【自分にも腹が立つ】カチンときても相手に文句を言えない

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この間、猛烈ア太郎に腹が立つことがあったんです。

職場のAさんがわたしに話しかけてきた時のこと。あまりにも自分勝手で、わたしの大切な想いを踏みにじった、と感じました。

「あんた、何様だよ」・・・と、カチンときました。
しかし、カチンときたのは、Aさんが立ち去った後のこと。立ち去ってから多分5分くらいたってから…だと思います。

わたしは昔からそういうところがあるんです。その場では、『ん?!』と違和感を感じる程度なんですが、後になって『待てよ、あれっておかしくない…?!』と無性にムカムカしてくることが多いんですよ。今回もそうでした。
そういう自分にまた、腹が立つんですよね。どうしてその場でビシッと言えないんだ。どうして今頃ムカムカしてるんだ。その場でどうして良い顔してるんだ。ビシッとせんかい!ビッシと!!

…と、自分にも腹が立ちます。


しかしですね。ビシッとその場で言わんかい!!と、自分に10回言おうが、100回言おうが…現実には言えないんですよね。良い顔をしちゃうんですよ。嫌われるのが怖くて。

言いたいことが言えないと悩み、そんな自分を「情けない、ダサい、弱虫」と責め続けて何千里。
自分を責め、相手を責める。でも、表面的には良い顔をする…というのが今までのお決まりパターンでした。


こんなとき、することがあります。それは「妄想の世界に入り浸る」んです。

妄想の中のわたしは、とても毅然としていて堂々としています。無礼な相手に、ガンガン言いたいことを言っているのがわたし。 そして、『ごめんなさい…』としゅんとする相手。
わたしはヒーロー。相手は悪者。 コテンパンにやっつけたわたしは満足し、エンドロール・・・ちゃんちゃん♪

そんな妄想ストーリーを何度も頭の中で繰り返すんですね。

しかし、妄想の中でコテンパンにやっつけても、実は、気分はちっともすっきりしないんですよね。
すっきりしないどころか、妄想ストーリーがひととおり再生された後、我に返って、「現状は何も変わっていない」という現実を目の当たりにすると、また腹が立ってくるんです。
腹が立つのでまた、妄想を始めるんです…。何これ、エンドレスじゃん!

そう、エンドレスなんですよ。 で、今回、エンドレス最中に、ふと思ったんです。


わたし、何してるん???

って。






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わたしは一体、何をしているのだ…?

これ、一体何の意味があるのん? どうしてこんなことを繰り返しているん?と、ふと思ったんです。不毛って、まさにこの事じゃない? 

で、なんで今までずっと、妄想ばっかりしてたんだろう?って振り返ってみて、あーこう言う事なのかもな~って、自分なりに納得しました。


まずひとつは、ムカムカ、イライラしているこの不快な気分をさっさと解消したくて、妄想ストーリーに逃げていたんじゃないか、と。

腹が立ったらその場で「あなたそれ、失礼だわよ!」と、デヴィ夫人さながらズバッと相手に言えたとしたら、いつまでもムカムカし続けることはないと思うんですよね。言えないから、長く引きずるんですが、この嫌な気分を長引かせたくないというのがあるので、妄想に逃げて、妄想の中で解消しようとしちゃうんじゃないかと。
実際には、妄想に逃げてもムカムカが収まることはないんですが。


続きまして、もうひとつ。自分が感じていることをそのまま認める、受け入れるということが、出来ていないんだなあとも思いました。
不愉快なのは、Aさんの言動だけじゃなく。腹を立てているにも関わらず、相手に良い顔をしてしまう、ダサくて情けない自分のことを嫌っていて、こういう自分なのが嫌というのもあります。ずばっとはっきり物が言える人に対する憧れが強いんですよね。

はっきり言えない、そんな自分を認められず、受け入れられず、逃げた先が妄想の世界です。そこにはかっこ悪い、ダサい自分はいません。いつだって堂々としていて、毅然としていて、ぶれなくて、カッコいい、スーパーマンみたいなわたしがいます。 ずばり、現実逃避。


解消方法は色々ありますもんで

今までずっと、誰かの言動にカチンときたり、不愉快な思いをしたときには、直接その人に自分の気持ちや考えをはっきり言わなきゃいけない、言わなきゃこの嫌な気分を解消できない…と思い込んでいました。
たった1つの解決方法である”はっきり言う”が、わたしには出来ないから、お先真っ暗状態で、できない自分を責めたし、妄想して現実逃避してたんです。

