過去、自分本位だった私のコミュニケーションを思い出して、「そうかー、あの時ああ言えば(ああすれば)良かったんだな…」と反省することがたまにあります。
失敗は次に活かせ!!!!!と、熱血松岡修造さんがおっしゃったかどうかは分かりませんが、今回はこちら↓について、あの時どうしたら良かったか…今後に活かすべく考えてみます。
でも、お願いしたところでどうせ断られるだろうし、OKしてくれたとしても不機嫌になりそうで怖い…。
と夫にお願いできないまま、ひたすら不満を募らせる日々…。
検証スタートです!!
過去の私はこうでした。
たまには、パパが子どもをお風呂に入れてほしいな…。
私だって、ゆっくり一人でお風呂に入りたいよ…。
パパはいつも一人でのんびりお風呂に入ってずるい…!
いや、でも…!
私は仕事していない専業主婦だからなあ…。仕事で疲れているのにお風呂に入れるのは面倒だろうなあ。
仕方ない、あきらめよう…。
いや、でも、やっぱり、ずるい…!(イライラ)
・・・1ヶ月後。
ちょっと!たまにはお風呂に入れてよ!(すでに怒っている)
なに、急に。
なんでいっつも私ばっかりお風呂に入れてるのよ!もう我慢できない!!私に何でもかんでも押し付けて!!!ひどすぎる!!!!
こっちは仕事して疲れて帰ってきたんだよ!いきなり何だよ!!
・・・大喧嘩に発展。
その後、何日か経ってなんとなく仲直りするけれど、やっぱりお風呂に入れるのは私の役割…。そして不満がまた、募っていき、ある日ブチ切れるという繰り返し…。
今ならこう言うかな…!
ステップ1.まずは現状の報告から
おかえり~!お疲れ様。疲れた?
いや、そんなでも。
そっかあ。 今日は私、くたくただよー。○○ちゃん(息子)の機嫌が悪くって、お風呂でギャン泣きされちゃってさあー。暴れるから腰も痛くなって、大変よー。(軽く言う)
へ~…。
しばらく、このようにして、お風呂を入れることだけでなく、子育て全般の現状報告を続けます。
ステップ2.お風呂入れてくれると助かるなーアピール
夫の機嫌が良い時を見計らって…。
おかえりー!
今日はね、パパとお風呂に入りたいよーって、○○ちゃんに泣かれちゃったあ。
(そんな事言ってないとしても、嘘も方便)
ちょっと傷ついたわ~。
今度、休みの日とか…一緒にお風呂に入ってくれたら○○ちゃん喜ぶと思うよー!
えーやだ。
(↑こういう事を普通に言う人)
えええー!!そんなはっきりと嫌だなんて言わないでよー! 悲しいー!うわーん。(軽い言い方で)
↑これ以上は言わない。いったん引く。これは想定内なのだ。
嫌だと言われても、すぐに怒らない、いじけない。あきらめない!!
2週間くらい寝かせて…夫の機嫌が良さそうな日に再チャレンジ!
今日、私体調悪くて、だめだ…。風邪ひいたかも。
悪いんだけど、子どもとお風呂、入ってくれない?
わかった。
(さすがにそこまで冷たい人ではない)
助かるーーー!ありがとう!!
実際に、お風呂に入ってくれたら…
ありがとう~マジで助かったよー。すごく嬉しい!ありがとう。
ゆっくりお風呂に入ったのって、いつぶりだろう?ちょっと元気出たよ!
やっぱり、パパと一緒に入ると泣かないんだね~♪
〇〇ちゃんも良かったねえ。パパとお風呂に入れて♪
また今度、おねがいしまーす♪(軽いテンションで)
こうして3回くらい、子どもとお風呂に入ってくれたなら、次のステップへ!
ステップ3.さらに、具体的な提案を!
