思うようにいかない…!それは”慣れていないだけ”かも

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私が住んでいる地域で、とある選挙がもうじきあります。そこに立候補している方が私の職場に挨拶に来られました。いろいろな企業を回っているようです。
その方は、お名前は伏せますが…日本人なら多くの方が知っているであろう有名人です。 東京だったら街に出ればけっこうな頻度で有名人を見かけるのでしょうが、地方ではそんなはずもなく、日常で有名人にばったり会うことなど滅多にありません。

そのため、「あと30分後くらいに、○○さんがここに来られます!」と上司から聞いた私たち従業員は、一気にそわそわし始めました。もちろん私も、そわそわどきどき…! 
ですが、「別にそんな興味ないけどぉ~別にぃ~緊張しないけどぉ~別にぃ~」ってな雰囲気を装ってしまう、見栄っぱりな私でした。(でも周りからはきっとバレバレ。)


一人ずつ握手するのかな…。写真撮影もあるかも…?
いや、今はコロナだから、遠くから見る程度かな…。そうだといいなあ。それなら緊張しないもんね…。


あれこれ妄想しているところに、その方がやってきました。

 

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何の言葉も浮かばなかった

うっわ! 顔が小さい!スタイルいいわー! 
なんか、違う。やっぱりそこらのおじさんと違う。かっこいいなあ。

せやねん、最近忘れてたけど、うち、ミーハーやねん!硬派を気取った、ミーハーやねんか!!有名人に会えたうききききー!


その方は、私達に近づいてきました。手に持っているのは名刺です。
たまたま端っこに立っていた私の方に近づいてきました。ウキウキとミーハー猿になってしまった私はあわあわMAXです。

ぎゃーーー!来た!こわい!

こういう時、何て言ったらいいの??

 

緊張が走ります。どうしようどうしよう…! 
しかし、あわあわしたのは一瞬だけでした。

ささっと私に名刺を渡し、隣にいる人に名刺を、そしてまた次の人に…とその方は素早く名刺を配って、よろしくお願いしますと言って、爽やかな笑顔で去っていきました。あっという間の出来事でした。

私は、名刺を受け取る時にぺこりとお辞儀をしただけ。何の言葉も出てきませんでした。何か言った方がいいと思いつつ、頭が真っ白で、何を言えばいいか分からない。 



かつて、北島康介さんが金メダルを獲った後のインタビューで言った名台詞、ありますよねえ。
あの言葉を、まさか私が。まさかまさか、この状況で、つぶやくとは思いませんでしたよ。



なんも言えねえ・・・涙


ってね。

ほんと、なんも言えねぇかったです。

私の後に名刺を受け取っていた同僚は「応援しています。がんばってください」と言っていました。なるほど、そう言えばよかったのかあ。 

何ひとつ、言葉が出てこなかった自分に、少々凹みました。こんな時、堂々と気の利いたことを言えればかっこいいのになあ…。また見栄っ張りが顔を出して、自己否定が始まりましたよ。これ、いつものパターン!

いつものパターンになっていることに気づけたので、いや待てよ…と自分の考えを改めました。

なんも言えねぇだった私だけれど、だから自分がダメってことじゃないでしょ?ただ単にこういったシチュエーションに慣れていないだけじゃないのだろうか…?

そう、これは、単に経験していないだけなんじゃないの??

経験していない・慣れていないだけ説

有名人相手じゃなくたって、誰かに”名刺を渡す・受け取る”という動作も、最初はどぎまぎ、緊張します。最初の第一声、何て言えばいいの…? 受け取った名刺は、右手?左手?どのくらい名刺を見つめるの?
いくらユーチューブを見て、本を読んで、練習したって、本番となったらやっぱりうまくいかない。最初からスマートに!なんて出来っこないんです。

何度も何度も、いろんな人を相手に名刺交換をするうちに、慣れていって、いちいち「どうしたらいいんだっけ?!」なんて考えずにできるようになるんですよね。それは「経験を積んだから」に他なりません。経験を積んで、慣れたのです。 

それと同じこと。選挙のあいさつ回りに来た方に、何と声をかけたらいいか分からないのは、経験を積んでいないからじゃん!!それだけじゃん!



いつものパターン以外に慣れてない


”慣れていないだけ説”が浮上してきたら、これまで、どうしていいか分からなくて、うまく対処できなくて、自分ってダメだなあ~って凹むことっていっぱいあったけど、それらは「慣れていないだけ」の一言で済むことがほとんどだったんじゃないかと思えてきました。


できない自分がダメなんじゃなくて。ただ、慣れていないだけなんだよ、きっと…! 一度も経験したことがない、または、経験値が少ないがために、「どうしたらいいのか分からない!」とあわあわしたり、おろおろしたり、緊張するのは当たり前の事なんだよね。コミュニケーションだって、そういうものなんじゃない?