でも、相手に直接怒りをぶつけるだけが、解消方法じゃないんじゃないか…? 今回、そう思ったんですよね。 他にも方法はあるんじゃないのかと。

「怒りを直接相手にぶつける」という以外の解決方法は何だろう? 
別に、怒って言わなくたっていいんだよね。冷静に、落ち着いて、自分の感じた事を伝えたって良いんだよね。直接じゃなくて、手紙やメールだって良いんだよね。 あるいは、また次に同じような事をしてきたらそのときこそは言うと決めて、今回水に流すと決めたって良いんだよね。あるいは、『ちょっと聞いてよー!ひどい話なのよ~』と、街行く人々に声をかけて、100人くらいに愚痴ったって良んだよね。みんなは、こんな時どうする?って周りの人に聞いたっていいんだよね。


方法は色々あるもんだ。 怒りを相手にぶつけたら、一瞬はすっきりするかもしれないけど、攻撃的な物言いに相手も腹を立てて、もっと関係が悪くなってしまうかもしれない。でも、落ち着いて、怒りをしっかりじっくり味わって、いったい何が言いたいのか、何を伝えたいのかを自分で理解してからの方が、何かを言うにしたって、こちらの気持ちがしっかり相手に伝わる気がするなあ。

不愉快、イライラ、苛立ち、腹立ち…そんな不快さをとても嫌い、さっさと追い払おうとしているから、無意識にここから早く抜け出そうとしてて、尚更「言えない自分」に腹を立てていたのかもしれない。はっきりと相手に言いたいことが言えたら、すべて解決すると思い込んで。


けど。腹が立ったままでも、いいんじゃないかね…? どうにかして無くそうとしなくたっていいんじゃないの?。
臍が茶を沸かしたら、そのまま沸騰させておいたって良いんじゃない? 沸騰を続けていたら、そのうち全部蒸発して、沸騰するものがなくなるかもしれないねえ。

そんなことを考えて、初めての試みをしました。”気が済むまで、腹を立ててみよう!”ということを。

 

自分も同じことをしてきたのかもしれない

腹が立つ、というのはやっぱり嫌だなって思うし、また妄想に逃げて、ハッとすることもありましたけど、追い払おうとするのを止めることを意識していたら、そのうちに「自分はどうなんだ?」って考えはじめました。

相手のAさんは、まさかわたしが腹を立てているなんて微塵も気づいていない気がするんです。悪気がないんですよ。 …ということは。わたしだって、同じような事を、気付かぬうちに周りの人に対してしてしまっている可能性だってあるわけで。

知らない間に、誰かの大切にしている何かを踏みにじるような言動をしているかもしれない…。
そう考え始めたところから、怒りをそのままぶつけてやりたい!相手に文句言いたい!という衝動はなくなっていきました。


今これを書いている時点では、まだわたしはAさんに何て言うか、それとも言わないか、どうするのかを決めかねているんですが。
ただ、もう「相手をコテンパンにしてやりたい」という衝動はなくて、伝えるとしたら冷静に、『こういう言い方をされて、こう感じたんだよ。』と言いたいなあと思ってます。
相手を責めたいのではなくて、自分を守るために、それは言ってもいいんじゃないの?って思ってます。

自分に余裕があるかないか

こちら↓にも書きましたが、

【まずは寝る】ストレス・疲れから誤解や勘違いが増えるのでは?
前回記事を書いてから、9日も過ぎていますよ…。こりゃあびっくり。あっという間に3月も終わりではありませんか!!年度末は仕事が忙しくって、なかなかパソコンに向かう時間がなかったり、気力も体力も消耗していて…記事が書けません(涙)さらに、仕事...



自分に余裕がなかったり、疲れていたり、寝不足だったりすると、いつもはスルーできることが出来なかったり、捻じ曲げて解釈しちゃったり…ってことがあります。
実際わたしは、Aさんにカチンときた時は、自分がいっぱいいっぱいで、余裕がまったくない状態でした。
今はあの時よりは余裕があるためか、「そこまで腹を立てることでもなかったかなあ~?」と思う事もあります。時間が経ってきたからかもしれないけど。

何はともあれ、心に余裕を持つことは大切ですのぉ。ズズズ。(お茶を吸う音)


長々と書いてしまいましたが、今回、Aさんにカチンときたことで学んだのはこちら↓

・腹が立っている状態を、1秒でも早く解消しようとしない。腹が立つ自分と一緒にいる。

・言いたいことが言えない自分から目を背けて妄想に逃げても、何の解決にもならない

・自分も他人に同じことをしてしまっている可能性もある

・カチンときたときは、今、自分に余裕がないんじゃないか?と振り返ってみる

・直接相手に怒りをぶつける事だけが、怒りの解消方法ではない。方法は色々あるから、落ち着いて考えるべし。

・はっきり、ズバッと言う事への憧れを手放す

ということで、”自分がヒーローになって、相手をコテンパンにやっつけてる妄想”をしがちだけど、現実には言いたいことが言えないんだよね…というあなた。
今日からは、現実の自分を、そのままの自分を受け入れる方向へと、舵を切っていきましょう。ねえ。

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