【現実逃避と妄想】言いたいことをビシッと言えるようになりたい


言いたいことがはっきり言えない というお悩みはけっこう多いと思うんですが、皆さんはどうでしょうか?

『ああん?言いたいことはちゃんと言わなアカンでしょ。ビシッと言うに決まってるやん。なめてんの自分?』というような、どんとこいタイプの方は、申し訳ないですけど、まだはじまって3行ですが、『そうですね。それではここでさようなら』とお別れしなければなりません。

なぜなら、これから書くことは、言いたいことがはっきり言えない自分が嫌で、ビシッ!とはっきり言える人に憧れていた という話だからです。

ということで、どんとこいタイプのあなた、また会う日まで、さようなら。


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良い人だよね、ってよく言われる人は…

『あなたって良い人だね』って周りから言われる事が多い人ほど、言いたいことはある。でも言えない・・・とストレスを感じることが多いんじゃないでしょうかね。

だって、良い人って『都合の良い人』なんて言われてしまうくらい、相手に反論したり、怒ったりってことを滅多にしないですもん。外では波風を立てない分、自分の中に溜め込んで堪えてしまうことが多い気がします。

わたしもそうです。意見を言ったり反論したり自分の気持ちを素直に伝えるっていうことが、なかなかできないんです。

 

あれ?? 

今、ふと、疑問が。

わたし、『良い人だね』なんて言われること、あったっけ??確か、3ヶ月くらい前に言われたんです。でもそれより前に言われた事って・・・あったっけ?? ないような気がする・・・。

まさか、「わたしは良い人タイプ」って自分で勝手に思い込んでいただけ? 
一回良い人って言われただけなのに、『自分、良い人ってよく言われるんですよねー(^^ゞ』・・・って、エヘヘ顔をしてたのかい??? 

まじですか!? エヘヘ顔してる自分にすっかり引きました。


あのー・・・あなたは大丈夫ですかね?
自分は良い人だって勝手に思い込んでいるだけ、なんてことはないですか??そこんとこ、大丈夫ですかね?? わたしのようなとんだ勘違い野郎にならないように、どうぞお気をつけてください。 

ちなみに今後は自己紹介をするときは『はじめまして、とんだ勘違い野郎と申します。自分は良い人と思いこんで早25年。演歌歌手でいうと大ベテランですか?中堅ですか?どちらでもいいですね。どうぞよろしくお願いします。』と、とんだ勘違い野郎だということをいきなりカミングアウトしようと思います。

 

 

ドラマの主人公がビシッとしてて・・・

先月、菅田将暉さんが主演の『3年A組~今日から皆さんは人質です~』というドラマを見ていました。息子が夢中になっていたので、なんとなく一緒に見ていたんです。


中でも特に印象に残ったのが、


菅田 将暉さんのメガネが真ん丸だったということと、

菅田将暉さんの前髪がクルンクルンだったということです

どこからどうみても、3年A組の菅田将暉さんですよね。


しかし、もしもわたしが菅田さんのような丸メガネをかけてクルンクルンヘアーにしていたら、周囲の方々から『ウケ狙いで寒いことしとるなー』と思われ、サムい人認定されてしまう気がします。
周りから、完全に浮くと思います。


似合う?



さすがイケメンですよね。どんなメガネでもどんな髪型でも、かっこよくなるんですもん。
ほんと、くるんくるんだったし、真ん丸だったなー・・・。




・・・じゃなくて。


じゃないでしょうに。そんなことが言いたいんじゃないんや。
おてもやんイラストまで描いてさ、わたし一体何をしたいだろう・・・謎。




違うんですよ。思ったことはこれです↓


菅田さんが演じる高校教師の『柊(ひいらぎ)先生』が、ビッシバッシと言いたいことを言っていてかっこいいなーーーー!

です。



言いたいことをはっきり言えないわたしとは正反対ではあーりませんか!
ビッシバッシの対義語はなんですか?ナッヨナッヨですか?言いにくいですね。試しに言ってみてください。

せーの!

『ナッヨナッヨ!!』


ほらね?言いにくいでしょ?

ちなみに、ナッヨナッヨは、ローマ字入力でも打ちにくいですよ。今、何回も打ち間違えました。それではPCの電源をわざわざつけて、ナッヨナッヨとローマ字入力してみてください。

ほら、すっげー打ちにくいでしょ?


ナッヨナッヨって、なにげに自己主張すげーナ!!全然ナッヨナッヨしてないやん!どうなってんねん!ウケるー!!!!





・・・すみません。 ナッヨナッヨで一人盛り上がってしまいました。
とにかくですね、ナッヨナッヨなわたしの目には、ビシッとしている柊先生がキラキラ光り輝く、かっこいいスーパースターにうつりました。



ビシッと言える人はかっこいい人

子どもの頃から、人前では小さくなってモジモジしている女子でした。 
父は自営業だったので、いろんな人が家に出入りしていました。学校から帰ってくれば誰かしらが家にいる、という状態だったので、挨拶をしなければいけません。

そのたび、大人たちから言われていたのが『大人しい子だねえ』です。
大人しい、と100万回は言われたんじゃないでしょうか。


元気いいね、って言われたら、褒められた!って嬉しくなります。
大人しいね、って言われたときだって「ヤッター!!!!」って喜んだって良いはずなのに、一度も嬉しくなったことがありません。むしろ、言われるのがすごい嫌でした。

大人しい=だめなこと。
大人しいわたし=ダメなわたし。

言われるほどにそう思い込んでいったようです。

もしも、大人しいね を褒め言葉として受けとってていたら100万回以上のやったーーー!!!!を味わえたってことですよ。もったいな!

