お調子者は超高速ジェットコースターに乗ってるみたい。


私はお調子 のり子と申します。どうもみなさま、はじめまして。



名前がのり子ですから あだ名はやっぱり昔からのりピーでしたけど、 マンモスうれぴー!のあののりピーさんじゃないです。 

だからといって、のり風味のピーナッツでもないです。っていうか、のり風味のピーナッツが存在しているかどうか知りません。とにかくわたしはピーナッツではございません。マカダミアナッツでもないです。マカダミアナッツはチョコにくるまれると美味しさが倍増しますね。
マカダミアとアーモンドとくるみが好きです…って、おいおい!!どこからナッツの話になったん自分?!


あ、なんか一人で盛り上がっちゃってすみません。とにかくお調子のり子と申します。
名前のとおり、お調子者です。どうぞよろしくお願いしやす。


たった今、お調子者です、と自己紹介しましたが、実は自分がお調子者だって自覚するようになったはわりと最近です。

今まで、何度も夫から『お前はお調子者だ』って言われてきたんですけどね、『はい?どこが??』ってまったく気にしてませんでした。夫の言うことがワケワカメでした。

だけどだけど。『自分はお調子者なのかも…』って思うときが出てきました。
過去を振り返っても、やっぱあの時の自分、調子に乗ってたな、って思うこともあるんですよね。名は体を表す、とはまさにこのこと。嗚呼、お父さんお母さん。わたしはしっかりと名は体を表わしました。我が名は、お調子のり子でございます。



ところで、お調子者って、あまりいい意味では使われないですよね。

誰かに「君はお調子者だ」って言われたら、
『お調子者なんだから、気をつけなさいよ!』的な、『いつか痛い目にあうかもよ!』的な意味が込められていると思うんです。

夫がわたしに「お前はお調子者だ」発言をする時はまさしくそうですよね。
『お前まじで、いい加減にしろや!』的なニュアンスがありありと、ありありすぎるくらいに、ありありと感じられますね。っていうか、全面に押し出されてますわね、あの言い方は。あの言い方は…むきぃーーー!!


…はっ!失礼しました。

えーっと。ところで…
お調子者って、正しくはどういう意味なんでしょうか?

お調子者っていう言葉の意味もきちんと知らずに、わたしはお調子者です、なんて言っちゃってるところからして、お調子者なのでしょうか。
さっきも、「どうぞよろしくお願いしやす」って、「します」って言えばいいところをあえて「しやす」って書くところも、お調子者なんでしょうか? ねえ、どうなんでしょうか。誰か教えてください。


・・・。



誰も教えてくれなかったので、自分で調べました。

ちょうし‐もの〔テウシ‐〕【調子者】

(多く「お調子者」の形で用いる)

 おだてに乗って勢いづいたり、得意になったりする人。調子に乗って軽はずみなことをする人。「お調子者でだまされやすい」

 いい加減に相手と調子を合わせる人。「主体性のない調子者」

goo辞書より

うむむむむむ。想像していたよりもキツイ事が書いてあった…。ぐさっときました。お調子者を自覚するようになったばかりなので、直球ストレートはキツイっす!最初はジャブから。練習試合からはじめたいんですけどだめですか?だめですね。

まあでも、そうです。そうなのそうなの…。確かに自分、お調子者ですね、うん。意味を調べて、再確認できました。やっぱりそうなんだなって。どうもありがとうございます、辞書。 


おだてに乗って勢いづいたり、得意になったりする…ええ、そんな出来事もありました。



のり子さんてすごいですね!


わたしはHP制作会社で働いてます。


一日中PCに向かっているから、肩はこるし目は疲れるし。運動不足になるし。時間がすぎるのも遅くて眠気と戦う日々ですよ。お昼休憩の後がピークです。眠いったらありゃしない!!…って、あらやだ、わたしったら悪口ばっかり。ごめんあそばせ。


ある日、いつものようにPCに向かって作業を続けていましたらば…
思いがけない言葉をかけてもらえたのですよ!


後輩A
後輩A

のり子さんて、タイピングがめちゃめちゃ速いですね!!!

上司B
上司B

うむ、君がいてくれると本当に助かるよ!
Z部長も褒めてたぞ。

 

 


褒められたんです。すごいですね!!!って、ビックリマーク3つつくくらいの勢いで褒めてもらったんです。いや、ビックリマーク5個でもいいくらい。じゃあ間をとって4つにしましょう。それで決まり!!!!びっくり4つです!!!!


