【賃貸あるある】困っている事を大家さんに言いにくい

いきなりですが、これを読んでいるあなたは”内気さん”ですか? わたしは内気ですけど、あなたは内気さんですか?

ちなみに『内気さん』って聞いているのは、苗字の事ではないですからね? 『僕は鈴木です』『私は山田です』なんて言われたって困りますけども、そこらへんは大丈夫ですかね?

 

例えば、部屋を借りている場合にも、内気さが、あちらこちらに。そちらどちらに。そこここかしこに。 あっちこっちそっちどっちに現れると思うんです。

大家さんに、何か言いたいことがあるけど、言いにくい…なんてことも、あるあるではないですか?

網戸の網が破けたとか、コンセントが外れやすいとか、そこまで緊急事態じゃあない。我慢しようと思えばできる。でも本当は直してほしいな…っていう程度の時なんか、言うか言うまいかでめっちゃ迷いますよね。


『もしかしたらそのうち自然と直るかもしれないし!まだ平気よっ!』なんて自分に言い聞かせてみたり。 でも、「いやいや、自然に直るわけないやん…」と冷静な自分もいますよね。

しばらく放置をするわけですが、気になってしゃーないんですね。 気になるけど気にしないようにしつつ、でももう限界!!っていうところで、どっこいしょ、よっこらしょ、はっくしょい、と重い腰をあげて大家さんに電話をかけるわけですねえ。 重い腰って言ったって比喩じゃないです、まじで重い腰です。まじで腰が重いです。



どうもね、大家さんから怒られたり、怒られるまではいかないけど、なんか責められそうな気がしちゃうんですよね。

お隣さんがうるさいんです、とかはまだ、言いやすいですよ。自分に非がないから。
でも、〇〇の調子が変です、〇〇が壊れました…なんて場合はね。『あなたの部屋の使い方が悪くてこうなったのよ!』って、目を吊り上げて怒られてしまいそうな予感。

 

恋の予感は大歓迎。
怒られる予感、ノーセンキュー。ノーセンキューったらノーセンキュー。


あら、素敵な歌がひとつできたわ♪

 

っていうか、怒られるかも…なんて100%妄想なんですけどね。分かってるんですけどね。
そんなこと言われたこと一度だってないんですけどね。

でも、心配になっちゃうんですよ。 

大家さんって、たいがい本当に大きい家に住んでるやないですか。大家なだけに、きいに住んでるやないですか。 大家になるには、大きい家に住まなあかんのですか?っていうくらい、美月調べによりますと、大家さんは豪邸住まいなんですよね。

大家さんオーディションでもあるんですか?
大きい家に住んでいるかどうかが合否の決め手だよ!っていう大家さんオーディションが開催されているんですか?

とにかく、大家さんって、なんていうか、自分とは住んでいる世界が違うって言うか、近寄りがたいっていうか、家を借りている身だから肩身が狭いっていうか(←ほとんどこれ)で、どういう人かもよくわからないのに、〇〇が壊れました、とかいう話をいきなり言うのは勇気いるわけです。

 

わたしも賃貸に住んでいましてね。 戸建てなので、お隣さんや上の階の人とのトラブルとは無縁で、そこはありがたいんですけどね。
なんせ築年数がだいぶ経っているので、ちょいちょい、不具合が出てくるんです。


先日は、”トイレの水が出ないよ事件”が起こったんですよ。


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何故だ?!トイレの水が出ない!

トイレのここ↓から、水が出なくなったんです。 朝は普通に使えていたのに、昼間になったら突然。

 

トイレの水が出ないとなったら、考えられるのは、凍結ですけどね。冬だし。二月だし。節分だし。立春だし。バレンタインデーもあるよ? みんな、誰にチョコレートあげるの? ねえねえ。っていうくらい寒い時期ですから。

でも、凍結するなら夜中とか朝なんで。 昼間いきなり凍結したりせえへんねん。 寒い県に何十年住んでると思てんねん。そんくらい知ってますよ。

朝普通に使えていたのだから凍結じゃあない。っていうか今年の冬は暖かいから凍結せえへんで。
じゃあなんで、トイレの水が出えへんのや??

さっそくスマホで検索してみたら、色々な可能性が書いてある・・・。
どれがうちに当てはまるのか、わからん…!

