんが、天パの方ならば、意味は瞬時に理解していただけるはず。

”もわんもわん” の ”もわ” まで言ったところで「ああ、もわんもわんね!」って理解してくれるのが、もわんもわん経験者の皆さんです!



ところで、これから書くことと髪の毛もわんもわん問題って、実は一切関係がありません。”髪の毛もわんもわん問題”という言葉がなんとなく気に入って、しつこく書いてしまっただけです。

これから書くことは、保育園や幼稚園で年に一度は必ずある【親子行事】が不安でたまらなかった…というお話です。


スポンサーリンク

親子行事がやってくる!

息子達が通っていた保育園では、毎年5月中旬に親子で参加する行事がありました。
貸切バスで大きな公園に行ってみんなでレクレーションをしたりお昼ご飯を食べたり…というものです。

この親子行事が毎年毎年憂鬱でねえー・・・。
特に長男が入園した最初の年です。何もかもが初めてで、わからないことばかりで、ほんとーーーーに不安でした。

誰も知ってる人が居ない環境で・・・


わたしは結婚を機に知り合いが一人もいない土地で暮らし始めました。
ただでさえ自分から話しかけるのが苦手なので、出産後もやはり、自分から積極的に友達作りのために行動することはなく、ママ友もなっかなかできませんでした。
それでも毎日のように行く公園で、ちらほら話せるママさんもできてきた頃、保育園に入園です。
残念ながら希望していた保育園に入れなかったので、少し遠い場所になってしまい・・・ご近所さんたちの子が通う園とは別の…誰一人知り合いがいない園に行くことになりました。

またしても、誰も知らない環境で、いきなりやってくる5月の親子行事。

 

それはそれはもう。不安でたまりません。
不安と憂鬱でいっぱいの日々を過ごしていました。

日が近づくにつれ、そこに緊張も加わっていきます。そうして出来あがるのが…


不安と憂鬱と緊張のミックスジュースの完成です!!!


さあ、召し上がれ♡

なんて言ってる場合じゃないんすよ。

なんなんですか、そのジュースは。不味いでしょ、間違いなく不味いでしょ。意味もわからんでしょ。


とにかくですよ。親子行事のお便りが届いてから当日まで。
ああ・・・まじでやだ。まじで行きたくない。ああ怖い・・・。って、そんなことばっか考えてんです。

しかも、雨が降ったら中止じゃないんです。 雨天の場合は公園内の体育館でレクレーションをするって書いてあるんです。
もしかしてもしかすると、「雨かー♪ラッキー♪行かなくて済むわ♪」ってな事態になるかも・・・!!!
という淡い期待もできないんです。
延期も中止もありえない。絶対にこの日は行事に行かなければならないのです。なんてこったい!

ですから。
「雨よ降れー!雨よ降れー」!!って、小学生の時に運動会の前に必ずやっていたおまじないをしたところで、まったく意味がないわけです。

手には手作りのてるてる坊主と、新聞紙で作ったヒラヒラのおまじないスティックを持つ小学生の美月



ちなみに、小学校6年間の間で雨が降って運動会が中止になったことは一度もなかったです。
よって、「おまじないをしたところで、お空は言うことを聞いてくれないよ!」と運動会嫌いのお子さんがいらっしゃる方は、マジな顔をして教えてあげてください。



不安の中身は何だ?

具体的に何が不安だったのか・・・改めて思い返してみました。

 

美月
 

みんな友達が居るのにわたしだけ居ない。孤立しちゃいそう。どうしよう。「○○くんのお母さん、友達いないんだし」って思われちゃう!そんなの嫌だ!惨めすぎる!

 

 

 

美月
 

お弁当を食べるメンバーはどうやって決めるんだろう。もしや、自由?! 他の親子はみんなで集まってワイワイしながら食べているのに、わたしと息子だけは、輪に入れず二人だけのお昼・・?!そんなのつらすぎる・・・!

 

 

 

美月

みんなどんなお弁当を作っていくんだろう。キャラ弁?!豪華なお弁当??わたしは全然作れない。お弁当見られたら嫌だな、恥ずかしいなあ。

 

 

美月
 

ゲームって何するんだろう。他のママ達と協力し合って何かする系だったら嫌だなー!!!



美月
 

行き帰りのバス、憂鬱だなあ。どういう席順だろう。盛り上がってても入れないし…

 

だいぶ記憶は薄れていますが、当時はこの10倍くらい不安があったんじゃないかなと思います。
結局、「馴染めないこと・浮いてしまうこと」が特に不安だったんですね…。

こんな感じで、色々と不安を感じ、それに飲み込まれていたので、行く前からぐったり。
行事が終わって家に着いてもやっぱり、ぐったり。
このストレスをどう解消したらいいのかわかりません。
親子行事に限らずでしたけど、わたしはこうして色々なことに不安を感じて、そのストレスを元夫や息子にぶつけてしまって、後になって後悔するっていうことを繰り返していました。



こうすればよかったな、と思うこと

今になって、あのときこうすれば良かったかもなって思うこと、いろいろあります。


1.わからないことは先生に質問する

まったくはじめての親子行事。経験したことがないんだから、そりゃー不安になるでしょう。
でも、わからないからどうしよう、と一人で悶々としているだけでは何も解決しません。

だから、なんとなくこんな感じなんだろうなーって想像できるように、先生に聞けば良かったのに!って思います。そしたら心配事はだいぶ減ったはず!

園にママ友がいる人は、「お昼ってどうやって食べるんだろうねー?」なんて子どもの送迎時に集まって話をして、上に兄弟がいる先輩ママが「去年はこうだったよ」なんて教えてくれるのでしょう。そういう憧れのシチュエーション、今の所 実現不可能なこの状況。
だったらしょうがあるまい。先生に聞きましょうよ!


