無音の世界に行きたい

冬は苦手です。冬の運転ほど心臓が縮み上がるものは滅多にございません。(みつき調べ)
雪が降る地域に住んでいるものの宿命とはいえ、何年経とうが慣れません。寒い。ひたすらに、寒い。年々、寒さが骨にしみる。冬を忌み嫌って早〇十年…。 

しかし近頃、冬は冬で良いもんだなあ…と、魅力に気づくようになりました。

冬の何が良いって、あのシーーーーン…とした静けさです。

心が落ち着く静けさ。特に休日、目覚ましをせずに起きる朝。あのシーーーーン…とした静けさに、何やらホッとする私がいます。
夏には1秒たりとも感じられない…冬の風物詩。

 

私は時折、”無音の世界”に行きたい、行ってしまいたい、と思うことがあるんですよね。一切の音がしない空間に身を置いて静かに静かにしていたい…!

私の仕事は、職種がワイワイガヤガヤギャーギャーしているので、疲れると本当に、音が無理になってきます。
でも、無音なんてそうそうないんですよね。家には家族がいるし、たとえ家の中で一人だったとしても、外で元気に遊ぶ子どもの声、ご近所さんのおしゃべりの声、電車が通る音、工事作業の音などなど…聞こえてくる。窓をあけていればなおのこと。

でも、冬はみんな家に閉じこもりがちになるし、窓は締め切ったままだし、外の音がほとんどしなくなります。

 

冬って・・・いいじゃん。

 

無音の世界を求む!!な私にとって、冬の季節は相性が良いみたい。そんな発見。

 

でもね。そもそもにして。前回のおじさんの記事じゃないですけど、無音の世界を求めている時点で、私のお疲れバロメーターが、危険ゾーンに突入しているってことだと思うんですよね。ささいな音も異常に耳障りに感じるときがあれば、別に平気ってときもあるので。職場でそういう話をしたら、「それ、やばいですね(笑)」と言われちゃいました。同じ仕事していても、私と同じように無音を求めている人ばかりではないってことです。

 

無音求む!! 無音!  無音!!!

と私の脳内で無音コールが始まったときは、「ゆっくり休みましょう」の身体からのサインだと受け止めることにして。

これからやってくる冬は、静かな空間に心を落ち着かせ、部屋はあたたかくして過ごしたいと思います。

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