ぶっちゃけ、内心は「自分はけっこう仕事できるよね?!」って思ってはいたけれど、面と向かって評価されたことがなかったのですごいテンションあがりました。
それからしばらくして、お給料がアップしました。
一気に、かなり、あがりました。

それだけ評価してるってことだから。と上司から言われました。


え!!そうなん??わたしって、そうなん?!?! そ・う・な・ん・で・す・か!
テンションがぐいーーーんとあがります。

やっぱり、お調子のり子ですから・・・こう↓なりますよね。




すごいやん。
マンモスすごいやん。

え、すごいやん。
っていうか、すごいやん。

自分、スーパースター的な感じですか?
すごい すごい すごいやん。


やっば!わたしってすげー仕事できるんだし!!自分、すごいんだし!!っていう方向に全力疾走しはじめました。

とんだ勘違い野郎です。ここだな、ここで調子乗りが始まったんだな!って思う部分です。


でも当時はそんなことには気づきません。自分がまさかのお調子者だなんて!! お調子のりピーナッツだったなんて!いや、ピーナッツちゃうわ。マカダミアもちゃうで。

そんなこんなで、お調子乗りはどんどん加速していきました。
この加速ぶりはまるでジェットコースター。

♪恋はジェットコースター 時のレールを走りながら♪ …という曲はKinKi Kidsさん。でもこの話とKinKi Kidsさんは無関係です。

ったくみんな、仕事ができないんだから!

仕事ぶりをちょいと評価され、ジェットコースターがぐいんぐいんと上に登っていく中…できない人がやたらと目について、気に障るようになりました。

間違えてばっかりのあの人に、何やってんのさ!!ってイラッとするんですよ。
自分なら20分で仕上げられるけどあの人なんで2時間もかかってんの?真面目にやってよ。ってイラっとするんですよ。
やたらとイラッとするんですよ。イライラしまくりなんですよ。

そうして、家に帰って夫に、いかにみんな仕事ができないか、っていう話をため息まじりにするんですよ。

すると、けっこうなマジ顔で言うんです、夫が。

 
夫
 

あんま調子にのるなよ。天狗になってると嫌われるぞ。
お前はお調子者なんだから。

のり子
のり子

・・・・・・・・・・。

のり子
のり子

ああん??

 

夫の言うことがわかりません。

は?何言うてはりますのん、この人?? です。っていうか、夫の言葉にさらにイラッとします。
なんでやねん、会社でイライラ、家でもイライラ。なんでやねん。なんでやねん。


あの時、夫が言う言葉を素直に聞き入れてりゃ良かったんですが。いかんせん、お調子乗りですから、一度お調子に乗っちゃったらなかなか降りれませんのです(-_-;) 痛い目にあうまでは。


ジェットコースターって、まずはどんどん上に進んでいきますが…その後どうなるかって、すごいスピードで急降下しますよね。
お調子のり子が乗ったジェットコースターも同じです。ついに、急降下する日がやってきました…。

すげーできる人 現る!

後輩A
後輩A
 

うわー!Cさんてタイピング、ちょー速いですね!!すごっ!!

後輩B
後輩C
 

ありがとうございます! いやぁ~照れますね。

別部署から異動してきたCさん。すげーの。タイピングの速さがすげーの。っていうか、作業全体が早いの。しかも、人柄もいいの。愛想が良くて感じの良い子なの。できる子なの。できるの。わたしより、できるの。

大事件なの。大事件が勃発したの。

ちょっとどうしてくれんのさ!あーたが来るまでわたしが一番すごかったのよ。あーたのおかげで二番になってしまったじゃない!あーた、どうしてくれんのよ!あーた、まじで、ちょっとあーた!!!

わたしは焦りました。まずい。まずいぞ。これはまずい!!!


アップダウン激しのり子

お調子者っていうと、なんかこう…能天気なイメージがありませんか?
深く物事を考えないタイプとか、楽観的な人っていう印象。

でもそんなことないですわね。わたしは、違いますわね。

ジェットコースターが上がっている時は調子に乗って周りが見えてないから確かに能天気なんだけど、下りはじめたら、気分も一緒に下ります。

そうして落ち込み、焦り…。
どんよーり、うじうじ、ネチネチ…がはじまりますね。




上りはこう↓



で、下りはこうなる↓


Cさんの登場から、仕事では常に戦闘モードになりました。

負けてらんない!また一番になりたい!!と鼻息荒く仕事をし、できない人たちには相変わらずイライラし…心はささくれだちまくり。 ささくれのり子の誕生です。 ささくれちゃん、ハッピーバースデー!!

なんて言ってる場合とちゃいます。

負けたくなくても、負けてるんです。
だけどそれ、認めたくないから、Cさんの粗探しをしてみたり
周りの人達にますます厳しい目をむけたり。




とはいえ。

Cさんにライバル心燃やしまくりでも、仕事ができない人にイラッとしても、それは誰にもバレてない、気づかれてない。と思ってました。態度に、出してないつもりでした。

だけどさ、やっぱり、分かりますよね、そういうのって。なんとなーく。
見た目とか雰囲気に現れますもんね。


わたしも、調子に乗ってる人ってなんとなく分かります。そして、うっわあ~この人調子乗ってるし!!って、引いてしまいますね。でもってなるべく近づかないようにしますね。


きっとわたしも、 夫の言うとおりで。
こんな状態↓だったんじゃないかと、思います。

のり子、陰口言われるの図






自分は仕事ができる!自分はすごい!って調子に乗りだしてからというもの…

感じが悪いのり子になりました。

上から目線のり子になりました。

あんた何様?のり子になりました。

浮いてるねのり子になりました。

たくさんののり子が誕生しました。
みんなーーー!!お誕生日おめでとう!
ハッピーバースデ……ハッピバ…うっうっうっ(இдஇ )

ジェットコースターで登ってるときはそんな自分に気が付かず、絶好調だと勘違いしてましたけど、下りはじめてからは…気持ちが不安定で仕事にも集中できません。
しかも胃の調子もなんだか変だし、肌は荒れてるし。

夢の中じゃ、Cさんに勝った負けたと喜んだり大泣きしてるんですよ。
夢の中でもイライラしてて、寝てるんだか寝てないんだかわからんし…。

なんか変だ、これはちょっとやばいかも、って思うようになりました。

それもこれも、Cさんが来てからだ。くっそーCめえええええーーー!

