自分の考えが間違っているかも、と疑ってみること

近頃、

クセが すごい。

 

そう、思うことが増えたんです。増えてしまったんです。



あ。

言っときますが、いきなり千鳥のノブさんのものまねを始めたわけじゃあございません。
いきなり、ものまねから始まる記事ってのもアリだとは思いますけどね、わたしはまだ私生活で一度もノブさんのマネをして「くせがすごい!」って言ったことがないんですよね。
今回だって「クセがすごい」って、思っただけで、口にはしてないですからね。

ちなみに、せっかくなんで今、一人で「クセがすごい!」ってノブさんの真似を、実際に口に出してみたんですけども。

予想どおりというか、予想以上にというか…。
さっぱり、まったく、200%、似ていませんでした。 


わたしのモノマネは、クセがちっとも強くなかったです。クセの弱さに自分でちょっと引きましたね。 まあ、そういうわけなんでモノマネ云々の話はここで終わりにします。

 

 

 

字の書き方が雑です。


クセがすごい!って思ったのは、自分自身の字の書き方について、なんです。 

文字のクセがすごいのです。留め、ハネが適当だし、全体的に雑なんです。

半年くらい前からでしょうかね。字を書いている最中に、自分って字が雑だわーとか、下手だわー って思うことが増えたんです。
前はもっと丁寧に書いていた気がするし、こんなミミズのはったような字じゃなかったはずなんです。

これはまずいですよ。
だって、まじのミミズがですね。紙の上をモソモソと這っていたとしても。
わたしは気が付かない可能性があるわけですよ。「ああ、自分の書いた文字だわ」って思って、ミミズをミミズだと認識しない可能性があるわけですよ。そんなことになったらどうしてくれんですか。

まじのミミズなのに、これは自分が書いた字なんだと勘違いしきっているわたしには、ミミズがうねうねと微妙に動いていたって、そんなの見えやしません。
そうして、「なんだこりゃ!!わたしの字、まじでやばいわ!!丁寧に書き直そう!!」って、消しゴムで消そうとしたら…どうなるか…どうなるんですか…ねえ、どうなるの?
ミミズを消しゴムで消そうとしたら、どうなるんですか…???





うがああああぎええあぎゃあああああおえええええええーーーーー!!!ごめんごめんごめんなさいミミズぅぅぅ・・・

 

 

って、悲鳴をあげちゃうんじゃないんですか?
そんなことになったらどうしてくれんですか。

ミミズを消しゴムで消そうとうした、ミミズ虐待人間としてニュースのトピックにあげられたらどうしてくれんですか。
「そんなつもりじゃなかったんです。自分の文字だと思ったんです。ミミズさん、ごめんなさい。」なんて言ったって誰が信じてくれるんですか。

まずいですよ。これは、まずいですよ。クセがすごい!!なんて、呑気にノブさんのモノマネをしている場合じゃないです。
ミミズ文字、略して”ミミジー”から卒業したい。ミミズを消しゴムで消そうとするなんてこと、したくない。



・・・ということで。前置きがめっちゃ長くなった気がしますけど、字を丁寧に書こうと思いたち、練習帳を買ってきました。そうしてちょこちょこと文字を書く練習をはじめました。

 

字を丁寧に書きたい

文字を練習しはじめてじきに、ちょいちょいショックを受けました。
というのも、わたしの字はクセがすごいという以前に、漢字を微妙に間違って覚えていたからです。

お手本をなぞりながら、あれ?この漢字…なんか微妙に違うぞ…?って思うことがちょいちょい出てくるんです。例えば、「我」という漢字ですが、これ読んでるあなた、ちょっと書いてみてください。我ってどう書きます…?

 


正しいのはこれ↓

 

 

 

 

 

 

ですけども、わたしはこう書いていました↓

 

カーブしてたんですよ。真っ直ぐおろすなんて、知らなかったです。

サラサラ真っ直ぐヘアに憧れていたけれど、天パなわたしはいつだってうねうねヘアよ。
そう、だからかも…。だから”我”もカーブしちゃったのよね、えへへへへ。

 

 

続きまして「弟」↓です。どう書きます?弟って…。

 




わたしは、こう↓書いてました。

 

長い。中央の真っ直ぐな棒と同じ長さにしていました。

弟だって背伸びしたいのよね。真ん中の兄ちゃんみたいにね。僕ばっかり子ども扱いしないでよ!っていう気持ち、うんうん。わかるわあ。
兄ちゃんと同じ場所まで行きたいんだよね、ドンマイ!!!

 

 

 

 

何言ってんですか?

 

 

 

 


細かい部分なので、完全に間違っているわけじゃないです。でも、間違ってる。そんな漢字が他にもちらほらとあるんです。
そのたびに、息子に確認すると「そんな書き方してたの?」とややシラけた顔をされました。
息子はお手本どおりに漢字を書いているようです。

わたしも多分、学生の頃は、教えられたとおりの漢字を書いていたと思うんです。それが文字をあまり書かなくなったり、っていうか勉強をしなくなって、だんだんと自己流の書き方になっていき、留め・ハネは適当で雑な書き方になっていき、漢字そのものが間違っていることにも気が付かないという状態に…

もし、もうちょい綺麗に字を書きたいと思わなかったら、間違いに気が付かず、このまま自己流がエスカレートしていったかも。

我の曲がり具合はより一層激しくなり、最終的には一回転したかもしれません。

 





弟は、兄ちゃんを追い越し、ものすごい長さになっていたかもしれません。



間違いに、気づけて、良かった…。



わたしは練習をしながら思いました。これは、文字だけに言えることではないぞ、と。
人付き合いにおいてもやはり、間違っていることにさっぱり気が付かないことってあるな、と。

 

 

自分の考えていることが間違っていない、という思い込み

「あなたは、自分の考えていることが間違っていないと思い込んでいませんか?」なんて問われたら、

自分の考えが正しいなんて思ったことはありません!
だって、自分にちっとも自信がないのですから!!!