自分から挨拶すること。
人の輪に入って雑談をすること。
ママ友とのランチ etc…


…いやいや。何度経験しても、慣れないし、苦手だし、緊張するよ?!

っていうことが一瞬よぎったけれど、「それだっていつも同じパターンの対処をしているから。新しいやり方を試していないから」なんじゃないかと思いました。


ママ友が集団でいると、気まずくてそそくさと通り過ぎるのがいつものパターン。
苦手なお局さんとの会話は、早々に切り上げて退散する。それがいつものパターン。
上司に挨拶する時は、「うわあ。嫌だなあー!」って思いながら、うつむいて「おはようございます」ってボソッと言う。




いつものパターンなら、経験は積んでるんだけどね。積みまくってるんだけどね。そして皆みたいにうまく出来ない自分を嫌い、責めるというパターンも、経験積みまくってるんだけどね。それ以外のパターンはというと…?

やってない。
もしくは、一度や二度はやってみたけどうまくいかなくて、諦めてしまっている…。

 

具体的な対処法を考える

うまくいかない、できない、分からない…! こんな時つい、自分のことを「ダメだ」と否定して、責めてしまうけど…。
責めるっていう行為は、落ち込んだり自信をなくすだけで、自分は変わらないんですよね。むしろ、責める分、消極的になっちゃう。責めても良くなっていかないんです。

それから、失敗したくない、ダサいと思われたくない…といった”恥をかきたくない”という思いが強い場合も、恥をかかないように…と消極的になってしまって、新しいやり方に挑戦できませんね。

恥をかくこと、私もすっごい嫌でした。今も嫌です。
だけど案外、恥だと思っているのは自分だけで、そんなにみんな人の事は気にしてない。
自意識過剰、なんだよね。 …ってことが、分かってきました。

もし恥をかいてもいいや!って開き直れたら、自分にダメ出しして否定し続けるという生活から抜け出せるチャンス到来です。自分が変わるチャンス到来です。

うまくいかないこと、できないこと、分からないことに出くわしたら、まず「だよね。経験積んでないからね。」って自分に言ってあげます。
ただ、慣れていないだけ。自分がダメなんじゃなくて、経験値が少ないだけだよ!って。

その次に、「あの時、どうしたらよかったのかな~?」って、具体的に考えるんです。自分の経験上、具体的に対策を考えるのって、自分を責めている間は出来ないんですよね~。自分を責めながら前向きになるって難しいです、やっぱり。

で、具体的な方法が思いつたら、次回やってみるんです。まだうまくいかないかもしれない。だけどそれは最初の1歩。そりゃあ、まだまだ経験がたりないから、すぐできなくたってしょうがない。 だから自分を責めない、そして諦めない。とにかく、経験が足りないだけなんです!

 

私は、苦手な人がいたら、苦手な場所があったら、いつも避けるか逃げるかのパターンばかり取ってきたから、人と関わりながら、試行錯誤していく経験が少ないんですよね。 人付き合いが苦手って思っていたけれど、苦手…って決めつけるほど経験積んでないな、そもそもにして。

 

今度また、有名人が私に名刺を差し出してきたら、何て言おうかな…。そんな状況、またあるか分からないけど、一応考えておこう。

そうだ。「お会いできて嬉しいです!」って言おう。 本当にそう思ったから。
正直、その方に政治を頑張ってほしいとか応援しているとかはないんだけど(こら)、会えて嬉しいとは思ったのは本当。ウキウキミーハー猿になったくらいだからね。

有名人じゃなくたって…。何年かぶりに会った人。ちょっと顔見知り程度の人。ばったり会った時、何て言えばいいか分からないから、気まずいから、気づかないふりをして通り過ぎていた。でも、そうやって知らないふりをしている、わざとらしい自分、逃げている自分をどこかで嫌っていた。

これからは違うパターンを…。そう、自分から話しかけるという方の経験も増やしていこう。「こんにちは」の一言だけでも。その後の言葉が続かなくても。

続かなかったら続かなかったときに、「話が弾まなくても仕方ないや。経験が少ないからねえ」って言いながら、でも、自分から話しかけられたことを自分で褒めて、お茶でも飲んで、お菓子でも食べながら、今度はどうしようかなって考えよう。そこに”自分責め・自己否定”はいらないんだ。

 

とはいえ、自分だけで考えていても、今までとは違うやり方が具体的に思いつかないことや、思いついてもそれができる自信がなくて勇気が出ない場合もあります。

だから他の人の知恵も借りるんです。他に、どういうパターンがある?って話ができて、知恵を出し合える仲間が必要なんです。 そういう仲間がいると勇気も出せるんです。 

なので私は、このような↓はじめの一歩の会というお話会を開いています。新しいパターンを試して経験を増やしていく一歩になるように。私と一緒に、経験値を少しずつ、積んでいきましょう~♪