有難い、けど迷惑。ちゃんと感謝できない自分が嫌!

たまに野菜を分けてくださる、職場の先輩Aさん。
ありがたいことです。本当に、ありがたいこと、なのです…。

・・・でも。

Aさんはぐいぐい系で、私はどうにもこうにも、その強引さが苦手なのです。
自分の要求を前面に押し出してくるAさん。
その場で断れない私。

そう、過去にはこんなこともありました…。

私のばかばかばか!と自分に腹が立ったら…
なんであの時、あんな事をしちゃったんだろう…!なんであの時、ああ言ってしまったんだろう…!本当は、こうすれば良かった、こう言えば良かった…!私のばかばかばか!! …って、後になって自分に腹が立つことってありませんか?私は、この間ありましたよ...

このようなAさんに、「はあ~。もう野菜とかいらないから。そういうの良いから。ぐいぐい来るのををやめてくれまいか。」と思ってしまうのです。

有難迷惑だなあ。野菜ノーセンキューだよもう…。 と思ってしまうのです。

そうして、
野菜をくださる、そのお気持ちに感謝しなきゃいけない。なのに、感謝ができない。
そんな自分のことを、なんて心が狭いんだ…と、嫌になってしまうのでした。

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書き出して気付いたこと

先日もそれでモヤモヤしていたので、モヤモヤをなんとかしようと、まずはノートに書き出してみました。
感謝している事と、反対に、迷惑に感じている事、嫌だと思う事を、そのまま、書いていきました。

ああ、ブラックだよねえ。
私ったら、ブラックなんだねえ。

いいの、いいの。ありのまま、書きましょうよ。
 

 

そうして書き終わって、気づきました。

100%の感謝でなければ、感謝しているとは言えない と思っていたことに!!


100%の感謝…それは、一点の濁りもなく、ただひたすらにありがたい気持ちでいっぱいな状態。感謝の心で満たされ、「ありがとう100%」なみつき。それが感謝している、と言える状態なのです。 
ブラックな気持ちなんて0.01%もありません。


純白で、美しくて、キラキラしていて、愛が溢れている…。それはまるでウエディングドレスのような。 まっしろ雪見だいふくのような。生クリームのような。真珠のような。マヨネーズのような。(それは黄みがかっている。)

いやはや。 また、出たよー。白か黒かの、白黒思考が!

100%じゃなきゃ感謝しているとは言えない…って、そんなこと、誰が決めたんだい? …って、私です。私だけのルールです。 厳しい掟です。

感謝してる、だけどちょっと迷惑…。どっちもあったって、いいじゃん?! しょうがないよ、嫌だという気持ちは、自然と感じてしまうんだもの。だけど、感謝の気持ちもあるのも確かだもんね。

って、思ったら、感謝の気持ちが、ほわんと膨らんだ気がしました。

心から感謝しなきゃいけないのに、まだそう思えていない、まだダメだ、まだまだ…ってしてたときは、感謝の気持ちは大きくならなかったのに。むしろ、しぼんでいく気がしました。そしてモヤモヤしてたけど。

どっちもあっていい!! って思ったら、ふわーっと ”ありがたいな” が広がりました。

いろいろな私がいる。それが人間。

こんな自分もいるし、あんな自分もいる。こんな、あんな、をいちいち白か黒かで分けるなんてできなくて。 私のほとんど、色んな色が入り混じっているんだな、と思いました。

単色じゃなくてね。きっちり、分けられるものじゃなくてね。 その色の混じり具合は、日々、その時その時で、相手によって、体調によって、さまざまに変化してね。

この色じゃなきゃだめ!なんてないよね。
それが人間ってもんなんだし。それが私なんだし。

って、自分自身が、そうなんだよねと受け入れられるかどうか…なんだな、きっと。結局は。 

 

ずっとずっと、完璧じゃなきゃいけない!
これじゃだめ、あれじゃだめ!と否定していたクセはなかなかにしぶといけれど。「あ。なるほど、そうか!」って今回気づけた私に、今宵は花丸をあげよう。今宵の私に乾杯。今宵の私、お疲れさま。

あなたもまた、100%じゃなきゃだめ!って、いつの間にやら、100の自分を目指しちゃっていませんか? 色んな色が混ざり合い、その時その時で変わっていく。完璧なんてございません。
あなたはそういうあなた。それで良いんです。さ、肩の力がちょっと抜けたなら、今宵のあなたに乾杯しましょ!! かんぱーい!ルネッサーンス!(それは違う。)



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