夫が機嫌のよさそうなタイミングで、話しかけます。
パパが子どもと一緒にお風呂に入ってくれるとさ、〇〇ちゃん、すごく喜んでて、楽しそうだよねー。私も、一人でお風呂に入れると疲れがよくとれるし。ほんとに助かるよ。ありがとね。
ちなみにさあ、子どもとお風呂に入るのって、何曜日だったら大丈夫とか、〇時までに帰ってきた日なら良いとか…ある??
うーん。週1が限界だな。
そうなんだ!何曜日ならOK?
うーん。土曜日かな。
やったー!嬉しい。ありがとう。じゃあ、土曜日はパパとお風呂デイね♪〇〇ちゃん!土曜日はパパとお風呂に入れるよー嬉しいねー♪
※本当は週3を期待していても、最初から、沢山要求しすぎないこと。まずはこれでOK!
ステップ4. ありがとうを忘れずに
パパが一緒にお風呂に入ってくれると、私もゆっくりお風呂に入れるから、前よりも子どもにイライラしなくなった気がするー! 嬉しいなー♪本当にありがとう。
これは私の気持ちです。
夫が集めているコレクションのフィギュアをプレゼント。
おお!
仕事、大変なのに、子育てにも協力してくれて、本当にありがとうね。助かります。私は幸せだなあ~!!
以降も、お風呂に一緒に入ってくれた日には、「ありがとう!嬉しい、助かる!」という感謝の気持ちを伝えながら、夕食に彼の好物を作るなどします。
その後、土曜日以外でも、「よーし!お風呂いくぞー!」と子どもと一緒に入ってくれる日があったときには、全身で喜び、ありがとうパパ!うれしい!と愛情表現を忘れない!!
これなら、頼む私も、頼まれる彼も、嫌な気持ちにならないよね!
気を付けたいポイント
話しかけるタイミングって重要ですね。
お願いするときはやっぱり、相手が不機嫌だったりひどく疲れているような時は避けたほうが無難です。
それには、相手の機嫌の良しあしを、日ごろからよく観察しておくことが重要ですね。 良くしゃべる日は、機嫌が良い日。
帰宅早々に「あー疲れた!」って言う日は、機嫌が悪い日…っていうように。リサーチリサーチ!
過去の私は、自分の思いを優先していたので、相手が聞ける体制になっているかどうか…なんてお構いなしでした。そしてドストレートに要求だけを伝えていました。
疲れて帰ってきたら、「お風呂にどーして入れてくれないのよ!私ばっかり!」なんていきなり言われたら、そりゃ腹が立ちますよねえ。いやはや。
それから、してもらったことを当たり前だと思ってはいけませんね。
「このくらい、して当然。当たり前だわ!」って思っていたらダメです。
相手にはちゃんと伝わってしまいますからね。
今までしてくれなかったことをしてくれたなら、それが期待していたレベルではなかったとしても! しっかり感謝をして、それを言葉で、態度で、伝えることが大切ですよねー。
っていうか、そもそも、過度な期待はご法度ですね。
そして、一度や二度、頼んでいやだと断られても、ひねくれず、拗ねず、諦めず、ブチ切れず…長期の構えで話を進めていくことが大切かと思います。 ほら、今までの関係性があるじゃないですか。照れ臭さから、素直になれないとか…。あまりにも不満がたまりすぎていて、ありがとうとか嬉しいとか口にしたくないとか…。
自分自身の機嫌とか体調不良だってありますからね。自分にも無理のない範囲で…気長にやっていくことですね。
今回のコミュニケーションの取り方は一例で、私が思う、過去の私、こうしたら良かったね…っていう話です。それに、実際にはこんなにスムーズにいかないとも思います。
似たような状況で困っている方もいると思いますけど、どんな形が良いのかは、人それぞれなので、ご自身がやりやすい方法を見つけて、うまくいかなくてもめげないこと、出来たことに目を向ける事が大切ですね。思うようにできなくたって、めげないめげない! また違うコミュニケーションの形を試したらいいんです。
ここ↓で一緒に探して、練習していきましょう。きっとうまくいきますからね♪