【嫁姑問題】そんなにしょっちゅう孫に会いに来ないで欲しい

これは、結婚していた頃の話です。

姑⇒ 元姑
夫⇒ 元夫 として読んでくださいまし。

***

私は、姑が大っ嫌いでした。でも、最初から…というわけじゃないです。

初めは夫の両親に気に入られたくて、良いお嫁さんを頑張っていました。
夫の母親は、気が強くて、物をはっきり言う人でした。そして活発で、行動的でした。
家にじっとしていられないタイプでした。

ええ、私と真逆です。

うーん。苦手だな…。


と、本当は思っていたけれど、そんなこと考えちゃだめ!って無意識に抑えていました。
私は良い嫁と思われたくて頑張りました。 言いたいことをストレートに言い、ぐいぐい積極的にくる姑に、めっちゃ我慢して、めっちゃ合わせていました。 
 
子どもが生まれて、そのぐいぐいは更にエスカレートしていきました。
孫がかわいくってたまらない!!!! が伝わってきます。


ああ…しんどい…。
私の”我慢・我慢、ニコニコ、私って素敵なお嫁さんでしょう♪” は、じきに破綻しました。

 

スポンサーリンク

察してよ、しかできなかった

夫の両親の家と、当時私たちが住んでいたアパートまでは、車で50分くらいの距離にあって、まあまあ遠いんですけど、子どもが生まれてからというもの、本当によくアパートまで孫に会いにやってきました。
 
来てもさほど長居はしないんです。それはありがたい。でも、しょっちゅう、来るんです。しかも突然に。
 
だいたい、到着の5分前くらいに「もうじき、着くから~」ってな感じで、電話がきました。
連絡なしに、いきなり「ピンポーン」と、やってくることもありました。

 
私は、そういう直前の連絡だとか、突然に来られるっていうのが、たまらなく嫌で、ストレスでした。
自分の親とは違うからさあ。めちゃめちゃ気を遣うんだからさあ。
やめてほしい。まじで!!
 
…と思っていたけど、来ないで、なんて言えません。相変わらず、孫に会うために、頻繁に…そうですねえ、平日は週に1、2回だったかな…。週末もだいたい連絡がきました。
一緒にご飯食べようだのなんだかんだと。
 

元夫に、文句を言ったことがありました。「しょっちゅう来すぎだ!」と。そうしたら不機嫌になりました。 それ以来、そういうことを言うと喧嘩になると思い、喧嘩をやたらと嫌がった私は、そこから言うのを我慢しました。

言えない分、どんどんストレスがたまっていきましたし、どんどん姑が嫌いになっていきました。

次第に、姑に嫌いということを態度で表すようになりました。 無表情、無口、明らかな不機嫌さで、さっさと帰ってよ的な雰囲気をめっちゃ出しました。
 

この態度で察してくれ。
 
頼む、察してくれ!!
 
もう来ないでくれ!!
 
こんだけ不愛想なんだから、察しろや!!!

 
ところがどっこい。
 
すこぶる不機嫌な態度でいても、頭の中でどれだけ叫んでも、相手には伝わりません。(いや、伝わっていたのかもしれないけど、そんなことより孫に会いたかったのかも?)
 
そうして、姑嫌いがエスカレートしていき、まじで顔も見たくない、大っ嫌い!!にまで発展していきました。
一旦嫌いになると、どんどん嫌いになっていく…私のいつものパターン、でした。

 

あの頃の私は、察してくれの一点張りで、”自分で考えて対処する。”ってことを一切していませんでした。ひたすら、大嫌い!!を増幅させて、その感情に飲み込まれるばかり…。

 

こうしてみよう!あれこれ

今になって、「そうか、あの時ああすれば良かったんだな」って思うことがあります。

こうすれば良いね その1

わたし

お義母さんが来てくれるのは嬉しいんですが、いつも部屋が散らかり放題ですし、私もすっぴんで汚らしい恰好をしていて、恥ずかしいやら申し訳ないやら…。
ちゃんと片づけて小ぎれいにしたいんで、お義母さんが家から出る前に、事前に連絡くれると嬉しいです~!!

 
もっと早く連絡よこせや、をやんわり伝えます。
しかし、この言い方では、義母はこういう可能性が高いな…という気がします。

 

あら!!部屋が散らかってるのなんて気にしないわよ!子どもがいるんだから当然よ! 遠慮しないで!!
すっぴんだって良いの良いの!あなた、若いんだから~♪



こうすれば良いね その2

私

ずっと息子と家にいるのも退屈なので、私、子育てサークルに入ることにしました!
これからは、日中はあまり家にいないと思います。
なので、今後は、時間があるときに私が、そちらに遊びに行きますね!!

 
子育てサークル、ナーイス!! そういうのがあるか知らないけども、思いついた私、ナーイス!!