先生達が企画してるんだからもっとも詳しいのは園の先生方でしょ。バスの席順、バスの中のレクレーション、ゲームの内容、お昼の食べ方・・・聞いておけば間違いないでしょ!

直接聞くことができなくても連絡ノートは毎日やり取りしていたんだから、そこに書き込めば良かったなあ。

まあ、入園したばかりで先生との関わり方もよく分からず、遠慮で聞けなかったっていうのもありましたが…。聞かないで何日も不安でいっぱいよりは、全然良いはず、です。


※不安への対処法について書かれているこちらの記事も大変参考になります。
不安は悪くない、あなたがどうするか、が肝心。なぜなら不安は希望の種だから



2.何のために行くのか?を自分に問いかける

わたしがとてもとても気にしていたのは「他のママたちの視線」でした。
他のママさんたちから「あの人ひとりぼっちだね」って思われていることを想像すると・・・あーもう辛い!!いたたまれない気持ちでいっぱいになるのでした。

だけど、あの頃のわたしに言いたい。
「あーた。何のために行事に参加するの?」と。

デヴィ夫人になりきって問いたい。あの髪型にして、問いたい。あのゴージャスな部屋にいるつもりで問いたい。っていうか、あーた って言いたい。



あーたねえ、何のために親子行事に行くのよ?あーた、ちゃんと考えてみなさいよ、あーた。

「誰ですか?」って、言いました?!
わたしも「これは誰ですか?」と思いながら描きました。すみません。





3回ほど「あーた」と言って気が済んだら、こう答えます。

美月
美月

息子と楽しい時間を過ごすために行きます。
集団の中で息子がどんな風に過ごしているの見てみたいし!
息子が楽しんでいたらうれしい!




そう!!わたしの参加目的は、ママ友を作るためじゃないねん!!!



どうやら心配してばかりいると、大切なことが見えなくなるみたい。
だから自分に再確認しないとね。

何のために行くのさ!?!?と。


もちろん、ママ友ができたらいいな、という気持ちもありますよ、そりゃーありますよ。だけど一番の目的はそれじゃあない!!息子と楽しむことの方が先!!

だから心配していた通りにぽつんと孤立してしまったとしても。
息子がニコニコして喜んでくれていれば。わたしもそれを見てニコニコ笑顔でいられれば、それでいーじゃあないか!!って、そう思った方が気持ちが楽ですしストレスだって減るでしょう。


3.自分に寄り添ってあげる

友達がいない自分や、自分から輪に自分から入っていけない自分のことが、嫌でした。
気さくに話ができたらいいな、って思うのにできない自分。壁を作ってしまう自分。

なんで自分はこんななんだろう。という自分責めと、あの人達はいいなあ、ふん!みたいな、羨ましさや妬みが入り混じっていました。

でも、自分を責めても、他人を羨んでも…気分が悪いばかりで良いことないですね。
それよりも、友達がいなくてさみしいな、友達がほしいな、ってそう感じているわたし自身をもっと優しくしてあげればよかったなと思います。


わたしも、あの輪に入りたい。
わいわい話して、笑って・・・。
園で困ったことを気軽に話せる人が、夫や姑の愚痴を話せる相手が、ほしい。

そんな自分の気持ち、大切にしてあげればよかったなあ。
そうしたら、きっと、他人の目ばかり気にしないで息子にもっと目を向けられたと思うのです。


4.当日は周りの人を観察してみる

わたしの脳内では、いつも「自分以外のみんなは仲が良い人がいる」というのが前提にありました。
でも、冷静に周りを見渡せば、そんな人ばっかりではないはず。

小中学校時代、休み時間はいつも友達とグラウンドや体育館で走り回って遊んでいる子もいたけれど、一人で静かに読書をしている子もいたし、先生のところに行ってる子もいました。

自分以外はみんなママ友がいる って本気で思ってましたけど、子どもも大人も同じ。そんなワケないやん。自分の悩みでいっぱいいっぱいだから冷静さを失っているんですよね。


実際、お昼は自由に食べて良いことになっていて、何家族かが集まって賑やかに楽しそうに食べている人たちが目に入りました。
心配していたとおりわたしは息子と二人きりで食べました。

だけど!広い公園を見渡せば、なーんだ、子どもと二人で食べてる人たちもいっぱいいるじゃん!って、食べ終わってから気付きました。
お昼休憩の心配が過ぎ去って、やっとこさ、緊張がとけたんだと思います。


自分だけ、浮いている。自分だけ、友達がいない。
これは、よくよく周りを観たら、そうじゃないぞって気がつけることだと思います。



気軽に構えていた方が友達ができやすい


周りの人はいいな、どうせ自分は一人、って暗い表情で行事に参加している自分と、息子と楽しめればまあいいや!って気楽に構えている自分とでは、自分自身の気持ちが違うだけじゃなくて、周りの人達から見ても、表情や雰囲気ってかなり違うと思うんですよね。

息子と楽しめればまあいいや!って思ってるわたしの方が、周りの人も話しかけやすいと思うんです。

なので、気楽に構えていた方が周りの人から話しかけてもらえる機会が増えて、結果的に、友達ができやすいですね。 



これから親子行事が待っていて不安だというそこのあーた。(←また出ました、夫人!)
不安なのは当たり前だのクラッカーです。だって、慣れてないし。はじめてだし。
なので、そんな自分を受け入れて、子どもとの楽しい時間が過ごせれば、ひとまずOKってことにして。
あとは流れに身を任せ、友達ができたら嬉しいなーくらいで、気楽に気楽に、いきましょう!!

 

タイトルとURLをコピーしました