昔書いたこちらの記事↓の続きです。
上から下まで、じろりと見てくる感じの悪い女性…ニックネームは「じろりん」。
じろりんは、じろじろと人を観察するのが好きです。あの人もこの人も、上から下までじろじろして、他人と自分を、あるいは、他人と他人を比較するのが日課。もはやルーティン。本人はきっと無意識でやってる。他人を不快にさせてるなんぞ気づいちゃいない。
そんなじろりんに、じろじろと見られる度に、いやーな気分になっていたのですが、いやーな気分になる事自体、じろりんと似た者同士な気がして、なおさら不快になってしまうのでした。
こちらの本↓は、昔読んだのですが、
攻撃的な人への対処法が色々書いてあるのですが、ちょくちょく出てくる表現が、”(攻撃してくる相手と)同じ土俵に立たない” なんです。
同じ土俵に立たない…そうなんですよね。 相手の言動にいちいち反応して、引きずられてしまうのは、同じ土俵の中にいるからです。
土俵が違えば、「ふーん。」「へー。」「…それで?」 くらいで、自分の感情を揺さぶられることはないんです。 一人相撲をしているじろりんが、たまたま視界に入った…くらいのものです。
そうなりたい。そうしたい!!
…ということで、同じ土俵に立たないために、私が今心がけていること。
それは、”じろりん以外に意識を向ける”です。
ネガティブルーティンを変える
じろりんが、人をじろじろ見るのがルーティンであるように…。
私は私で、「ネガティブなことに注目する」のがルーティンでした。
ネガティブには当然、”じろりんからじろじろ見られる”も入っていて、見られるたびに”あ!また見やがって!”と即座に反応しては、”まじでやだ” ”なんなの?” と、脳内はしばらくそのことばかりで、不快指数を自らあげていたのです…。
また、じろりんが近くにいない時も、”また今日も、じろじろ見られるんだろうな”と、じろりんの事を考えたりもして…!
じろりん 対 ネガティブン ですよ。
やっぱり、同じ土俵に立っているではありませんか!! のこったのこった!
ならば、私に出来る事はこれ。
”じろりん以外の、楽しいことや嬉しいことを考えて、不快指数を下げる!” です。
私には、一緒にいると安心できる仲間、家族がいます。
話していて嫌な気持ちにならない人。人と比べてあーだこーだ、としない人。
そういう人との関わりが、私の心を穏やかに、幸せにしてくれます。 そちらに目を向けて、そういう仲間との、ほっこりする会話、ほんわかした気持ちを思い出すと、自然と、じろりんのいた土俵から出られる…そんな気がしてきます。
じろりんに、じろりんじろりんと見られて、もやもや~…が広がっていくその前に、「じろりんじろりんしない仲間たち」のことを頭に浮かべます。 「シルバニアファミリーと仲間たち」そんなイメージです。眺めているだけで、ワクワクしたり、幸せな気持ちになるシルバニアファミリー。 高くてなかなか買ってもらえなかったシルバニアファミリーの大きな家。別荘。森の中。
…とそれは良いんですけど、そうして、自分のネガティブルーティンを変えていくんです。
その場でするのを忘れて、後から「あ!忘れてた!」と思い出したときは(よくある。)、その時で良いんです。「じろりんじろりんしない、仲間たち」を、そこで思い浮かべます。
すると自然と笑みがこぼれます。 そう、その調子!ルーティンが変わってくるわ♪ もう少しで、シルバニアファミリーの幼稚園も手に入りそう♪
このように、視点を切り替えると、どうでもええやん!じろりんのことな・ん・て!! って思えてきます。相手にしない、とは言い方悪いですけど、そういう気持ちになってきます。
私にとってじろりんは、重要な人じゃないんだもの。大切にしたいのは、家族だ、仲間だ、安心感だからね!
今の自分に出来る事をしよう
他人を上から下までじろりと見ることを、他人がやめさせることは出来ません。
ご本人が気づいて、もう人と比べるのはやめよう!と「じろりん卒業宣言」をして、やめる努力をしていく他に方法はないんですよね。
こちらも同じで、自分自身を変えていくしかないんですよね。”ネガティブン”をやめるのは、自分にしか出来ない事…。
不快になったこと、それ自体はOK。 不快だよね、そうだよね。って、自分の気持ちは否定しないようにして。…だけど、不快をいつまでも引きずらないことは、自分でやらなくちゃね。だってやろうとしたらできるんだもんね。
とはいえ、言うほど簡単ではないけども。なんてったってルーティンですからね。
ご飯食べたら歯みがきするのと同じくらい、もう無意識に、当たり前にやってることですから。
…でも。だからといって、何もしなきゃ、当たり前ですけど、何も変わりません。
じろりんに、いやーな気分にさせられた…とため息まじりの日々がこれからも続きます。
でも、やってみたら0.1%くらい、不快指数が減るかもしれないのです。
0.1%なんて、0と同じ!!なんて考えちゃダメです。これが白黒思考!(私もそのように考えてしまい、やらなかったり、続かなかったのです。)
0.1%減る、が10回あったら、1%減ったことになります。
1%減った、が10回で、10%ですよ! 10%のアルコールって、強烈じゃないですか。
全体の1割、ですもんね。 それだけ不快指数が減ったって、すごぶる嬉しいことではありませんか!!
だもの、私は、やる方を選びます。 あなたも、ぜひ、やる方を選んでいきましょうよ、ね!