普段何気なくしている会話に驚いた話

いきなりですが質問です。
あなたは昨日、家族や友達や仕事仲間と、どんな会話をしたか…覚えていらっしゃいますか?

うーん…。昨日、何を話したっけ!?
思い出せないなあ…。


はい、そんなあなたと、ハイタッチしましょう!…もとい、コロナ禍だからエアーで。エアーハイタッチで。距離は10メートル開けて(遠っ!)、ハイタッチのエアー版でね!


私もそうです。そうなんですよね。
家族や仕事の同僚など、毎日のように顔を合わせている人との会話って…普段、何を話しているのかあまり気に留めていないんですよねえ。


相手が初対面だったり、お客さんだったり、会社の社長だとか…適当に話ができない…会話するとなると緊張する人だった場合は、けっこう覚えていると思うんですよ。
失礼のないようにと話題を事前に考えたり、言葉を選んだりしてますからね。
よく話をする、気を遣わない相手との会話ほど、何を話したか思い出せないんです。


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マイナス発言、多し!

身近にいる人たちとの会話は、あまり覚えていない…。それが当たり前で、それについて何か考えることもないまま、ここまで生きてきたのですが。
ある日、飲食店の料理をテイクアウトして、家で息子と食べていた時でした。
お店のホームページの写真がね、とても美味しそうだったんで、じゃあこのお店のテイクアウトしてみよう!ってことになりました。

でも、いざ頂きましたら…期待していたほどじゃあなかったんですよね。あれ…??あれれ???



わたし
わたし

うーん。味、イマイチだなあ…。



何気なく、つぶやきました。すると息子が言いました。


息子
息子

そう?おいしいよ。




そうして私は、ハッとしました。 私、今、マイナスなこと言ったなあ。
っていうかさ、私ってよく、家でマイナスな事、言ってる気がするなあ…。
疲れただの、面倒くさいだの、そういう事も、よく言ってるなあ…。
マイナス発言、多くないか…??


そこから、普段どんな話をしているんだろう?って気になり出しました。


お腹が痛くなるくらい笑った記憶

ある日、母と電話をしていたときも。 何気なく話していることを改めて意識してみたら…。

コロナの話題、挨拶をしないご近所さんの事、お金の心配、体の不調などなど。
暗い話だったり、将来の不安だったり、嫌な出来事だったり…話していても、気分が明るくなるような話題が少ないな~!ってちょっと驚きました。

もちろん、こんな面白い事があったよーっていう話もするんですけど、割合としたら少ないんですよね~。ありゃま、こういう会話を長い事続けてきたのかあ~…。


学生の頃や、独身時代を思い返すと、お腹が痛くなるくらい笑ったことがあったけど、今って、そういうのも、ないなあ。

『あひゃひゃひゃひゃー!いたたたたた、お腹痛い、お腹痛い、もう無理!あひゃひゃひゃひゃー!!』 みたいな。 笑い過ぎてあご痛いわ~! 笑い過ぎて、涙、出てきたーていう。


そういう事、いつからなくなったんだろうか…。ムムム。
まあ、乙女の年代は、箸が転んでもおかしいんだから今とは違うのでしょうけど、それでも今だって、面白い話をしたらやっぱり笑うんだよね。


せっかく会話するのだから、つまらない話より、明るい話、楽しい話、心がほっこりする話、笑える話をしたいなあ。
これを話したい!聞いてほしい!っていう話題が、暗い話だとか、辛い悩み事だったり…っていう場合、それはそれで良いんです。 そうではない、意図のない…何気ない会話はね。やっぱり沢山笑顔になりたいなあって思います。
家族のように大切な人との会話こそ、特にね。

それから、楽しい話とか明るい話をすることを心がけるようにしました。

…でもね。 これがまた、あまり浮かんでこないんですよ。何も考えずに話すときは、話題にちっとも困らなかったのに、楽しい話を…明るい話を…って意識すると、スルスルと出てこないんですよねえ。
出ろ!出ろ!とうなっても、なかなか出ないんです…。

これを、トークの便秘現象 と名付けました。

トークの便秘現象です。…うまい。 これは我ながら、うまい例えぞよ! 山田くん、座布団を一枚くださらんか。

気付いたなら、気を付けることができる。

マザーテレサのお言葉。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。


なぜ、面白くない事、つまらない事を普段、多く話しているのか…それは、頭の中でそのようなことを考えているから…でしょうねえ。
見ている方向が、そっちが多いんです。
まあね、だから私は今、考え方の癖を変えていく努力を続けているわけで。そりゃそうだ、って話なんです。

でもね、ワンオペ育児で鬱々としていた10年位前と比べたら、今の方がずっと考え方も前向きだし、気分も明るいし、そもそも今こうして『できるだけ、明るい話をしよう!』って意識すること自体、考え方が変わってきてるってことだと思うし。
こういうチャレンジ↓をしている事もまた、そうだと思います。

自分の気持ちを言葉にして伝えるチャレンジ
家でも外でも『自分の気持ちを言葉にすること』を意識しています。特に、嬉しいとか幸せとか、楽しいとか、ポジティブな気持ちを。何故かというと、自分の気持ちを言葉にして伝えることで、相手に自分をより知ってもらえるし、自分の心を開く行動なので、相手...

だからこれからも引き続き、思考に気を付け、言葉に気を付け、行動に気を付け・・・と、取り組んでまいりましょう。


みなさんも、普段どんな話をしているんだろう?って、改めて意識してみると、新たな発見があるかもしれません。 
気付かなかったら変えることができないけど、気付いて『あら、いやだ!不満ばっかり口にしてるわ!』ってなれば、そこから変えていけますもんね。 気をつけなさいって言われても、気付いてなくちゃ、気を付けることがそもそも、出来ないですもんね。


そうして、大切な人との会話こそ、話していて明るくなったり、笑えたり、楽しくなったり、ほっとしたり…そんな話題を増やしていきたいですね。

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