【おっちょこちょい事件簿】風で紙が飛んできた事件

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人生は何が起こるか分からないって言われますけど、本当にそうですよね。
この言葉に、異議を申し立てる人はいないですよね。

「人生はすべて、何が起こるか分かっています!!絶対に、分かるのです!!」 なんて、あのノストラダムスだって言わないと思います。
ノストラダムスに会った事がないのでもしかしたら言うかもしれませんが、そう言われてもわたしはひるみません。「いやいや。あなたの予言、外れたよ?!」と、今は2021年ですよと伝えたら、「うむむ・・・」とおっしゃることでしょう。


とにかく、人生は何が起こるか分からないことは、みんな知っているんですよ。それなのに、何故でしょうか。何故なんでしょうか。 実際に予期せぬ出来事が起こると、うろたえてしまうし、びっくりしてしまうし、ショックを受けるし、おろおろしてしまうんです。

予期せぬ出来事が起きるのが人生・・・それを分かっているなら、予期せぬ出来事が実際に起こったって、そんなにうろたえなくたっていいじゃないですか、ねえ。しかし、そんなわけにはいきません。この間も、予期せぬ出来事が起こって、めっちゃうろたえてしまいましたよ。


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風で紙が飛んでいく

風が強い日に窓をあけていると、風の勢いで部屋の壁に貼り付けてあった紙が飛んでいってしまう事ってあるじゃないですか。
ぶおおおおーーーーーっとものすごい勢いで風が入ってきて。ね。あるでしょう?


先日もね、職場で仕事中に、風がぶおおおーーーーーって入ってきたんです。
わたしはその時、こんな風に↓仕事をしていたんです。パソコンに向かっていたんです。


 


目の前には、沢山の書類が貼ってあります。で、風がぶおおおーーーっと吹いてきて、数枚の紙が飛ばされてしまいまた。

そんなことはよくあるので、別にびっくりもしません。ただ、「あ、取れちゃった」と思っただけです。


ところが。

「取れちゃった」と思った次の瞬間に、風の第二波がやってきたんですね。
わたしは、「取れちゃった」の後、よっこらしょと立ち上がって、飛んでいった紙を拾う予定でしたが、よっこらしょ、の「よ」のあたりで、第二波が来てしまったんですよね。


ぶおおおおおーーーーと猛烈な風にあおられて、またしても、壁に貼ってあった紙が数枚飛び立ちました。
第一波を耐えた強靭な戦士たちでしたが、油断した者が数名・・・もとい、数枚いたんですね。ほっとして気を緩めたその隙に、やられてしまいました。

ひらひらと舞う紙の戦士たち。その顔は「無念」の一言。顔色も真っ白。・・・紙ですからもともと真っ白なんですけど、白さに磨きがかかっている模様。

 

無念でいっぱいの戦士たち。
わたしにどうして欲しかったのでしょうか…わかりません。わかりませんが、わたしに近づいてきたんです。
猛烈な勢いでね。風に乗ってね。近づきすぎだよ??っていうくらいに、近づいてきたんですよね。すごいスピードで。わたしの目に・・・私の目玉に向かってきたのです。

 “目”じゃなくて、“目玉”です。 
そうして、わたしの目玉を、すっとかすり、無念の戦士たちは床に落ちていきました。

 

わたしは言いました。力尽きた戦士に向かって。

 


ねえ、あんた!!いったい、何がしたかったの?


ちょっと!! ねえ!! わたしの目玉が、切れたんですけど!!!!!

 

そうなんです。わたしの目玉が、紙で切れたんです。いったいどういう事ですか?



目玉が切れる。初めての経験です。わたしは今まで生きてきて、「飛んできた紙で目玉が切れるかもしれない」と想像したことは一度もありませんでした。でも、人生は何があるか分からないんです。分からないんだから、突然、紙が襲ってきて、わたしの目玉に奇襲攻撃をかけてくることもあるんです。
そんな事もあるんです。あるんですよ。

だけど。だけどだけど。わたしは非常に、おろおろしました。
目玉から流血してんじゃないか、これで失明しちゃうんじゃないかと、超不安になりました。
めっちゃ慌てました。
わたしってば仕事中に西川きよしさんになってたのかな・・・。仕事してるうちにいつの間にか目玉が飛び出てたんかな・・・。これからは、目玉の飛び出しに気を付けなきゃいけない・・・。っつーか、どうやって気を付けんの?こりゃあ、きよし師匠に質問するしかないな・・・。目玉のボリュームの調節の仕方を教えてくださいって手紙出すしかないな。


しかし、鏡を見ても、目玉に異常はなさそうです。切れた!って思ったけど、血も出てません。目玉の血は赤ではなく透明なんですか?痛くて涙はぽろぽろと出てきましたが、これ、涙じゃなくて血じゃない?!

紙で指を切っちゃった時の、あのスーーーーーっとした、氷の女王のような、冷たくてひんやりとして、繊細な痛さ。いたいよーーえーーーーん。




予期せぬ出来事が起こるのが人生。それは分かっているつもり。でも、どうしてもうろたえてしまいます。きっと何度経験しても、その度、うろたえるんだろうな・・・。

ああ、そうか。それもまた、予期せぬ出来事なのか。
予期せぬ出来事が起こるのが人生だと分かっていても、予期せぬ出来事が起こればその度、予期していないうろたえ方をする。それが人生・・・ということなんですか。ああそうですか、そうですか。


・・・そんなわけで、わたしは人生初の、紙で目玉を切るという体験をしました。
しかし、痛みは半日くらいで消えましたし、大事には至らず良かったです。


今後も、予期せぬ出来事が起こるたびに、おろおろして、慌てふためいてしまうのでしょう。
その度、ここでその様を報告させていただきたく存じます。