【頼らない】全部自分でやろうとする人

仕事ができる人って、どこの職場にもきっと一人や二人や三人や四人くらいは、いると思うんですよね。

「うちの職場には五人いますけど?」というお方には「おおー!!・・・おおおおーー!!」と「お」を連呼させていただきます。

わたしの職場にも、やっぱり、非常に仕事がおできになる方がいらっしゃいます。

 



めっちゃ仕事ができるから…

記憶力が抜群に良くて、後頭部にも目があるんじゃないかと思うくらい素早く動けて、色々なことに気が付いて、事故も未然に防げるし、行動が素早くて、めっちゃてきぱきしています。

職場で誰しもが認める、パーフェクトヒューマンです。

 

ちなみに、かつてヒットした『パーフェクトヒューマン』という歌の場合、”ナカタさん”がパーフェクトヒューマンみたいですが。わたしの職場にいるパーフェクトヒューマンは、”ナカタ”という苗字ではありません。だから何だということもありませんが、そういうことです。

 

さて、そんなパーフェクトヒューマン。
パーフェクトだからこそ・・・なんでしょうか。人に仕事を任せない、という一面があるのです。後輩が何人もいるんですが、自分で何でもやってしまうのです。

なんでも自分で出来ちゃうから、自分でやった方が早いし、正確だし…って思っちゃうのかもしれないですね。

 

『全然、大丈夫なんで!』

先日、職員数名であるイベントの準備をしていました。

その中に、そのパーフェクトさん(パフェ子さんと呼びましょう)もいました。

背中に大きなリュックを背負い、両手には重い荷物を持って階段を上っていました。
見るからに、重くて大変そうです。

わたしはパフェ子さんに近づいて言いました。

 

 

わたし
わたし

荷物、半分持ちますよー!

 

するとパフェ子さん。

パフェ子さん
パフェ子

全然平気!

わたし、力持ちだから大丈夫!!

 

 

 

また別のある日も…。

パフェ子さん、早番の日で、残業をして残っていました。わたしはまだ勤務時間中だったので、残業してるパフェ子さんを手伝おうと思いました。他の人でも出来る内容だったのでなおのこと。

 

 

わたし
わたし

 

手伝いますか?

パフェ子さん
パフェ子

ううん!大丈夫。もう終わるから!

 

やっぱりねって思ったけど、断られてしまいました。
そのあとも結局1時間ほど、パフェ子さんは残業してました。そうして帰っていきました。

 

 

パフェ子さんはよく言います。

 

全然、大丈夫なんで!!

わたしが、やります!!

 

 

 

以前、同僚が言っていました。

『パフェ子さんに、『全然大丈夫!』って言われると、信用されていないんだなーって思って、悲しくなるんだよね』と。

わたしも、そう。断られると悲しいような、寂しいような…。これは、ちょっと気になっていた人に、彼女がいたと知った時の、切なさにも似ています。

愛しさと切なさと心強さと いつも感じている。それは篠原涼子さん。


 

頼り 頼られ 信頼感

人は誰かの役に立ちたい生き物なんですよね…。

パフェ子さんもやっぱり、誰かの役に立ちたいと思ってて、自分がやります、大丈夫です!って、言ってるのかもしれないなあ…。
人に迷惑かけたくないって思ってるのかもしれないな。

わたしもそういうところ、あるもんね。人を頼れなくて、自分でやろうとして。でもわたしの場合は、パフェ子さんみたいに何でもかんでもできるワケじゃなく、むしろできないことばっかで、そんなできない自分に『うぎぎぎぎーーー!!』ってなっちゃう。

『うぎぎぎぎーーー!!』ってなればなるほど、意固地になって『自分でやらなきゃ!!』ってますます意固地になって、2日間冷蔵庫に入れっぱなしのおにぎりみたいなカチカチレベルの意固地になっちゃってねえ。

そうしてできない自分を、なんてダメなんだろうって責めるんだよなー。
そうして誰も助けてくれない!!!って、他人も責めるんだよなー。

イライラしたり、焦ったりするんだよなあ。

 

重い荷物をせっせと運ぶパフェ子さんの背中。
自分で全部やる!って張り切ってる背中。頼もしい人だ。

だけど、一方で。ものすごく気を張り詰めて、緊張していて、いつも急いでいるように見える背中。


何でもかんでも自分でやらなきゃ!!って頑張っているときは、そこにいるのは自分一人だけ。
周りの人との繋がりがなくて…実は孤独なんだよね。パフェ子さんもそうなのかもしれないなあ…。 分からないけど、そう感じてしまう。 4人兄弟の長女だって言ってたっけ。 弟妹の世話、ちっちゃい頃からしてたのかなあ。


『手伝ってほしい』とお願いしたら、周りの人とのつながりができる。
頼って助けてもらえたら、『ありがとう』と感謝の気持ちが湧いてきて、孤独の寂しさとは反対のあたたかい気持ちになれるんですよね。
頼るのは、相手を信頼しているから。頼まれた側も、その”信頼されている”が感じられてうれしい。

 

なんでもかんでも、他人を頼ってばかりは問題だ。
だから匙加減が難しいけど、疲れていたり、大変だなしんどいな、っていうときは、助けてください、お願いします。と言える自分でいたい。 自分だけじゃなくて周りの人のためにも。

・・・と、パフェ子さんを見て、感じたのでした。

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