私が人を大嫌いだったワケ

過去の私は、家から一歩出た瞬間から人の目がとても気になってしまい、外出して家に帰ると、気疲れしてぐったりと疲れ果てていました。

特に疲れたのは、子どもの保育園行事とか、親も参加しなきゃいけない系の集まりです。
みんなそれぞれ輪になって楽しそうにしていて、そういう集団にとてもびくびくしていました。

また、ママ友がいない私は、ひとりぼっちで、そんな自分がどう思われているのか不安でした。いたたまれない気持ちで、終わればそそくさとその場から逃げるように帰っていました。

その頃よく思っていました。「人なんて嫌い…!!」と。

また、私は、嫌いなところを見つけるともうだめで、どんどんその人を嫌いになっていくんです。この記事のように…。

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今日は、”そもそも、なんでこんなに人を嫌いだったのか?” という点について、我が身を振り返りながら思う事を書きます。

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世の中”敵”だらけ

過去の私は、「敵か味方か」で人を見ていました。99%が敵、でした。1%の味方は…そうですね、我が子でしょうか。
夫や両親も、時と場合によって味方の時もありましたが…基本は、敵でした。(当時はそんな風に思っていませんでしたけどね)

世の中は敵だらけだったんです。

敵は、私のことが嫌いです。
敵は、私の悪口ばかり、言っています。
敵は、絶対に信用できません。

そして、敵はみんな、幸せです。
私だけが、不幸です。

世の中は、冷たい。
みんな、冷たい。
冷たくて、怖い世界…!

みんなは楽しそう。ずるい。ずるい。ずるい。
なんで私だけ!
なんで私ばっかり、独りぼっちなの? 
どうしてこんなに辛いの?!

と世の中を、敵を、恨んでいました。
私の住む世界には、敵ばっかりで、”安心できる場所”がどこにもなかったのです。

誰からも嫌われたくない

だけど一方で。
すべての人から、嫌われたくない、と思っていました。悪口を言われたくない。すべての人から、愛されたい。一人になりたくない。仲間に入れて欲しい…!

悪口を言われることをひどく恐れていました。

周りは敵だらけ、なおかつ、敵から嫌われたくないんです。
そんな状態で、気軽に会話ができるはずないです。

うっかり余計なことを言ったら、嫌われてしまうから…! それはとてつもなく恐ろしい。死に値するくらい怖いこと。 だから上辺だけの会話しかできない。相手に合わせることしかできない。これならいい? こういう私なら、大丈夫?

…いや、でも嫌われている気がする。
私の悪口を今頃言っている気がする。

違うの?どうなの?私は大丈夫??

ああ、疲れる。疲れる。疲れる…!

どうして私はこうなんだ。みんなはあんなに楽しそうなのに…!みんな、ズルい!!私ばっかり辛い。苦しい。私はいつも暗闇の中で一人ぼっち。

ああ、嫌だ嫌だ嫌だ。自分が嫌い。大嫌い。

人間なんて、大っ嫌い!!!!

相手に気持ちを伝えない

私は、自分の気持ちや考えを相手に伝える、ということをしたことがありませんでした。
自ら、気持ちや考えを口にして伝えなければ相手に分かってもらえない、ということを知りませんでした。 伝えなくても、分かってもらえるはずだ、と思っていました。


私はね、本当は気軽に話せる友達が欲しいんだ。
私はね、本当はワイワイ楽しくやりたいんだよ。
私はね、本当は寂しいんだよ。
私も、仲間に、入れてほしいなあ…!


自分からそう伝えなきゃ、相手は私の気持ちや考えていることが分かるはずないのに、伝えなくても分かってもらえる、と思っているから、みんな私の寂しさを知ってるはずなのに、知らんぷりしている…!という苛立ちもありました。

ほらね、私に興味を持ってくれる人なんて、誰一人いないじゃん。ほら、やっぱり私は嫌われている。わたしのことを分かってくれる人はこの世に一人もいないんだ…。 みんな、冷たい。ひどい。大嫌い!!!

