イヤミを言われたときの対応

「今のはもしや・・・イヤミですか?」…と、この間、ある方と話をしていて思いました。

その時は普通の顔をして、普通に会話を続けてましたけど、あとからなんだかムカムカしてきました。
なんでやねん!なんで嫌味言われなあかんねん! という気持ちが出てきました。関西弁で出てきました。関西人じゃないのに、関西弁で出てきました。

なんでやねん!!!

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嫌味聞き ストレスためて 我慢して なんでやねんと つぶやくの

↑見出しを川柳にしてみましたが、なかなか良い出来ですよね。
まだ誰からも褒めてもらっていませんが、ものすごく褒めてもらえそうな気がしています。なので、誰か、ものすごく褒めてくれませんか?

だめですか?




だめですよね。






嫌味を言われてカチンときたなら、「それってイヤミ?」なんてさらっと言えたらいいですけど、実際には言えません。だって、相手から「そうだけど?」ってドヤ顔で即答されたらどーしてくれんですか。何て答えたらいいのかわかりません。
「そうでしたか、ありがとうございます。」とか、意味不明な返しをしちゃったらどーしてくれんですか。ねえ。


その後は、”やべえこと言っちゃったぞ顔”のわたしと、ドヤ顔の相手の間に気まずい空気が漂うこと、間違いなしです。3分は漂うことでしょう。カップラーメンができちゃいますね。ではさっそくいただきましょう、ズルルルル。





イヤミを言われると気分が悪くなります。でも、「それってイヤミですか?」も「今、わたしはイヤミを言われて気分を害しました。」も相手に言うことができません。
なのでストレスがたまっちゃうんです。

嫌味を言われても不快にならない・・・そんな状況があるとするならば、嫌味ったらしいその相手の名前が「イヤミさん」の場合くらいなもんです。

もし、イヤミさんという名前の人から嫌味を言われた日には、「よーっし!イヤミさんから嫌味を言われたぜ!嫌味fromイヤミ!これは宝くじに当たるくらいめったにないこと♪わーいわーい♪」と喜んで、嬉しさのあまり『fromイヤミ』という歌まで作ってしまうかもしれません。その曲を引っさげて、華々しくユーチューバーデビューを目論むかもしれません。


でも、わたしの知る限り、イヤミさんというお名前の方は一人しかいらっしゃらず、その方とは残念ながら・・・おそらく一生お会いすることはないでしょう。

fromイヤミは幻に終わりそうです。

・・・いや!諦めたらあかん!人生なにがあるかわからへん!CD化だってあり得ますねん!!



イヤミっぽい人って、きっとどこにでもいるんだろうなーなんて思います。
だけどそう分かっていても、実際にイヤミを言われた日にゃあ「こういう人、どこにでもいるよねー。あはは。ま、気にしないこった!」と受け流すことができません。

しばらく、その言葉が脳内で繰り返されて、ムッとしたり言われっぱなしの自分に落ち込んだり・・・嫌な気分を引きずってしまいます。
右から左に受け流すことができない以上、ひたすら我慢するしかないのでしょうか・・・。


いいや、それはいやだ!そんなん嫌やねん、わし、いややねん!!



あ。またしても関西弁が出ましたよ。
何か良い方法はないものでしょうか。ぐっと堪えてストレスを溜めるだけじゃなくて、もっと良い対応の仕方は…。

ということで、コンタクトをどっかに落としちゃって必死に探しまくるときと同じくらいの情熱で、イヤミを言われたときの対応策を考えてみました。


イヤミを言われたときの対応策

その1. イヤミ返しをする

イヤミに対してイヤミで返す。
嫌味の上に嫌味を乗っける。
それはまるで、お寿司のシャリの上に乗せるネタも、まぐろじゃなくてシャリ。シャリの上にシャリを乗っけるようなもの。
インパクト大! それが、イヤミ返しです。



例えば
「もう帰るの?!よっぽど仕事がお出来になるんでしょうねー。」と、定時に帰ろうとしていたら先輩にチクリと言われた場合、「そうなんですぅ~誰かさんと違って。プライベートも充実してるんでね~」といった具合に、あなたは暇人、わたしはリア充。どーだい、あっかんべー。というくらいに堂々と、イヤミを乗っけてお返しするのがイヤミ返しです。

イヤミ返しをすることで、おそらく相手はムッとするでしょう。
そして、こちらサイドもイヤミを言われてすでにムッとしています。先にふっかけてきたのはあんただろ!ってな強気な態度です。
なのでイヤミ返しをすることで、相手は、返したイヤミにさらなるイヤミを乗っけてトリプルイヤミ状態になる可能性が高いです。イヤミ合戦の幕開けです。興奮しますね!!!!!





・・・???




えーっと。。。




ちょっと待ってください。

イヤミ返しは相手との関係が険悪になるやり方だということが判明しましたが。




ダメじゃん!!





だめでしょこれ。この対応、なんだよ。トリプルイヤミって・・・サーティーワンのアイスの劣化版ですか?

