あの人のここが嫌だ、あれが嫌だ!とやたらとイライラして、「あの人はなんでこうなの?!」「なんでああなの?!」と人の嫌いなところばかりが目につくとき。
ちょっぴり自分の気持ちを落ち着かせる考え方があります。ありました。ありますよ。
それはこう考える事です↓
自分ならしないのに!が自分を苦しめている。
昨日と今日とで言ってることが180度変わっていたり、
人の手柄を自分の手柄として報告していたり、
あんなに悪口言ってたくせに、その人の前ではゴマすりも甚だしかったり。
上司の前だけ、頑張ってる風を装って、後は怠けていたり。
素知らぬ顔でうそをついたり。
人のせいにしたり。
おせっかいが過ぎたり。
先輩と後輩とで、態度が全然違ったり。
いるよね~いるいるいる~!!
そんな人を前に、腹が立ったり、ガッカリしたり、悲しくなったり。
こんな時って、「自分なら、あんなこと絶対にしないのに!」ってどこかで思っていると思うんですよね。自分だったらしないこと、ありえないことを、平気でやってくれるから嫌なわけで。
自分もするのであれば、「自分もするからな~、それ。」って、気にならないですよねえ。
でも、こんな風にして「自分だったらこうだ。」とか、「普通はこうだ。」という自分の中の常識を基準にして人をジャッジしているがために許せないことが多いのだとしたら、そこをやめたらいいのではないか?とある日思いました。
で、このように↓考えてみたらどうだろう?と。
相手は、他人が嫌がることをわざとしているワケじゃないんだろうな。
その人にとっては、それが、普通のこと、なんだろうな~…
いや、たまには、悪意があって、わざとしてくることもあると思います。いじめはそうですよね。
でも私自身振り返ると、「この人、なんでこんなことするの?!あんなこと言うの?!」って、人の嫌な所ばかりが目に付いてイライラしているときを思い返せば、相手に悪意はなかったことが大半だったなと思うんです。
あるいは、良かれと思ってしてくれたことだったな、と思うんです。ただ、自分にとってそれが「嫌な事」だっただけで…。
具体的にちょっと変えてみる
他人の欠点ばかりが目に付くときって、その人が嫌、ということだけじゃなくて、そんな風に欠点ばかり見ている自分自身も嫌なんですよね。
それで「なんで自分はこうなんだろう…」と自分を責めるっていうのがいつものパターン。
だけどそれでは、いつまでも同じところをぐるぐるしているだけで、自分を嫌うばかり。嫌な人は嫌な人のまま。むしろ増えていくかも?
だから、まずは、自分の考え方をちょっと変えて、ちょっと気持ちを落ち着かせることを。
そうしたらちょっと前向きになれるかもしれないし、そうしたら、許せることがだんだん増えてくるかも♪
そうする方が自分のためになり、周囲とのコミュニケーションも円滑になりますね。
だから、他人の嫌なところばかりが目に付く!という自分に気付いたら、
と考えてみるのはいかがでしょうかね、お嬢さん。(誰?)
それに、自分も、知らぬうちに周りの人をイラつかせている時も、あると思うんですよ。
自分だけは、周りの人をイライラさせていない!私はまとも!!私だけがまとも!!
なんてこと… ないでしょうなあ。
自分の中では”ふつう”なことが、他人にとっては”ありえない!”ことで、知らないうちに、周りの人に不快感を与えている、かもしれない。
だから、お互い様、かもしれない。
とこんな風に考えて相手をまた許せるようになったら、めでたしめでたし。ですし、いやいややっぱりあの人のここは許せない!困っている!迷惑!まじ、勘弁してよ!
ベランダに干している布団をたたきながら、出ーてーけ!出ーてーけ! と叫びたい!(そんな事件があったね?)
…というのであれば、”その相手に対して、自分はどんな風に接するのか?” と、具体的な対処法を考えて実行していく方が良いですね。
なんでもかんでも自分が我慢すればいいっていうのは違いますんでね。そんなときは、私が行っているセミナーやれんしゅう倶楽部で具体的な対処法を手に入れましょう。そして行動すればきっと少しずつ、変わっていきますから♪