態度の悪い、生意気な後輩にカチンとくる!

入社したての頃は「はい!」「はい!」「わっかりましたあー!!」「ですよねー!!」と、終始ニコニコ、ハキハキ、愛想が良かった、あのカワイイ後輩が…。月日が経つにつれて段々と…。


「はあ?」「だりーわ。」「あーめんどくさ。」といった態度をもろ出すようになってきました…。
顔つきが変わってきましたよ…。元ヤンですか…?
話しかけると睨みつけるような目をすることもありますよ…。元ヤンですか…?


元ヤンですか…?



そんな元ヤン疑惑が浮かぶたびに、内心、カッチーンときている私です。


やいこら、バカにしてんのか。何だその態度は!! と言いたくなります。
バカにしている感じ、がたまらなくイヤです。 ああ!ムカムカするわあ!!

ということが、増えていきました。


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実際にバカにしているかどうかは不明

しかし。 バカにされているような気がするっていうだけで、実際には、「あなたのこと、バカにしてるんですよ」と言われたことは一度もないわけで。(そりゃそうだ。)

目つきが元ヤンのようでも、話しだしたら普通だったりもして。生意気!って感じる事もあるけれど、一貫して態度が悪いというわけでもなくてね…。
態度の良し悪しは半々くらいか…。

いつでもどこでも元ヤンのような態度だったら、「その態度は良くないよ」と、上司から注意されそうなもんだけど、そこまでひどくないんだよなあ。


だから、余計にこの苛立ちを解消しにくいのですよ。
私の器が小さいだけかなあ…なんて、自分がいけないような気がしちゃって。
 
 
それに私にだけ生意気な態度をとるわけじゃなくて。他の先輩に対しても、同じように、生意気全開の時があって。 
だから、「そういう人なんだな。」って思って放っておけばいいのに、それができないで、いちいち反応してしまうのであります…。

バカにされるのが、嫌、なのです!

劣等感が刺激される

ある日、私はこの事について、自分自身を見つめてみました。
なぜ、「バカにされること」に過剰に反応してしまうんだろうか…?
 
  
それは、単純に、「バカにされたくない。」って思っているからだわね。
バカにされるとどうなるんだろう…?
やっぱり、恥ずかしいとか、みじめとか、カッコ悪い、笑われる…そんなイメージがついてくる。
それが、嫌なんだなあ。
 
 
これは、あれだね。いつもの、よくある、見栄っ張りってやつだ。

見栄を張りたいのは、自分に自信がないから…です、たぶん。
自分に自信が持てない分、人から賞賛してほしいんです。 賞賛の反対が、バカにされることなんじゃないかな。賞賛を求めているのに、反対の態度をとる人がいたら…平常心ではいられなくってさ。

自信がない分、人からバカにされることをひどく嫌がっているし、敏感になっていて。 ささいな態度に反応して、カチンときちゃうのかなあ…?
 
  
本当に自分に自信があったら、きっと、バカにされたって、カチンとこないんじゃないかなあ。ほら、弱い犬程よく吠えるっていうじゃないですか。大型犬は、小型犬に吠えられたって、気にしない。
そんな感じで…。

まあ、誰だってバカにされたら良い気はしないでしょうけど、自分のこと、自分で認められていたら、バカにした態度とられても、「ま、ああいう人だよね~…」と、流せるのではないかなあ。

 

なぜ、態度が悪いの?

続いて、生意気な後輩は、どうして生意気なのか? 後輩の立場になって、想像してみました。

元ヤンみたいな彼女たちは、いったいなぜゆえに、あんなに変わってしまったのか…?