 
でもね…。姑はぐいぐい系なんだよ。ぐいぐい系は、ぐいぐいしてるから、ぐいぐい系って言うんだよ…。
これしきの事じゃ、諦めないのが、ぐいぐい系なんだよ…。
 

 

あら~そう?それは残念ねえ。
だったら、前の日に連絡入れるから、その日はサークル休んでちょうだい!

 
とか、言ってきそうだなあ・・・。気も強いんだから。強気なんだから。

 

でも、それでもいいよ。突然来られるよりは!! だいたい、サークル毎日行くなんて嘘だもんね。
嘘をついているせいで、姑がぱったりと孫に会いに来なくなったら、それはそれで罪悪感が出てきそうだし…。

めっちゃ来る or 全然来ない  の二者択一で考えるのが白黒思考。これで自分を苦しめてしまうんだ。
 
来る頻度が少し減る。もっと早くに連絡をしてから来るようになる。
まずはそれでOKとしなくっちゃ。
相手がいることなんだから、すべて思い通りにしたい!というのはダメだよね。

 



こうすれば良いね その3

姑に直接言うだけではなく、夫にも協力してもらわなくっちゃね!
だって、私の親じゃないんだよ。彼の親なんだっつーの! 

 
かつての私は、夫に、あなたの母が嫌いです…とはっきりは言えなかったけど、嫌いだってことに気づいてほしくて、夫にも察してよ!と態度に出しまくっていました。
 
そりゃ、気づきます。さすがに、気づくでしょう。でも、そういう私の態度がまた、夫からしたら、面白くなかったんだと思います。 自分の親のこと、だもんね…。
 
夫に気を悪くさせないで、且つ、こちらに協力してもらえるような…そんな言い方を考えるのです!考えて、考えて、考えるのです!そうしていざトライして、失敗したら…諦めるんじゃなくて、また違う方法を、考えるのです!!

 

私

私って、人付き合い、苦手じゃんかあ…。
家に人が来ると気を遣い過ぎちゃって、その後で疲れて頭が痛くなるのよ…。
はあ…。ううう…めっちゃ頭痛い…。

どうして私って、こうなんだろう…。昔っから…。ああしんどい。
お義母さんのことは、好きなんだけどな…。ああ、頭痛い…。 
ちょっと横になってるわあ…。

↑これを姑が来た日の夜、夫が仕事から帰ってきて、くつろいでいる時を見計って…機嫌が悪くない時を見計らって… 軽めに言ってみます。
重々しくならないように…! 
 

その際の注意点↓

・頭痛は姑のせいだ、と誤解されないように言い方に気を付ける。
・毎回アピールするのはわざとらしいので、頭が痛いよーと夫に言うのは、月に1回くらいにとどめておき、体調悪そうな雰囲気をちらほらと小出しにする。
・やりすぎ厳禁
・わざとらしさ厳禁

これにより、夫はどういう行動をとるか…? 
わかりませんが、少しでも「うーむ。そりゃ大変だなあ。」と思ってもらえたらラッキー!
 
何しろ、一番遠慮なく言いたいことが言えるのは、息子である彼なんですからねえ。
「おい、おふくろ! ちょっと来すぎだからな!遠慮しろ!」 って、彼なら平気で言えるんですもん。(マザコンではなく、むしろ、親にも冷たい人でした。)
そんな人が、自分の味方をしてくれたら…とっても心強いですよね~!

 
ただし、期待はしないようにします。 期待すると、その分、してくれなかったときに夫に腹が立ちますのでね…。

コミュニケーションは改善できる!

当時から、うすうす気づいてはいました。
こんなに姑が嫌いなのは、自分が言いたい事をはっきり言わないからだ…と。
言えさえすれば、こんな風に姑に嫌な態度を取っていないだろうな…って、思いながらも、出来ませんでした。 そんな自分が大嫌いだったのです。

だけど、あの時は、どうしたらいいか分かりませんでした。
四方八方、出口のない暗闇の中で、一人ぼっちでいましたから…。


今は、分かってきました。
コミュニケーションは改善できる、ってこと。 言いたいことが言えない…そんな私にだって、言いやすい、やりやすい、コミュニケーションの取り方があるんだってこと。しかもそれは、ひとつだけじゃないんだってこと。いろいろなパターンが実はあるってこと。
人に相談したり、助けを求めてもいいんだってこと。


そうして、試行錯誤していくうちに、こんな自分大嫌い!!が薄れていくんだってこと…!


あなたもそう! コミュニケーションは改善できますよ。
人付き合いが苦手だから、どうせ無理…なんて諦めないでください。


うまくいくかは分かりません。やってみなくちゃ分かりません。
ええ、怖いですよね~。 そう、怖いんです。 だからまずは、練習するんです。 私と一緒に考えましょう、そして練習しましょう。 諦めないで!

やってみたらきっと、変わるから。
一度や二度、思うようにならなかったとしても、”やってみること”がすこぶる大切です。あなたの心の中が、少しずつ変わっていきますよ♪

タイトルとURLをコピーしました