周りの 大人たちは、大人しいねって、別に悪い意味で使っていたわけじゃないかもな、と思います。まあ、褒め言葉でもないでしょうけど、普通に、特別意味もなく、感じたままに大人しいね、と言っていたんじゃないでしょうかねえ。


小中学校で、児童会長とか生徒会長に立候補する人、いますよね。ああいうことができちゃう人ってやっぱり、ビシッとしていて人前でも堂々と発言ができるんです。
いいなーーーって思っていました。 かっこいいなあと。

ようするに、小学生の頃から、大人しいナッヨナッヨな自分はダメだと思っていて、ビシッとしている人に憧れてたってわけです。


言葉が出てこなかった出来事

先日、学校に呼び出されました。 息子とクラスメートの間で何やらトラブルが発生したとのこと。
学校に呼ばれるなんてはじめての経験です。
何があったんだい、おいおい、まじかよ!と、緊張しながら学校に行きました。

担任の先生から事情を聞くと・・・息子は、まあ、なんというか、やられた方だったんですね。
それで、相手の子の親が謝りたいと、わたしを待っていました。


保護者、謝るの絵






この時。
わたしは自分がつくづく嫌になってしまいました。

なぜなら・・・ これしか言えなかったからです↓




保護者A
保護者A

すみませんでした・・・

わたし
わたし

あ、はい・・・。わかりました・・・。







『はい わかりました』

以上。





・・・は?

自分に、は?




ですよ。


以上。

じゃねーわ!
もっと、言うことあんだろーがい!!!

ですよ。

何か、言いたい。でも、言葉が出てこないんです。
何て言えばいいか、わからない。


自分てナッヨナッヨだよなってつくづく嫌になりました。

そして、保護者と別れたあと、むしょーーーに腹が立ってきました。
『うちの息子に何してくれとんねん!ムキキキキキキー!』です。


もっと言えば良かった。ふざけんなって言えば良かった。何で言えなかったんだろう。
そんなにまでして良い人ぶりたいんか。 っつーか、許せん!!!

腹立たしさが、半端ないですよ。
今どきの言葉で言ったら パねえ、ですよ。

パねえ パない パナソニック 

パなすぎて、新しい三段活用が出来上がりました!!!やったね!!


それにしたって、全然、違う。
3年A組の柊先生と自分、全然、違う。
生徒会長に立候補して堂々とスピーチしてた同級生とは、全然、違う。

自分てダサいな・・・カッコ悪・・・。

怒りに悲しみに悔しさに恥ずかしさに・・・色々な感情がありました。

妄想の中じゃ自分はビシッとしてる。

言えない自分が嫌になり、腹が立ち・・・こんなとき、昔からすることがありました。それは、その場でビシッ!と言えている自分を、妄想することです。

妄想の中のわたしは・・・


保護者A
保護者A
 

すみません。

 

わたし
わたし

は?すみませんではすみませんよね?(ビシッ!) 

 
保護者A
保護者A

は、はい・・・。

 

わたし
わたし

大切な息子に何してくれんですか!!(ビシッ!) 



保護者A
保護者A
 

すみません。

 

わたし
わたし

だから。
すみませんではすみませんから。(ビシッ!)

わたし
わたし

あなたのお子さんに、ウチの息子、何もしてないですよね。
一方的過ぎませんかね。(ビシッ!)

わたし
わたし

二度としないでください!!!(ビシッ!)

 

わたし
わたし

ちなみに、すみませんではすみません、ってダジャレじゃないですから。(ビシッ!)

 

 
わたし
わたし

あなた、今、腹の中で「こやつ、ダジャレ言ってるし(゚∀゚)!」なんて、笑いを堪えてないですよね?(ビシッ!)

保護者A
保護者A

もちろんです。

わたし
わたし

わたしはねえ。
今、へそで茶を沸かせるくらい腹が立ってますから!!(ビシッ!)

保護者A
保護者A

あの・・・すみません。
それは、『はらわたが煮えくり返るくらい』の間違いでは・・・?

わたし
わたし

なんですって?!(ビシッ!) 



わたし
わたし

へそが茶を沸かすくらい腹が立つ、という前代未聞の表現をしちゃうくらいに腹が立ってるっていうことですよ!!(ビシッ!) 

そういうことでしょうよ!!!(ビシッ!) 






・・・というように。

妄想の自分は、ビシッとしていて、その姿はまるで柊先生です。
柊先生 の方がよっぽど頭の良い発言をしていましたが?・・・と、あなたが思ったことは横に置いといてください。わたしも思ったのですが、横においておきます。

妄想の自分は、クルンクルンヘアーの丸メガネもよく似合っています。おてもやんに見えるかどうかは置いておきます。


とにかく、妄想の世界には、言いたいことがはっきり言えないダサくてかっこ悪い自分は、どこにもいません。




今回に限らず、おそらく小学生の時から、言えなくて悔しかったり情けなかったり腹がたったときに、このような妄想を繰り返してきたんですが・・・こういう方ってどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

ビシッとかっこよく決まってる自分を妄想するって・・・けっこうレアですか?それともあるある?みなさんはしませんか?


長くなったので・・・次の記事に続きます↓↓↓

【現実逃避と妄想】言いたいことをビシッと言えるようになりたい②
言いたいことがビシッとはっきり言える人にあこがれて、ビシッと言えている自分を妄想しては現実逃避する生活。言えない自分を嫌っていると、こんなダメな自分は人からどう見られているか・・・と人の目が気になります。でも、言いたいことが言えない自分、でもだからダメなんじゃない、です。

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