 

 

わたしはイヤミを言われてストレスを増やすのが嫌なだけです。相手との関係を悪化させたいわけじゃありません。

そもそも、イヤミを言われたら即自分も言い返す、っていう事自体、無理。少なくとも気が弱いわたしにとっては無理。
っていうか、気が強ければそもそもイヤミ言われたくらいでうじうじしないっつーの。


・・・ってことでこの案は却下。

さっさとその2にいきましょう。



その2.イヤミをやり過ごせたら自分のレベルがUPする設定にしておく

イヤミを言われても大人な態度で華麗にスルーできたら、自分のレベルがアップする・・・そんなマイルールを作るのはどうでしょうね。

ゲームで主人公のレベルがアップすると体力が増えたり高度な魔法を使えるようになったり、強くなります。
それと同じで、イヤミを受け流すたびに、レベルUPして強くなる!!どんどんどんどん強くなる!そうだ、わいは強い!わいを誰やと思てんねん!・・・っていうことにしちゃおうか。


そうすれば、まだかなー今日のイヤミはまだかなー。早くもっとレベルアップしたいなー。あれ?イヤミっぽいあの人、今日はえらくおとなしいじゃないの。どうしたの?? いつものように早くイヤミをおくれ!早くイヤミをくれ!カモン嫌味!カモンベイベ嫌味!


とダパンプさんのU・S・Aダンスをしながらイヤミを今か今かと待つぐらいの心の余裕が生まれるかもしれません。





・・・って
んなことあるかい!




無理っす。無理やり過ぎて無理っす!!なんだこれ。


もうちょい、何かないものか・・・。

もうちょい、まともなやつ・・・!



その3.なぜその人はイヤミを言うのか想像してみる

そもそも、イヤミっぽい人ってどうしてあんなにイヤミをよく言うのか・・・?
イヤミを言いたくなる時の気持ちを想像してみました。


イヤミを言いたくなるのは、素直に自分の考えとか気持ちを言えないからかもしれません。
あとは、ヒガミっぽいっていうのもありそう。
なんだよ、楽しやがって!自分はすげー大変なのに!みたいな不満を持ってるのかも。周りの人に対して敵対心を持ってるかも。


っていうかさ・・・ここまで他人事みたいに書いてきたけどさ・・・そういえば自分自身もイヤミを言ってたわ・・・。結婚してた頃、元夫に嫌味言ってましたわ・・・。わわわー自分もじゃん。

そのときを思い返すと、やっぱり、素直に気持ちを言うのが恥ずかしかったりかっこ悪かったり、負けた気になったり・・・っていうのが大きかったかなー。 不満もいっぱい抱えていたし・・・。

本当に言いたいことは伝えられないから、嫌味を言って、相手に察してほしいと思っていたのかもしれません。うん、きっとそうだった。

先程の場合なら、「え、もう帰っちゃうの?!こんなに仕事残ってるのに!今日は残業してほしいわあ。」と言いたいけど言えないって感じかなあー。

イヤミを言われて後々まで引きずってしまうときは、相手の気持ちを想像してみたら、何か発見がありそうです。 よかった、その3で光が見えてきました!




その4 自分は素直になって・・・みる??

相手は素直になれないからイヤミを言ってしまうのだとして。自分だって言いたいことを我慢しているのだから、それもやっぱり素直じゃないってことですよねえ。 ある意味、お互い様なのかも。

だったら、こちらは素直になってみたらどうでしょうかね。

その1のイヤミ返しは攻撃的な言い方だけど、『そういうこと言われるとちょっと凹みますよおー』っていう感じで、自分ちょっと悲しいです的な、自分それ言われると傷つきます的な・・・?
自分の気持ちを軽めに伝えたってイヤミじゃないし、やっぱり素直な感じがするなあ。

まあこれは、言える相手と言えない相手がいると思うし、タイミングとか、その時の状況とか・・・できない時もありますけど、そういう返し方もあるんだぞ!ってことを、自分の引き出しに入れておくといいのかなって思います。

今回嫌味を言ってきた人は、わたしにとって重要な人ではないけど、二度と会わない人ってわけでもないし・・・何かまた言われたら、その言い方傷つきますわ~! って、軽めに、言ってみようか・・・うーむ。


っていうかですね。

ここまで散々書いてきてなんなんですが、
その4まで考えてたら、だんだんどーでも良くなってきました。
ちっさいことでウダウダしてるよなあ、ってちょっと笑えてきました。


どーでも良くなる、ということは悩みが悩みじゃなくなるっていうことで、『あっはっは、イヤミ言われてもうた。あっはっは』って笑い飛ばせる方向にいくかもしれません。そうなれたら嬉しいなあ。



っていうか、イヤミだってあのときは思ったけど、イヤミじゃないぞこれ。感想を述べてただけじゃない? ってことだってあるかもしれないですね。

嫌味だと思い込んでただけで。嫌味かどうかって、人それぞれ解釈違いますもんね。これを読んでいる皆さんは、嫌味言われたらどーしてるんでしょうか?

どーもしてねーけど?って言われたらそれまでですが、こうしてるよ!っていう対応策があったらぜひとも教えてください!

 



いつの日か、イヤミマスターという名前で『どんとこいイヤミ!』という本を出せるくらい、イヤミにうまいこと対処できる自分になりたいものです。
そのときは、fromイヤミのCDを付録にしましょうかね。

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