で、最終的には、
水回りの専門家へお電話ください! 0120-〇〇〇-〇〇〇〇 で締めくくってある!!
結局、業者さん呼ばなきゃあかんのかい…。

でも、トイレ自体は、使えないわけじゃないからセーフ。
洗面所の水道から水を汲んで、トイレのタンクに水をためれば使える。普通のトイレ。

わたしは頭を悩ませました。こういう場合、大家さんに電話をした方が良いのか、それとも水回りの専門業者さんに電話したらいいのか…。


なんで悩むのかって、さっき書いた通りです。 大家さんにキレられたら嫌だ…。

 

大家さん
大家さん

はあああ? トイレの水が出ないだと?!
あんた、何やってくれてんのさ!!!!

 

 

って言われたらどうしよー。

いやいや、わたし、何もやってへんで。 普通に膀胱から尿を出しただけやで!! って言うしかないんだけどさあ…。
言えないからね、そんな強気で。強気に出れるなら、迷わず大家さんに電話してるわい。


でもさ、いきなりトイレ業者さんを呼ぶのも躊躇します。だって、なかなかにお高い料金を請求されるんだもん。
以前、実家(持ち家)で、トイレが詰まって業者さんに来てもらったことがあるけど、べらぼうに高くてびっくりしましたよ。 まあね、家まで来てもらうんだから文句は言えないけどね。でも、高い。

大家さんに電話して事情を話せば、もしかしてもしかしたらもしかすると、大家さんがお金を出してくれるかも…? 折半で、とか言ってくれるかも…? 
それをすっ飛ばして、わたしが業者さんを呼んだら、100%自己負担!!


うむむ・・・。 考えました。 そしてこのような順序を踏むことにしました。

手順1. 大家さんに事情を話す

手順2. 『ムキイー!!!あんた、何してくれてねん!!』って言われたら、自分で業者さんを呼ぶ。

 

そうさ、怒られたら、次の手段!! それでええねん! 

 

大家さんとのやり取り

ちょいと勇気を出して電話をかけました。 洗面所の蛇口から水をくんで、トイレのタンクに移し替えながら、何度も移し替えながら、勇気を出して電話をしました。

大家さんに事情を説明すると・・・

 

大家さん
大家さん

そうですか。それはご迷惑をおかけしました。すぐに業者さんに行ってもらいますので。

 

 

なんとまあ!! 大家さんが謝るなんて…。

やっさし!! やっさしい、やっさしい、やっさしい!!!!! 怒られなかったあーーー!

 


怒られるかも…なんてビクビクしてたけど、全然そんなことなかった。めっちゃ謝ってたよ…。
さっそく翌日に業者さんが来てくれて、あちこち点検した結果、部品が劣化しているとのこと。

部品がくるまで3日ほどかかると言われ、その間は、トイレのタンクに水を運び込む作業は続きましたけど、部品交換をしてもらってまたトイレが使えるようになりました。


さらに、

大家さん
大家さん

料金はこちらで負担しますので。
古い家なので、あちこちガタがきちゃってすみませんねえ…。


とおっしゃってくださいました。


電話してよかった…! 神様 仏様 大家様、ありがとう!!

 

 

具体的な対策を考えるべし

今回、トイレの水が使えなくなったことで、感じたことは・・・


まず、トイレで使う水って、想像以上に大量なんだなってこと。
タンクに水をためるとき、ボウルを使っていたんですけど、5往復くらいしてやっとこさタンクいっぱいになるんです。 こんなに水を使ってるのかあー…って考えさせられました。
そして、トイレが普通に使えるありがたみもまた、感じました。

 

もうひとつは、

あれこれ不安なことを考えてビクビクして躊躇しているよりも、ダメだったらこうしよう。と具体的な手順を考えて実行する方が、心の負担が少ない。

ということ! これ大事ですね。

大家さんに言いにくいから…と我慢していると、余計なストレスがたまりますからね。
いちばん寛げる場所なはずのお家が、居心地悪くて、寛げなくなるのは辛いですよ。
いつまでもタンクに水をせっせと運び込んでないで、早めに電話してよかったです。 これからは迷わずさっさと電話します。 


みなさんも、何か困ったことがあったら、さっさと電話してください。 
もし大家さんにキレられたら…次の手段、です。 

例えキレられたとしても、ここの大家さんはキレやすい。ということが知れたことは、良かったと言えます。
だって、次何かあったときは、すぐ大家さんに連絡!はやめとこう、とか、何て説明するかじっくり考えるとか、できますもんね。

 

内気さんは、どうしよう…言いたいけど言いにくくて…ともぞもぞもやもやする事が多いんですけど、『こうなったらどうしよう、ああなったら心配だ』なんて妄想が膨らむほど言えなくなるんですよね。

そんな妄想を止めるのが、『今、何ができるのか、具体的に考えてみる』っていうことだと思います。 一人じゃ何もアイディアが思い浮かばないときは、誰かに相談するのも、良いと思います。

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