性格は変わらない、は本当?

最近、「性格なんて変わらないよ」と言っている人に立て続けに会いました。「性格なんて変わらないです。」というネットのコメントも見ました。

性格なんて変わらない—-

6年位前の私ならきっと「そうですね。」と同意していました。
この性格を変えたい、変えようって思うことは子どもの頃から何度かあったけど、「自分の性格が変わった!」と手ごたえを感じた事は皆無。 で、そんな自分にがっかりしてきました。

でも今は、「性格は、変わらない…?? そんなことないけどなあ。」って、自分を振り返って、そう思うんです。

 

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性格、ってそもそも何ぞや?

そもそも、「性格」って何なんでしょうねえ?
性格 って言葉はよく使うけど、実態はぼんやり。うまく説明できません。

ちょうど今目の前に、息子のお古の国語辞典がありますから、引いてみることにしましょう。

 

せいかく【性格】
人や事物が、それぞれにもっている性質や傾向。

例解 新国語辞典 第九版

性質…? 傾向…?? うーん。辞書を引いてもやっぱり、ぼんやりしてるなあ。
っていうか、この辞書、中学生向けって書いてあるやん! だからかっ?!だからなのかね!?(独り言)

Wikipediaには何と書いてあるのか…?

性格(せいかく 英:Personality)は、生物学的・環境的要因から進化する行動、認知、そして情動パターンの特徴的な集合として定義される[1]。一般的に合意されている性格の定義はないが、ほとんどの理論は、動機づけと環境との心理的相互作用に焦点を当ている[2]。レイモンド・キャッテルによって定義されたもののような伝統に基づく性格理論は、性格を人の行動を予測する特質として定義する。一方、より行動に基づくアプローチにおいては、学習や習慣を通じて性格を定義する。それにもかかわらず、ほとんどの理論は性格を比較的安定したものとみなしている

Wikipediaより引用

こむずかしっ!!

2行目で、脳が読むことを拒否しました。結局、ぼんやりしてるなあ。分かりにくいなあ。

他のサイトにはこう書いてあります↓

せい‐かく【性格】
1 行動のしかたに現れる、その人に固有の感情・意志の傾向。「ほがらかな—」「夫婦の—が合わない」
2 特定の事物にきわだってみられる傾向。「二つの問題は—が異なる」「趣味的—の濃い団体」

weblioより引用

お、これは分かりやすい!
行動のしかた・・・感情、意思・・・傾向・・・。
そうか、傾向・・・!

・・・であるならば、私はやっぱり、「性格は変わらない…なんてことはないよ。」って改めてそう思います。

♪もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対~♪ なニュアンスで、

♪もう性格は変わらないなんて言わないよ絶対♪ というフレーズが頭に浮かんだので、ひとまず歌っておきましょう。

変わらないと断言するのは何故?

性格は変わらない、そうはっきり断言しちゃう人は、私もそうでしたが、自分の性格を変えよう、変えたいと思って試しにやってみたけど変わらなくて、「変わらないんだな~」と何度か感じたからではないでしょうかね。

でも、その「変わらないんだな~」という結論を出してしまうのが早いんじゃないかと、今は思います。 性格が変わっていくには時間がかかるから、「変わったなあ」と感じるところまで行く前に結論を出して諦めてしまったのではないかなあと。

 

あとは、「変わらない」と断言しちゃえば、変える必要がそもそもないので、変えるための努力をしなくていいっていうのもあるのでは?

以前、「俺は自分の性格を100%分かっている」と、事あるごとに言っている40歳そこそこの男性がいました。
私は、他人より自分のことの方がよっぽど分からないと思うし、100%と言い切ってしまうところに引っかかっていました。

今思うにその方は、そう自分で言いまくることで、「あなたのこういうところ、直した方が良いよ。」と人から言われないようにしていたのではないか…? と、そんな気がします。
自分の欠点を見たくないから、もうそれは分かっている、と防御していたのではないか?という気がします。

 

変える、ということは、今までとは違う事をしなければいけなくなります。
でもそれが面倒なことだったり、大変だろうなーって思う事だったら、出来る事なら避けたい、やりたくないと思うのが人間ですよねえ。

だから、先手を打っておくんです。性格を変えるための努力をしなくて良いように、「自分の性格は100%分かっている。」「性格なんて変わらないよ。」と断言しちゃう。
そうしたら、そもそも、しなくて良いんです。 しなくて良いのは、楽ですね。


他人に対しても、「あの人の性格は変わらないんだ。どうしようもない。」と自分に言い聞かせている…なんてこともあるかもしれません。 
夫や妻と、どうにもこうにも、すれ違ってばかり。また昔のような関係に…距離を縮めていくには、お互いに歩み寄る努力が必要だけど、いかんせん、相手にその気は無いっぽい。
こんな時に「あの人の性格なんて変わらない。」と考えなくちゃやってられないわ!空しすぎて。悔しすぎて。腹が立ちすぎて、悲しすぎて…!


なんて時もやっぱり、「相手は変わらない」と諦めることで、自分がもうこれ以上、歩み寄る努力をしなくて良いんですよね。

 

性格ではなく癖と言う

何度かこのブログにも書いていますけど、私は、心理療法を受けました。そうでなければ、自分は変わったなあ~なんて、きっと1ミリも感じられない人生を今も送っているはず。

自分のことを客観的に見るのはすごく難しいから、性格を変えたい!と思うなら、自分以外の人に「こういう風にやっていくといいよ。」「ここが変わってきているね。」と、サポートしてもらいながら…でないと、「何をやっても変わらないんだ」っていう方に行きやすいと思うんですよね~。

 


今回の記事では、「性格」という言葉をめちゃくちゃ連呼しましたけど、太鼓の達人並みに連呼しましたけど、普段は、性格っていう言葉を私はあまり使いません。



性格って言ってしまうと、やっぱり、決まったもの、変わらないもの、っていうイメージがどうしてもあるから、最初から「どうせ無理」な諦めモードに入っちゃう。

しかも、ぼんやりしすぎで、範囲広すぎで、何から手を付けていいかも良く分からないじゃないですか。
やらなきゃいけない、でも、やりたくないし、どうしていいのやら…。
はー。面倒だー… となってしまう。



さあ、みんなで一緒にせーの!

 


期末テストかよ!

 

 

・・・。

 

 


そういうわけですから、性格ではなくて ”癖” と言います。

考え方の癖、言動の癖。
癖 と言えば、「癖なら変えられるかも♪」 ってちょっと明るい気持ちになります。

「癖なんて変わらないんだ、こんちくしょうめー!」と言っている人に会ったことはありません。実際、癖だったら、変えられますよね。 
癖は、すぐには変わらないかもしれないけど、変えることができる…っていうイメージじゃないですかね。

 



なんだかんだと書いてきましたけど、今回言いたかったことは、
性格なんて変わらない、自分は何をやっても変わらない、…と思っているあなたに、

そう決めつけて諦めるには早いですぞなもし。 ってことと
自分だけでやろうとしないで、人に助けてもらいながら…が良いですよなもし。 ってことです。

 

 

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