ある日の朝…息子がひどく緊張していました。
その日は、学校の一大イベントがあり、朝早く、車で息子を集合場所まで送っていく必要がありました。
その一大イベント、息子にとって、緊張するのは当たり前だのクラッカーな内容でした。
そりゃ、緊張するよね。当然だよーと言いながら、ガッチガチに緊張している息子を隣に乗っけて、車を運転していたら。
おや・・・なんだ、なんだ?!
わたしまで 緊張してきたぞ!!!
えっ!? 心臓がバクバクしてきた!!!
緊張が伝染してる!?
安心感が伝染するように。
車の運転で若干の緊張はしていたものの。
ここまで緊張することではないよなあ。お隣ボーイの緊張がうつってる気がするぞー!
緊張している人のそばにいると、自分も緊張するって、聞いてはいたけど、どこか他人事でした。でも自分がリアルに感じて…すごー!!!って、妙に感動してしまいました。
驚き桃の木山椒の木とは、まさにこのこと。
誰かに、驚き桃の木山椒の木ってどういう意味?と聞かれたら、真っ先にこのエピソードを話そうぞ!
さて、息子が車から降り、家まで一人で戻るうちに私の緊張はほぐれていきました。そんな中、思いました。
緊張感が伝染するなら、反対の、安心感だって、伝染するよねえ。
あんまり深く考えたことがなかったけど、確かにそうだなあ。
私ががちがちに緊張していたり、焦っているときに、相手の方が、リラックスしていて、「まあまあ落ち着きなはれ~。」って、のんびりと茶でもすすっていて、のんびりと茶でも淹れてくれて、ゆっくり話をしてくれたら…緊張感や焦りが落ち着くだろうな。
不安なこととか愚痴、不満。そんなことばかり言っている人といると、気分が暗くなるし、
ほのぼの、ほんわか、楽しい…そんな人といるときは、私も明るく、楽しくなるとか、
そういうのも同じだろうな。
どんな人と付き合うかって、すごく大事だな~。
どんな人といたいか、自分のことをよく知ろうとすることも、大事だな~。
今回は、息子の緊張感に私も呑まれてしまいましたが、本当は、反対のリラックス状態がいいんだ!
息子が焦って早口になるなら、私はいつも以上にゆっくりと話そう。
息子が顔面蒼白でいるなら、私はいつも以上に笑顔で、口角を上げようではないか!
そうして、緊張感じゃなくて、安心感が伝染していくように、心掛けよう。今度からは。
家族だけじゃなくて、どこにいても、誰といても、同じ。
心掛けひとつで、周りの人の気持ちが明るくなったり安心したり、ほんわかしたり…気付かないところで、互いに影響し合ってる。
だから、ほんの1ミリでも、ほんの1ミクロンでも、どこにいても、誰といても、良い方に気持ちが動く方を選びたいな!
出来ない日もそりゃあるけど。出来る日はやろう…!ってことで。
高望みせず、その時の私に出来ることをしようと思った、ある日の朝でした。