って言うかもしれません。


だけど、自分は嫌われている、こんな自分が好かれるはずがない、ってよく思う人の場合…どうでしょうかね。
この、”自分は嫌われている、こんな自分が好かれるはずがない”という考えが、間違っているかもしれない、なんて考えないと思うんです。それってつまり、自分の考えが正しいと思い込んでいるってことですよね。

 

例えば、仕事が終わってですね、私服に着替えて帰ろうとしたときに。
やってきた先輩女子に「お先に失礼します」って言ったら、「おつかれさまー」って言いながら、全身上から下までササっと見られた、とします。

そのとき「わたしの服装を品定めして、ダサいって思ったんだ!!」って、嫌な気分になった経験、ありませんか? そして「あの人、いっつも他人のアラ探しばっかりしているんだよね!すごい気分悪いわ!!」ってむしゃくしゃしたりなんかして。


先輩女子が本当に「ダサい」と思ったかどうかは、実際はわからないんですよね。
だけど、自分は嫌われている、好かれるはずがないって思い込んでいれば、「あら、可愛い格好しているわね♬」って思われているかも…!!なんていう発想は出てこなくて、ネガティブな考えしか浮かんでこないのです。


自分の考えていることが、本当に正しいんだろうか?って考えることなく、ダサいって思ったんだ!って決めつけちゃったら…あの人まじ、嫌い!って、会うのも話をするのもイヤになるだろうし、ダサいって思われたことが恥ずかしくてたまらず、ファッションに自信をなくしてしまったり…。

こうして、自分は間違っていないという思い込みから、人付き合いがしんどいものになってしまうんですよね。

 

自分は嫌われるから友だちができないとか、集団にいると孤立するとか、自分は☓☓だから・・・と思い込んでいたら、あの人と仲良くなりたいなって思う人がいても自分から遊びに誘おうという気持ちにはなれないだろうし、自分はどうせ浮くんだから…って、こちらは近づかないでくださいオーラを自ら出してしまうでしょう。

 

さまざまな考え方に触れることが大切だけど…

文字の場合はお手本があるから、見比べて自分の書いている文字が合っているか間違っているかを判断することができますけど、目には見えない”頭の中”の考え方の場合はそう簡単にはいきません。

自分が考えていることって、もしかしてちょっと極端かも?とか、ちょっとズレてるかも?違うかも??って判断するのって、文字のクセをみつけるよりも難しいことですよね。


お手本がないし、はっきりとした答えがあるわけでもなくて。
だからこそ、いろいろな人と接して会話をして、ああいう考え方もあるのか、こういう考え方もあるのか!って、自分以外の考えに触れて、発見していくことが大切だと思うのです。

が、いかんせん、人付き合いが苦手だと、そもそも色々な人と接することを避けてしまうから、当たり障りのない話しかできなくて…相手の考え方を知ったり、自分の気持ちを伝えたりっていうところまでいかないことが多いんですよね。
だから、自分の考えることだけ、そこでグルグルして抜け出せないという…。


でも、じゃあ打つ手はないのかというとそんなことはないです。

自分は嫌われている、とか、どうせ自分の悪口を言っているんだ、って思ってしまって、人付き合いでビクビクして壁を作ってしまっていても、人と触れ合うのが嫌いなのか、といったらそんなことはないからです。

本当は、もう少し気楽に人と付き合えるようになりたい!って、思っていたり、本音を話せる人が欲しいって思っていたり。
もっと、心を開いて人と付き合えたらいいのになって、そう思っているけどできなくて悩んでいる方も案外たくさんいます。 わたしも、そうして悩んできました。


そういう人は、そういう人同士で話ができるとホッとできて、自分だけじゃないんだなって安心できるんです。

だから、人付き合いが苦手で似た悩みを持っている人同士で、困っていることとか悩んでいることを話して、聴いて、
「ああ分かる分かる!!」とか「なるほど、そういう考え方もあるかもなあ。」って少しずつ自分の話をしたり、相手の話を聴ければ、色々な考え方、見方を知って、自分の考え方、見方も広げていけるんだろうなって思います。

 

自分の考えを紙に書き出して、間違ってないかな、本当に事実かな、って客観的に見つめるのもいいと思います。
だけど、それだけじゃなくてやっぱり、孤独を感じている人は、孤独だからこそ、気持ちをわかってくれる人、分かり合える相手が必要だと思うのです。

人と関わることが怖いのと、人と関わることが嫌いなのは同じではないし、人と関わることが嫌いと口では言っていても、実は違っていて、本当は人と関わりたいけどうまくできないから嫌いってことにしちゃってるのかもしれないです。

だって、人と関わることが本当に嫌いなら、友だちができないとか、嫌われているんだ…って悩んだりしないですもんね。 嫌ってくれて結構結構!友だちなんていらないし!ってはっきり言えちゃうんじゃないでしょうかね。

 

 

文字の練習をしながら、微妙に間違ってる漢字、これもそうなの?! いっぱいあるわあーー!気づかなかったな--!!!!と驚くのと同時に、自分の考えていることが偏っていないかを、日々見つめていかないとアカンなあ…と思うのでした。

あなたはどうですか?
自分は嫌われる。自分は好かれないと決めつけて、孤独を感じていませんか?

もしそうだとしたら、そんなあなたの話を聴きたい、聴かせてほしいと、わたしは思っています。

「弟ってこう書くの?まじで?!」と驚いて、欄外に自己流の「弟」を書いて見比べるの図

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