とメラメラする気力もなくなりはじめたわたしに、夫が言いました。



夫

だから言っただろ。調子に乗るなって。

・・・ん?
今、なんて言ったの??

夫

調子に乗るからだって。


へ??

・・・??





ええ?!
わたし、調子に乗ってたんですか?!





びっくり仰天玉手箱。そうですか、わたしは調子に乗っていたのですか。
ああそうですねそうですね。わたしの名前はお調子のり子。お調子のり子と申します。


お調子のり子が思うこと

こうして書くと一連の出来事があっという間だったように思われるかもしれませんけど、そんなことはありません。

Cさんの登場から自分がお調子者だってことを自覚するに至るまでに
1年以上かかってます。長かったですね。

そうして今、お調子のり子は、超高速ジェットコースターに乗ったことによって、気をつけなきゃいかんことがちょっとずつ分かってきました。

それは、褒められたときこそ要注意! ってことです。

「のりピーってすごいね!かっこいいね!素敵だね!」
そんな褒め言葉ひとつで、おお、まじっすか!?とお調子の芽がニョキっと生えます。

このときに芽が出たことに気がついてすぐに摘めるかどうかがポイントです。
そのためには、自分がお調子者だってことを自覚することが大前提ですね。
そうじゃないと、「芽が出たの?ハイビスカスの?ほお、それは楽しみねオホホ♪」
なんて、頓珍漢レディになってしまいます。

お調子者だと自覚しておくこと。そして褒められて嬉しくなったら、嬉しいもんは嬉しいんだからまずはひとしきり喜んで、そのあとに

いかんいかん。わいはお調子のり子やさかいに!調子ぶっこくでねーど!って、自分にびしっと言っておかないとだめですね。っていうか、どこの方言ですかこれ。


芽の出始めですぐ摘む場合は片手でプチっとすりゃ終わりますから、「ん?今、なんかした??」くらいで済みますし、そのあとにもっと良い芽が出てくる可能性が高いですけれども。

お調子の芽が育ち過ぎたらねえ。もうチェーンソーレベルですよ。イテテテテテテテテ くらいじゃすみません。

うぐおうがあおげげげげ、うぎゃあえおおおえい です。


わたしの場合、夫がすぐに芽を摘もうとしてくれたんですけどねー。聞く耳持たずでしたからね。わたしこそが、あらまあ、ハイビスカスが咲くんですねオホホな頓珍漢レディでした。

なので、 うぐおうがあおげげげげ、うぎゃあえおおおえい ということになりました。


はっきり指摘してくれる人はありがたい存在です。耳がイタイ時もありますが。何か指摘されたら「え、まじで?受け入れたくないけど、そうなんかなあ・・・」くらいは、受け入れる耳をもっておきたいなと思っています。

難しいけどね。だって、夫だからね。難しいけどね。まあ、でも、やってみるよ。うん、やってみる、のり子やってみる!!!




でもでも!お調子者にだっていいところだってあるんです。

それは、褒められるとけっこうなパワーを発揮するってこと。
例えば仕事で評価されたら、よっしゃー!もっとがんばるぞー!ってさらに上を目指して集中して取り組めるし、見た目を褒められたら、ならばもっとキレイでいよう♪ってさらに磨きをかけられたり。

向上心っていうんですかね。そういう気持ちを持つことは大切ですよね。だよねだよねそうだよね!

ただ。
人と比べるのがNGなんですよね。

誰かと比べて、自分はすごい、って調子に乗るのがあかんのです。
優越感に浸って上から目線になるから、「何あの人、感じ悪!!」って嫌煙されちゃう。

それに、誰かと比べてすごい、ってことは、他の誰かと比べたら自分ダメ、ってことでもあるわけでして。
それって本当の自信とは違うから…これじゃあ超高速ジェットコースターに乗りっぱなしですよ。そんなんいやや!!!


とはいえ、わたしのお調子者歴はきっとかなり長いので、これからだって要注意です。

お調子の芽がぐいぐい育っていかないように、「お調子の芽つみつみパトロール」をしっかり行っていきたいです。お調子の芽つみつみパトロール隊の隊員には夫もいます。今、勝手に入隊手続きを済ませました。

このようなお調子者話は、まだあります。
まだありますし、これから先も出てくる可能性もありますね。

その際はここで披露させてもらいますので、どうぞよろしくお願いしマンモスのりぴー。




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