新型コロナウイルスの感染予防策、ありとあらゆるところで実施されていますね。
わたしが通っているジムでも、トレーナーさんはお客さんの体に触れない、という対策が始まりました。
ノータッチで、と聞いたときは「へー…そうなんだ…」って思うくらいで、特に何も感じなかったんですが。いざトレーニングが始まると、なんだか・・・
さ・み・し・い
今までは、トレーニング中に「この場所を意識して動かしましょう!」なんてコーチの方が言いながら、お腹や太腿や腕に触れていたんですよね。 それが当たり前だったときは何とも思わずにいましたが・・・いや、どちらかというと、脂肪を詰め込んだお腹を触られるのは嫌だなと思うこともあったんですが・・・。
触れずに言葉だけの指導をされるようになって数日。
コーチの方との距離が遠くなったような感じがしました。
こんな時の気持ちにぴったりな曲は「北風小僧の寒太郎」です。
冬の冷たい風が、心の中でヒュルルルンと吹いています。
寒太郎くん。ご無沙汰しておりやんした。
実は今、ここでは人の体に触れてはならぬ、というおふれが出ておりやんす。
これから季節は春だというのに、まさか寒太郎くんと再会することになろうとは思いもしなかったでやす。ああ、寒い。
ちなみに寒太郎くんよ。
マスクは持ってござらぬか? あったら一枚ほしいでやんす。
しかし、まさか、人見知り歴40年のわたしが。
触れ合えなくて、寂しい
なんて感じるとは、びっくりしました。そんな自分に驚いちゃいました。
でも、よくよく考えてみると、至極当然なんですよね。
だって、人に遠慮してばかりで疲れるとか、人の目が気になるとか、壁を作ってしまい心を開けないとか、そういった”人付き合い”で悩むことが多いということは、それだけ人と関わりたいって、人との関わりを望んでいるということですもんね。
一人でいてもへっちゃらで、他人からどう思われていようと気にしないっていう人は、そもそも人とうまく関われないなんて悩まないと思うんですよね。
悩むって言うことは、『そうありたい』と願っているのになかなかうまくいかないから。人付き合いで悩むってことは、人付き合いがしたい、人が好き、ということなんですよね。
新型コロナウイルスの流行で、これが足りない、これもダメ、あれもダメ…って、これからどうなるんだろうって不安が膨らんで、なんだか気持ちも暗くなりがちではありましたが。
自分自身が、人と触れ合いたいと望んでいるんだなってはっきり認識できて、なんだかうれしくなりました。
そして、普段、わたしに笑顔を向けてくれたり、話し掛けてくれたり、体に触れてくれる人達にも、ありがたいなあーって感じました。
もしあなたが人が苦手、人とうまく付き合えない…と悩んでいるなら、「本当は人ともっと関わりたい」という気持ちが強いんじゃないかなって思います。
そういう視点で見たら、人付き合いがうまくできない自分はダメだ…と自己否定していたものが軽くなって、どうしたらもっと気軽に付き合えるようになるのかな?と前向きに考えられるようにもなると思うんですね。
この”どうしたら?”を一緒に見つけていけるのが、こちら↓のセミナーです。
最後宣伝しちゃって申し訳ないですけど、ここはひとつ寒太郎くんに免じてゆるしていただきとうござんす。