うーん。変わったのかな…? 最初はネコをかぶっていただけで、もともとはこういう人なのかもしれないよ? 
誰だって、入社当初は緊張しているし、最初から態度がでかいはずないし、いい所見せようと張り切るよね…。 私だって、そうだったよ。

だんだんと仕事に慣れてきて、人にも慣れてきて、緊張もゆるんで、地の自分を出せるようになって。

仕事が忙しかったり、プライベートで面白くないことがあったり、体調が悪かったり。そんなこともあるでしょう。そうしたら、周りにもイライラしちゃうかもしれないし、感情を抑えられる時ばっかりじゃないし。
そもそも、自分の感情を抑えようという意識があまりない人も、いるだろうな。

実際、生意気な態度の後輩は、感情をあまり隠そうとしていないかも。
はたから見ていて、体調が悪いとき、元気ない時、逆に良い事があったとき…とても分かりやすいんだよね。
そして、言いたいことははっきり言う…そう、気が強いんだよね。

そう、気が強いんだよ!! 

気が強い人って、強気なんだよ!! だから、態度も、強いんだよ!!

そういうタイプを、私は”敵”だと見てしまう傾向があるなあ。
だけど、それは違うんだよ。 敵か、味方か…じゃなくて、この人はこういう面がある。でも他にもこういう面がある…と、良いところも悪いところも、どちらもあるのが人間だ、ということを忘れちゃいけないね。
確かに気が強くて生意気な時もあるけれど、一方、元気が良くて、社交的だし。 

それに、本人は、別に生意気な態度をとっているつもりなんてないんじゃないかな…?! あれがふつう。まさか自分の態度が、周りの人々をイラつかせているなんて、思ったこと、ないんじゃないか…。

そう、そもそも。生意気にしているつもりは、ないのかも? 

 

そして、本当に、人をバカにしているのであれば…。
人をバカにする人もやっぱり、自分に自信が持てないんだよね。

つまりは、自分に自信がない後輩と、 自分に自信がない自分 ってことになるよ。
目の前の人は鏡、とはよく言ったものですねえ。

 

この先、私はどうするの?

後輩の態度にカチーンときたら、やることはこれ。

バカにされた!と、過剰に反応しているのではないか? バカにされたくないのは、どうして…? と、自分自身を見つめることと、
後輩は、本当に自分をバカにしているのか? と相手を冷静に観察してみること。

そうしたら、カッカしていた気持ちが多少鎮まってきます。

でも、毎回こればっかりしていても、キリがない。 
だから、 「じゃあ、私はどうするの…?この先、どうしていくの…?」 ってことを、考えよう。


生意気な後輩とどう付き合っていくの? 具体的に、どうするの? と考えたら、
いちいち振り回されたくない、と出てきました。

相手が不機嫌だろうが、生意気だろうが、気にせずに、普段どおり、いつも通り、こちらは変わらない態度で。できれば笑顔で、いたい。

私が笑顔でいたら…穏やかな雰囲気で接していたら…?
後輩がそのときイライラ・むしゃくしゃしていたとしても、そのイライラ・むしゃくしゃがちょっと鎮まるかもしれないね。
鎮まらなくてもいいけれど、もし鎮まったなら、私は彼女に良い影響を与えたってことになる。それってすごく嬉しいことだな。一緒になって、私まで、イライラ・むしゃくしゃするよりも、ずっと良い!
 

そうすることが、振り回されないってことだし、そういう心もちで人と接することができる自分自身…うん、私は好きだなあ。この私、好きだなあ…! そう思えることが、自分に自信を持っている、ってことなのかもね。


後輩にバカにされても、私は私が良いと思う事をしよう! 

そう決めたら、心がさーっと晴れました。 この晴れ、を維持するには、決めたことを実践していかないとね! 
まあ、時には、あの生意気さにカチーンと来る日もあるだろうけれど。最初からうまくできないだろうけど。 
たとえうまくいかなくても、明日はまた気持ちを切り替えて、私はこうしたい!と思っている自分でいられるように心がけよう。 そう、それを続けていくこと!! 

さあ、この晴れを維持すべく、私はやっていきますよ! 
同じように、生意気な態度をとられてカッチーン!と来ているあなたも。 今、あなたができることに目を向けていきませんか? こちらでお待ちしています。

 

 

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