いつでも、どこでも、私は孤独でした。


どうにもこうにも生きづらい…。
どうにかしたいともがきながら、数年後に辿り着いたのが、心理療法でした。これについてはこちらの記事に書いています。

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そうして「人なんて大嫌い!!」という状態が少しずつ変わっていきました。

人が嫌い、人が怖い…!
長年、人におどおどびくびくしていた私ですが、今「そうなんだよなあ~…」と思っていることは、
私は、実は、とても、人が好きなのだ ということなんです。

・・・えええ?!と思うかもしれませんね。私も当時はとてもとても、自分は人が好きだ、なんて信じられませんでした。
だけどやっぱり、そうなんです。私は、人が、好きなんです。

本当は人が好き

人が好きだからこそ、人に、嫌われるのが怖すぎるんです。傷つくのが怖すぎるんです。
人なんてどうでも良いと思っていたら、嫌われたって別に構わないんです。

私にとって嫌われるっていうのは死に値するくらいに、恐ろしいことでした。どうしてって、それだけ好きだから…です。

それにこんなに人が好きなのに、人と気軽に、心を開いて会話ができないなんて、あまりにも悲しい。寂しすぎる。そんな自分は惨めすぎる。かっこ悪すぎる!

だから、人が嫌いだということにしておこう。

そうすれば私のとてつもなく深い孤独感も少しは和らぐし、惨めじゃないし、恥ずかしくなんかない。

私は平気だ。そう、私は人が嫌いだから、ママ友なんかいらないんだよ。くだらないよ。付き合いなんか面倒くさいよ。 行事で一人ぼっちだって平気だよ。さっさとこんな場所から退散しよう。家に一人でいた方がよっぽど良いや…!

って、見栄を張っていたのです。

「人が好き」という本当の私を、正面から受け止めることができなかったのです。
私が人を大嫌いだったのは、自分と向き合うことから逃げていたからです。そうすることで、自分が傷つかないようにしていたのです。

世の中、意外にあったかい。

今の私は、人が嫌いだ、と思う事はありません。
どうして自分ばっかり不幸なのだ、と思う事もありません。

人の優しさやあったかさに触れて感動したり、
〇〇さんはどういう気持ちなんだろう?って想像したり、
もっと〇〇さんの事を知りたいなあと相手に興味を持ったり。

自分の気持ちを相手に伝えて、それを受け取ってもらえた時の歓び。
相手が私に気持ちを伝えてくれて、その気持ちを受け取り、共有できた時の歓び。
私が幸せを感じるのは、こういう時です。

もちろん、「嫌だな、この人(イラッ!)」とする事もあります。
「ムキムキームッキー!ムキムキイイイー!!」となる時があります。(日本語か?)

だけど、だから関係をスパッと切ってしまいたい、一生会いたくない!!とまでは思いません。
前はそうしてスパッと関係を絶っていましたが。(それはまるで切れ味最高な出刃包丁。)

「まあこの人も、良い所もあるんだけどさ」と考え直したり、この人はこの人、私は私!と、距離を置いて関れるように、あれこれ考えてやってます。

私はもう、自分は不幸だ、と嘆く事はありません。
自分以外のみんなは楽しそうだ、と羨む事もしません。

人が嫌い、大嫌い!! としんどくって、この記事にたどり着いたあなたも、そのくらい、大嫌いになるくらいに本当は人が好きで…。だからその分寂しいし苦しいのかもしれません。

…なんて言われても、到底、信じられませんか?

自分が嫌いで、人が大嫌い!!で、ビクビク、おどおどしていた私だったから、だから分かる事、だから出来る事があります。
世の中、敵ばっかりじゃないってこと、人って温かいんだよってこと、あなた自身もまた、温かいんだよってことを感じてほしい。 人が嫌い、自分が嫌い、人間なんか大嫌い! そんなあなたと、人の温かさを共に味わいたい、私はそう願っています。

illustrator あらたさん

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