人を頼れない…!上手く頼めるようになる為の一歩

以前、このような記事を書きました。

【頼らない】全部自分でやろうとする人
仕事ができるパーフェクトな人。誰かに頼るより自分でやった方が正確だし早いし…。誰かを頼らない事は一見立派だけど…。

今回は、他人の話ではなくて、自分が人を頼れない場合について、です。

そもそも、私自身、人を頼る、ということができませんでした。…でした、っていうか今も苦手です。
ただ、頼ることも必要なんだと分かったので、以前より心掛けてはいます。けど基本的に、一人で頑張ろうとしちゃうタイプです。

人を頼らずに、何でも自分でやろうとするのは、人に迷惑をかけたらいけないとか、嫌な顔をされたくない…なんて気持ちがあるからですけど…。
実は、頼らない事でもっと周りに迷惑をかけてしまう…というか、嫌なものを振りまいているんだなーと思う今日この頃です。

だって、頼らないことで、人に厳しくなりったり、やたらと人にイライラしちゃいますからね。
楽をしている(ように見える人)に対して、無性に腹が立つんです。
仕事が遅い人や、不真面目な人にイライラして、家でも、子どもがゲームに夢中になっていたり、夫がテレビを見ながらぼけー-っとしているのも無性に腹が立つんです。

それは、「私はこんなに色々とやっているのに!!!」っていう気持ちが出てくるからだと思います。頼ってお願いすれば、そこまで一人で頑張らなくても済むのに、それをしないがために、頑張って頑張って、疲れて、疲れても頼れないから、もっとがんばって…。
このイライラは、人に伝わります。周囲の人も同じようにイライラしたり、いやーな気分になったり…イライラしている人がいる中で、雰囲気が良くなることはありませんね。

さらに、なんでもかんでも自分でやろうとする人は、可愛げがありませんよねえ。(アイタタタ)
可愛げがないので、周囲の人は、「手伝おうか?」などと優しい言葉をかけようと思わなくなります。っていうか、「手伝おうか?」と言ったところでどうせ断られるんだろうな、とか、手伝ってもダメ出しされるんだろうな…って思っちゃうので、助けたいとすら思わなくなります。

頼み慣れていないので、頼み方も下手です。
上から目線になっちゃったり、命令口調だったり、ぶっきらぼうだったり…。
相手が、「任せて!」と気持ちよく言えるような頼み方を知りません。(アイタタタ×2)

そんなこんなで、一人でなんでもやろうとしないで、要所要所で人を頼れた方が、自分だけじゃなくて周囲の人の為にも良いんです。

…ということで、頼るのが苦手な私が今、心掛けている事を書きますので、どなたかの参考になれば嬉しいです。

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自分の得意・不得意を知る

そもそも、何を頼んで良くて、何を自分ですればいいのか・・・頼み慣れていない人は、まずそこが分からないのではないですか? 

目安としては、自分が苦手とする分野を他人にお願いし、自分が得意とする分野は自分で行うのが良いんじゃないかと思います。

私の場合、得意なのは事務的な作業です。
例えば、引っ越しだの、子どもの学校の入学や進学だの、沢山書類を書かなきゃいけない、手続きしなきゃいけない…!っていう時。書いたり、提出したりが、とても早いようです。そんなの普通のことだと思っていたのですが、どうやらそうではないらしく。 
面倒で後回しにして期日ぎりぎりになって深夜までかかって書いたり、何度も書き間違えてしまったり…という方もけっこう多いと知ってびっくりしました。

反対に、苦手な事は、人と交渉するとか、論理的に説明するとか、同時進行で複数の作業をするとか、体力を使う事…です。
こういった苦手分野を、人にお願いすれば良いんですね。

他人の得意・不得意も知っておく

自分の不得意分野を、他人に頼む際に、気を付けなければいけないことがあります。
それは、お願いする相手は、その分野が得意であること!!です。

私が人と交渉するのが苦手だからって、人と交渉するのが苦手な誰かに、人との交渉をお願いしたって嫌な顔をされて断られるか、不満を持たれるか、のどちらかですよねえ。

かつての私は、そこをまったく分かっていませんでした。
結婚していた頃、人付き合いが苦手な私は、ご近所付き合いなどは、元夫に積極的にやってほしかったんです。でも、元夫も、実は人付き合いが苦手で、そういったことを嫌がりました。
近所の会合なんかは、押し付け合いです。 で、私は不満たらたら、不機嫌マックス。

当時は、元夫も苦手なのだから、お互いに話し合って、順番に出ようとか…そういう発想がゼロ。どうしてやってくれないのよ!!と一方的に憤慨していました。 


仕事で言うと、私の上司は、事務的なことが苦手です。
でも上司は、人との交渉はとてもお上手だし、DIY的なことも大好きです。 上司に「ここのドア、ガタつくんですよね~」と言えば、嬉々として、ドライバーセットを持ってきて直してくれます。
一方、事務的なことは私にほとんど依頼してきます。

以前は、こういった事を理解できていなかったので、なんでもかんでも事務を丸投げしてくる上司に腹を立てていました。
でも、「なるほどね、上司は苦手なのか!そして私は得意なんだ。」と納得してからは、腹が立たなくなりましたし、頼ってもらえている嬉しさも感じます。


周りの人の得意・不得意をリサーチしておくことで、これは〇〇さんに、あれは〇〇さんに、これは自分で!と、判断しやすくなります。 

自分の得意不得意だけじゃなく、周りの人の得意不得意も知っておくこと…知ろうとすること!が大切ですね。

 

頼み方の練習

あとは、頼み方!これも大事なポイントです。

以前は、自分ばっかりこんなに大変!なんでやってくれないの?!と、周りに不満たらたらで、どういう風に頼まれたら、快く引き受けたいと思うのかな? とか、 どうしたらお互いに気持ち良く、助けたり助けられたり…という関係になれるんだろう?なんて考えた事がありませんでした。

第一、何かを頼むときなんて、一人で抱え込んで頑張りすぎてて、イライラマックスになっている状態でようやく言う…って感じなので、最初から言い方が厭味ったらしかったり、刺々していたり、怒ってるんですよね。
だから、してもらっても、「ありがとう」を言わなかったり、言っても気持ちがこもってなかったり。
して当然!って内心思っているからね…。(アイタタタ×3)

ありがとうとか、嬉しい、助かりました、って気持ちを込めて伝えることもすごく大切だと思います。


なので、頼み方とか、してもらった後はどうするか? についても、予め考えておくことはとっても大切だと思います。

頼むってことに慣れていない人にとっては、0からのスタートなので、最初からうまくやろうと考えない方が良いですね。
練習を重ねて、失敗しながら、ちょっとずつちょっとずつ上達していくんですよ…!(自分にも言ってる)

自分にとって心地よく、相手にもまた心地よく…どんな頼み方をしたらいいのか?は、れんしゅう倶楽部で練習できますから、ぜひご利用くださいね。 「自分ばっかりが大変!なんであの人は何もしないのよ!!」とイライラしない生活が、きっと待ってます♪

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